更新日:2025-08-02 11:45
投稿日:2025-08-02 11:45
「冷酷と激情のあいだvol.257〜女性編〜」では、実母にセクハラを繰り返す義父に不快感を抱く妻・英里さん(仮名)の苦痛をお届けしました。
夫であるヨウスケさん(仮名)は、自分の父親の行動をどう捉えているのでしょうか。
夫であるヨウスケさん(仮名)は、自分の父親の行動をどう捉えているのでしょうか。
37歳、そんなに騒ぐこと?
「どうもこうも、別にそこまでの話じゃないかなって。オヤジはもともと陽気な性格で、お酒が入るとそれがさらに強調されるんですよ。
俺と飲みに出かけたときも、お酒が回ってくると、見知らぬ女性に話しかけてお酒を奢っちゃうような人なんです」
妻が「セクハラだ」と訴える父親の行為は、ヨウスケさんから見ると「馴れ馴れしいが、騒ぐほどでもない」とのこと。
義母には申し訳ないけれど
しかし義母が、自分の父親の行為に困惑している認識はあると話します。
「義母には悪いなあ…とは思いますよ。でも、『義母にセクハラするのやめろよ』とは言いにくいんですよ。本人には、セクハラの自覚がないですからね。
変に騒ぎを大きくしちゃうと、たぶん両家の関係もおかしくなりそうだし。
だから俺は、あえて静観しています。本当はオヤジが空気を読んでくれるのが一番なんですが…」
ヨウスケさんは「された側が不快だと感じたら、意図的でなくてもハラスメントに該当する」という定義も理解していますが、父親に強く言えない理由が、もうひとつあると打ち明けます。
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