賃貸の壁、将来の不安…独女が「ひとりで生きていく」ってどうすれば? これからの“住まい”を考える

mirae.(みれ) ライター
更新日:2025-08-07 11:45
投稿日:2025-08-07 11:45

自分らしく暮らしたい、でも「ひとり」はちょっと寂しい

 それでもやっぱり、「自分の居場所を持ちたい」という気持ちは強くなっています。

 誰にも気を使わず、好きな音楽をかけて、好きな時間に食べたいものを食べる。そんな一人暮らしの心地よさは、手放したくない自由です。

 でも、風邪をひいた日や、夜に不安を感じたとき、誰かの存在がほしくなることもあるんです。

 最近では、できればペットと暮らせたら…という思いも芽生えてきました。ちいさな命と暮らすことで、心がじんわり潤う気がするからです。

 ひとりは気楽。だけど、ずっとひとりなのはやっぱり少し寂しい。そんな揺れる気持ちと、日々向き合っています。

“ひとりでがんばらない”新しい暮らし方

 最近、ほんのりと憧れているのが、同じような境遇の女性たちと“一軒家でゆるく同居する”という暮らし方です。

 全員に個室があって、リビングやキッチンは共用。朝は「おはよう」、夜は「おやすみ」が言い合えるだけでも、どこか心があたたかくなる。

 血のつながりはなくても、似た価値観を持った人たちと「ほどよく支え合える暮らし」ができたら──そんな未来を思い描いています。住まいは、“どう生きていきたいか”を映す鏡なのかもしれません。

「一緒に住もう」と言い合える誰かに、いつか出会えたら。

 それが女性でも男性でも、性別に関係なく、心置きなく安心して過ごせる関係なら、なおのこと素敵だと思います。

 この先、そんな未来が少しでも近づいたら…。

 そう思うだけで、これからの暮らしに、ほんの少し希望が湧いてくるのです。

 アラフィフ独女、これからの住まいに、やさしい光を見つけていけたらと思います。

mirae.(みれ)
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アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
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