猛暑でも“元気すぎる”青い花。「アムロ、行きまーす!」ばりのタフな優秀選手、玄関に飾るのがオススメな理由

斑目茂美 開運花師
更新日:2025-08-27 11:45
投稿日:2025-08-27 11:45

お庭仕事のお助け植物

 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋には、お庭や玄関まわりに植物を植え込む「植栽」なんてお仕事もございます。

 店長が「猫」だけに動物繋がりのお客様の中には「動物好きに悪い人はいない」と言わんばかりに、「全部任せるから留守でも勝手に庭に入ってうまいことやっといて」とおっしゃる。

 そんなケースのお仕事で「やっぱりこれはいい!」と実感した植物が今年もワンサカ咲いております。今夏の暑さも超ド級。

 暑い中一日中頑張って、疲れて帰宅した玄関先でふわっと爽やかに咲く青い花のお迎えに、「救われるわあ…」と思わず感謝すること間違いなし。

 今回は秋が行方不明な日本で、開花期間が異常に長い超お得なお花がテーマです。「あえて言うなら元気過ぎるのが欠点です…な優秀選手、ルリマツリ(プルンパゴ)」の解説でございます。

【読まれています】「旦那死ぬよ!」住職から叱られて以来、大事な“トイレの掃除”。運気アゲアゲ狙うなら「水回り」が狙い目

ルリマツリってなんですか

 癒しの青の花びらが、まるで南国の海の切れ端みたいに爽やか。しかも房ごとに小さなブーケのように咲き、そよ風でもユラユラ揺れる花房を見ているだけで涼風を浴びた気分になります。

 一般的にはプルンパゴなんて呼ばれますが、ルリマツリ(瑠璃茉莉)が正式なお名前ですな。強い日差しにめっぽう強くて、夏の盛りでも次から次へと花を咲かせてくれます。

 名前に「茉莉」と入っていますが、ジャスミンとは別物。でもその清らかな青が人気で、世界中で愛されている花なんですのよ。育ててみると、手のかからなさにびっくり! 地植えなら、水やりは基本的に雨におまかせ。

 鉢植えでも「水やり忘れた!」」なんてあわてる必要はございません。大概は大丈夫。不死鳥のように蘇り、何事もなかったかのようにめっちゃ咲くぅ!!

 このルリマツリ、実は南アフリカ生まれなんです。ゆえに、寒いの苦手で暑いの得意。

 常緑低木で、ツルのような枝がドンドン伸びていき、ネットやトレリスに引っ掛けて生垣を短期間で作ることが可能。上に大きくしようと思うなら3mくらいなら目指せます。

 これまでは寒さが苦手なため、冬季の過ごし方に不安がありました。ところが、近年の日本は「夏は八月で終わりは昔話」なくらい暑い!

 場所にもよりますが、関東より西であれば10月ごろまでずーっと咲き続け、越冬も「ご心配には及びません」な無双状態。マジで育ててコスパが良いにも程がある。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


「人はひとり」だからこそ「みんな」が楽しいんだろうね
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
目からウロコ!白菜、大根、ブロッコリーも菜の花になるの?
 猫店長「さぶ」率いる愛すべき我がお花屋は、神奈川のカントリー風情たっぷりな立地にあります。  そんな土地柄なので、春...
初の顔出し告白!1日最高40万円稼ぐ 格闘技好きギャラ飲み女子の私生活
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
シンママのお泊り出張事情 子どもの世話どうする問題に5つの選択肢
 夫がおらず、一人で働きながら子育てをするシンママ。でも、職種によっては、お泊まり出張が入ることもあります。そんな時、世...
上州の春、いいね。
 青空に染まり流れる利根川。  彼方には赤城山を望む。  まだまだ冷たい上州の春の空気の中、走る自転車はとて...
カメラマンの執念の1枚! 完璧な見返りポーズの“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ほっこり癒し漫画/第69回「ブンブンブン イェ キバタン」
【連載第69回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
大谷翔平選手の出身地「姉体(あねたい)」の由来は?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ハンカチ貸しただけで?いちいち細かいお礼LINEが面倒くさい
 誰かにお礼をされて嫌な気持ちになる人は、あまりいないですよね。  でも、お礼を大切にする人の中には、些細なことで...
有名人と同棲する“一般女性”の打算。彼を支える健気なワタシの結婚は?
 久我真弓はひとりベッドに潜り、寝室で恋人を待っていた。  空気も冷たい午前0時。惰性で続けていたスマホゲームのレ...
玄関に女性ものの靴…交際12年、男に尽くし続けた34歳派遣社員の悲劇
 34歳の真弓は若手映画監督のマサキ(34)と交際している派遣社員。交際は10年以上、マサキとの結婚を夢見ている真弓だが...
同棲する男の熱愛報道 週刊誌へのタレ込みを画策する裏切られたワタシ
 34歳の真弓は若手映画監督のマサキ(34)と交際している派遣社員。交際は10年以上、マサキとの結婚を夢見ている真弓だが...
うるさーい! 兄弟喧嘩にキレる前にママにできる対処法3つ
 子育て中に親を悩ませるのが「兄弟喧嘩」です。仲良い時があると思ったら、数分後には取っ組み合いの喧嘩をしている…。ただで...
既婚の女友達「37のおばさん」マウント&失礼の破壊力…少し気遣って。
 天然で言っているのか、それとも意味を持たせて言っているのか分からない“失礼なLINE”が送られてきた経験はありませんか...
地味に増加中?メンズカット女子に見る、トレンドなき時代のファッション
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
「みんな好き」と言っていた子が突然「順位」を付け始めた
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...