小芝風花「19番目のカルテ」熱演も高評価だが…ポスト国民的女優の“私生活封印”に一抹の不安

更新日:2025-08-26 17:03
投稿日:2025-08-26 17:00

「やはり小芝さんが抜けたのは痛かった」(番組制作会社関係者)なんて声も聞こえてくる。小芝風花(28=写真)は現在、嵐・松本潤(41)主演のTBS系日曜劇場「19番目のカルテ」に2番手で出演中。8月24日放送の第6話は終末期医療がテーマで、ネタバレになるが、小芝と、ゲスト出演した石橋蓮司(84)のやりとりがメインだった。

「末期がんの患者を演じた石橋さんの演技力は、もちろん《抜群にうまい》《震えた》《泣いた》などと絶賛の嵐でしたが、小芝さんも名優相手に負けず劣らずの熱演ぶり。小芝さんと言えば、NHK大河『べらぼう』の花魁役も大好評でしたよね。惜しまれつつ春に“退場”して、今は日曜劇場に出演。すっかり日曜の顔というか、ポスト国民的女優の筆頭格でしょう」(元テレビ誌編集長)

 その横浜流星(28)主演の「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」、小芝が出演していた頃は、まだ全話平均2ケタを維持していたが、最近は世帯8%台なんてことも。

「今のままでは全話平均1ケタ、歴代ワースト3入りは確実な流れです。8月31日放送の第33回には、服部半蔵の末裔役であの有吉弘行さんが出演する予定で、テコ入れの話題づくりでしょうが、多くの視聴者が最も望んでいるのは小芝さんの“復帰”のような……そんな奇跡が起きたら、視聴率も2~3ポイントは上がるのでは? やはり抜けたのは痛かった」(前出の番組制作会社関係者)

 8月24日放送の第32話は世帯9.2%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)。同日放送の「19番目のカルテ」第6話は前回から横ばいの9.6%で上回っている。

「小芝さんは2025年1月から事務所を移籍して、女優業は破竹の勢い。普段は明るくて愛嬌もあってスタッフのウケも抜群ですが、本来は負けず嫌いで並々ならぬ闘志の持ち主です。もはや作品を選べる立ち位置になってきましたし、綾瀬はるかさんの後を継ぐ国民的女優の階段を上っていくでしょう。以前は『28歳までに子供が欲しい』なんて話もしていましたが、今はあえて恋愛や結婚も“封印”しているようです。意外と燃え上がりやすい性格という噂も聞きますが、綾瀬さんと同じく超人気者の宿命で、私生活そっちのけになり過ぎなければいいのですが……」(スポーツ紙芸能デスク)

 プライベートについては、ファンとしてはチト複雑な心境か。

  ◇  ◇  ◇

 高評価の一方、どうにも視聴率が伸びない「べらぼう」。関連記事【もっと読む】横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ…では、そのワケに迫っている。

エンタメ 新着一覧


寅子の同級生・崔香淑が「香子ちゃん」として出現!気になるのは…
 家事審判所と少年審判所の合併の話し合いはまったく進展しない。しかし多岐川(滝藤賢一)には今一つやる気が感じられない。 ...
桧山珠美 2024-06-12 16:00 エンタメ
渡部建を“腫れ物”扱いするテレビは古い! めちゃ美味しい“食材”なのに
 2020年6月に複数の女性との不倫スキャンダルが勃発し、活動自粛していたアンジャッシュ・渡部建。活動再開後、徐々にメデ...
堺屋大地 2024-06-12 06:00 エンタメ
太陽とシスコムーンとの共通点にザワッ Z世代に人気のIS:SUEがたまらん
 6月7日、太陽とシスコムーンの楽曲がサブスク解禁され、40代を中心としたお祭り状態になっていましたね。懐かしすぎて私も...
よねと轟の新「相棒」爆誕!男と女“くっつく思考”に冷や水を浴びせた
 花岡(岩田剛典)が違法である闇市の食べものを一切拒否して栄養失調で亡くなったと聞き、衝撃を受ける寅子(伊藤沙莉)。花岡...
桧山珠美 2024-06-10 16:20 エンタメ
“マッチ先輩”近藤真彦がうたコン降臨!ヤンチャ返上?謙虚な発言に驚き
 4日放送のNHK「うたコン」は「作曲家 筒美京平特集」。尾崎紀世彦「また逢う日まで」、太田裕美「木綿のハンカチーフ」、...
花岡死す「栄養失調で死亡」見出しの衝撃…“甘党男子”桂場は和洋イケる口
 穂高(小林薫)は法の道へ導いて不幸にしたと寅子(伊藤沙莉)に謝罪し、新しい仕事を紹介すると言い出す。しかし寅子はむしろ...
桧山珠美 2024-06-07 15:30 エンタメ
公園ランチの約束は叶うのか? 花岡の“しょんぼり言動”が不穏すぎる
 ホーナー(ブレイク・クロフォード)から子供たちにとチョコレートをもらった寅子(伊藤沙莉)は、公園で花岡(岩田剛典)に再...
桧山珠美 2024-06-06 17:00 エンタメ
いよいよ裁判官編。NHK制作陣の遊び心、8時14分過ぎに見たり
 昭和22年3月。新しい日本の憲法に希望を見出した寅子(伊藤沙莉)が向かったのは法曹会館。そこには空襲で被害を受けた司法...
桧山珠美 2024-06-03 16:05 エンタメ
「虎に翼」お宝物件!三山凌輝はピアスにアクセジャラジャラの“チャラ”男
 先週のNHK朝ドラ「虎に翼」第9週「男は度胸、女は愛嬌?」は、ヒロイン・寅子(伊藤沙莉)にとって、悲しみの連続でした。...
刮目!伊藤沙莉“静”の演技、「佐田優三 仲野太賀」表示も期待は泡沫に…
 これまでの後悔と秘密をすべて打ち明けて、直言(岡部たかし)は安らかに亡くなった。  寅子(伊藤沙莉)は何事もなか...
桧山珠美 2024-05-30 19:10 エンタメ
古谷徹は“あの役”降板?声優不倫騒動の後始末、カギは「キャラの私物化」
 レジェンド声優・古谷徹(70)の不倫報道が世間を騒がせている。 『文春オンライン』よって報じられた37歳年下女性...
優三も草葉の陰で苦笑い? 前代未聞な別れの“懺悔”は直言らしい名場面に
 直言(岡部たかし)は栄養失調と肺炎でもう長くはないと診断される。直言が大事なことを隠していたと知った寅子(伊藤沙莉)の...
桧山珠美 2024-05-30 18:50 エンタメ
「見るんじゃない」と直言。ダチョウ倶楽部の“押すなよ、押すなよ”を彷彿
 直言(岡部たかし)の体調が優れない。寅子(伊藤沙莉)と直明(三山凌輝)はマッチ製造の仕事を紹介してもらい、はる(石田ゆ...
桧山珠美 2024-05-28 15:30 エンタメ
視聴率苦戦だから失敗に物申す!山下智久と錦戸亮、5年ぶり民放作の意義
 山下智久(39)が主演を務める「ブルーモーメント」(フジテレビ系)、錦戸亮(39)がキーマンとして出演する「Re:リベ...
こじらぶ 2024-05-25 06:00 エンタメ
「おいしいものは一緒に」出征前の河原デート。はて?初回を思い出すと…
 寅子(伊藤沙莉)は訪ねてきた後輩の小泉(福室莉音)から、女子部が閉鎖されることになったと知らされる。  今年は高...
桧山珠美 2024-05-24 15:30 エンタメ
優三の優しさシャワー全開!寅子のゴロゴロ床入り作戦も大成功だった神回
 昭和17年3月。直言(岡部たかし)の工場は軍からの注文が途切れず、順調に稼働を続けていた。戦時下で食べ物が貴重になる中...
桧山珠美 2024-05-21 15:30 エンタメ