3-2.運動で骨に刺激を与える
食習慣だけではなく、運動習慣によって骨に刺激を与えて丈夫な骨を作ることも、骨活のひとつ。
ウォーキングやジャンプを含む筋トレ、スクワットのように、骨に重力をかける運動が効果的です。「通勤の際に、いつもより遠回りをしてみる」「階段を使う」「電車に乗っているときにかかとを上げる」など、日常生活で骨活を意識してみましょう。
3-3.漢方薬の服用もおすすめ
骨活を行う際には、漢方薬でからだの内側から整えるのもおすすめです。血行不良や消化機能の低下があると、せっかく骨活を始めても続けにくくなってしまいます。
「運動する体力がない」「なかなか運動を続けられない」という人は、漢方薬を服用して疲れにくい体質を目指すのもおすすめです。
スマホで気軽に専門家に相談できるオンライン個別相談も話題です。
スマホで完結できるので、対面では話しづらいことも気軽に相談が可能。お手頃価格で不調を改善したい人は、医薬品の漢方をチェックしてみましょう。
4.骨活は、気付いたその日から始めよう!
「うーん…骨活って、正直もっと年齢を重ねてからでもいいと思っていましたけど、そんなことないんですね。むしろ、今日から早速始めたくなりました!」
「その調子よ。〇〇活っていうと、大変なことのように思えるかもしれないけど、日常生活のなかでできることから始めるのがおすすめ。何事も継続すると効果が出やすいから、頑張ってね」
「ありがとうございます。私、定年退職後は世界一周するのが夢なので、そのためにも今日から頑張って骨活します!」
元気いっぱいにサロンを去っていくカオリさんを、えりのボスは笑顔で送り出しました。
★サロン「コクハク」のオーナー えりの
顔と口調は若いものの、年齢不詳。タヌキか妖怪の噂も囁かれる謎めいた主人だが、ココロやカラダ、健康に関する知識はズバ抜けており、何気にハイスペック。ムスメ時代に苦労してるため、自分より“後輩”の女にはしあわせになって欲しいと願っている。愛称は、えりのボス。
(漫画/腹肉ツヤ子)
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<この記事の監修者>
あんしん漢方薬剤師 中田 早苗(なかだ・さなえ)
デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。健康・美容情報を発信するMedical Health -メディヘルス-youtubeチャンネルでは、お薬最適化薬剤師として「無駄な服薬はお財布と体の敵!」をモットーに薬の最適な選び方を解説する動画を公開中。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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