横浜流星「べらぼう」が大河史上ワースト視野もCMでは"最強"のワケ…「国宝」二枚看板・吉沢亮と明暗
横浜流星(29)が、「スーパードライ ドライクリスタル」の新キャラクターに就任したことがアサヒビールから正式発表され、芸能関係者をはじめSNSでも話題になっている。
同商品の"顔"だった吉沢亮(31)が、昨年暮れに泥酔状態で自宅の隣の部屋に無断で侵入する不祥事を起こし、アサヒグループホールディングスから中途解約されて以来、CМキャラクターは半年以上、不在の状態が続いていた。
そして白羽の矢が立ったのが、酒類のCМに初登場となる横浜だった。
「横浜と吉沢は、先日興行収入が150億円を超えたと報じられた『国宝』の主演です。大ヒット映画の二枚看板の明暗が分かれる形となり、発表のタイミングとしては絶妙でした」(広告関係者)
少し前には中古車販売の「グーネット」の、新キャラクターの就任発表もあった横浜は、このところ急速にCМ契約数を伸ばしている。今年7月に発表された「2025上半期タレントCМ起用社数ランキング」(ニホンモニター)では8本、男性部門としては同率10位だったから、2本増えた今はトップ3入りも見えてきたと言えるだろう。
「現在の上位3人は大谷翔平選手、賀来賢人、神木隆之介で、Snow Мanの目黒蓮がこれを追いかける形ですが、ここにもう1人、横浜も参戦してくるのは時間の問題でしょうね」(広告関係者)
■「べらぼう」は9月に入って7%台を連発
しかし残念ながら、横浜が主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は、クライマックスに向けて盛り上がるはずの平均視聴率が、9月は7%台を連発。28日放送回は9%近くまで戻したが、月間で8%台に落ち込んでしまっている。
歴代大河ドラマのワースト記録は、2019年度の「いだてん~東京オリムピック噺~」の8.2%だから、残り3カ月の動向次第では、記録更新となってしまう可能性も十分あり得る。この大河ドラマの失速と、CМ契約数の増大という反比例に違和感もあるが……。
「最近のCМ業界のスタンスは、ドラマの視聴形態が大きく変化してきたことで、視聴率と商品の売れ行きは必ずしもリンクしないことが定着しつつあります。視聴率が悪くても、横浜がクライアントに好まれる最大の理由は"ノースキャンダル"でしょう。役者としてデビューして13年以上が経過しますが、あのルックスなのに浮いた噂がひとつも無い。清潔感を売りとする商品のクライアントとしては、喉から手が出るほど欲しいキャラクターと断言して間違いないでしょう」(前出・広告関係者)
筆者も横浜の私生活を狙っているパパラッチから時折話を聞くが、よほどうまくガードしているのか、スキャンダルの"ス"の字も見えてこないと語っていた。今の横浜としては、「べらぼう~」のV字回復を祈るばかりだろう。
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スキャンダルは克服したものの、その未来はあまり明るくないようだ。関連記事【もっと読む】吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方…では、吉沢亮の今後を占っている。
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