更新日:2025-11-12 11:45
投稿日:2025-11-12 11:45
孤独にならないために働くのだ
私が独身なので自宅から出ていくコミュニケーションが主軸になっているが、家族がいても金はかかる。会話ができても食費は嵩む。反抗期の子どもや、万年倦怠期の夫と「したい会話」が成立するかと言えば難しい。独身なら三日はキープできそうな食材を購入して、一日の栄養を提供して、なんとなくの会話。ひょっとしたら毎日会話で盛り上がっている家庭もあるかもしれないので、関係性は置いておくとしても、やはり飲食物なしに成立しない。お近所同士の立ち話だって「たまには」とお裾分けもあるだろうし。
ただ住まいで心を通わせる…と考えると、シェアハウスはよくできたシステムだ。まあ、おばさんが入れるようなハウスは早めの老人ホーム以外に浮かばないけれど。
加えて職場もある、が。会社員時代を思い出しても互いにどこかで本音は見せず、同僚におもねるような風潮だった。組織は友人を作るために来ているのではなく、利益生産の同盟。ここにコミュニケーションを求めるのも、よすがにしてしまうのは生き方として少しピントがずれている。定年後、役割を失ってしまう父親軍を見ているとそう感じる。
(…結局、コミュニケーションは金なりだ)
衣食住と娯楽費捻出(カタルシス)のために働いているようなつもりでいたけれど、実は人がコミュニケーションに使っている支出は大きい。独立して働いているとそれが投資となり、仕事となって戻ってくるパターンもあるけれど、期待はしない。
さあ、働こう。孤独や病気を回避するためにも、他人と触れ合って生きるのだ。触れ合う方法は人それぞれでも、その先には楽しそうに笑う自分を想像して。
ライフスタイル 新着一覧
人は千差万別でいろいろな性格がありますが、初対面で戸惑ってしまうのが「距離感ゼロで近づいてくる人」。普通は少しずつ仲良...
モノトーンを身に着けた若い女性。
これからたくさんのことを経験して、いろんな色を取り込んでいくのだろう。
...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
あなたは人を褒めることが得意ですか? 「すごい!」と思っていても、どう伝えたらよいのか分からず、スルーしてしまう人もい...
引っ越しをして生活環境が変わり、顔を洗うだけでも無駄に時間がかかり、とにかく鈍くさい。なぜかって? 洗顔フォームの定位...
北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
【連載第56回】
ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、...
子供が小さい時は、保育園や幼稚園のママ友との付き合いを避けられません。特にやっかいなのが、自分の子供とほかの子供を比較...
世の中には、勘の鋭い人がいます。ほんの小さなことでも見透かされたように言い当てられるので、恐怖すら感じる時もありますよ...
スポーツに夢中になる誰かの汗と涙に励まされる。
彼らの姿に僕らは何を見ているんだろう?
ちょっと凹んで...
みなさんの周りには、「この人は目立たないけれど、いい仕事してるんだよな」と思える人はいますか?
もしいるなら、そ...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
この夏休みは帰省ついでに愛知県・豊田市の鞍ヶ池公園内にある「豊田鞍ヶ池パークフィールド」を訪れました。広大な敷地の公園...
酷暑のなか、甲子園球場で行われた第105回全国高校野球選手権記念大会。今大会は真っ黒に日焼けした野球少年に混じって、色...
ペットを飼うと、本当の家族と同じように愛情が生まれますよね。でも中には、ペットを溺愛しすぎて「ペット中心」に生活をして...
ある暑い夏の深夜の出来事でございます。連日の繁忙期で、わずかに仮眠してすぐに職場へ戻らなければならなかったこの日、やっ...
















