銀二郎の「ばけばけ」ぶりに惚れてしまうやろ~!Wデートで鉢合わせ、まるでトレンディドラマ?

桧山珠美 TVコラムニスト
更新日:2025-12-24 17:27
投稿日:2025-12-24 17:18

第13週「サンポ、シマショウカ。」#63

 銀二郎(寛一郎)と4年ぶりに再会した、トキ(髙石あかり)。家族が見守る中、トキと銀二郎は少しずつ時間を取り戻そうと会話を続ける。その頃、イライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)と再会したヘブン(トミー・バストウ)は花田旅館を案内する。

 そこに、錦織(吉沢亮)も合流し、3人はお茶会をすることに。イライザと錦織がヘブンについて話の花を咲かしている頃、トキと銀二郎は思い出の場所にランデブーに向かう。

【こちらもどうぞ】「ばけばけ」おトキとヘブン、イチャイチャにしか見えない!銀二郎の華麗なる変貌も気になる

【本日のツボ】

Wデートで鉢合わせ feat.錦織

 ※※以下、ネタバレあります※※

 まずは昨日の感想から。たった4年で月給200円の実業家になった銀二郎。その変貌ぶり、いや「ばけばけ」ぶりには驚きました。しかも、洋装が似合い過ぎ。惚れてまうやろ~(@Wエンジン チャンカワイ)と思わず声をあげてしまうほどのイケメンぶりでした。

 錦織もですが、明治の男性のほうがお洒落だったのね、などと思ってしまいました。

 もっと驚いたのは、松野家は銀二郎の籍を抜いていなかったということです。

 あんなに怒っていたのにどうして抜かなかったのか、とか、松江中学のヘブンの教え子小谷(下川恭平)がおトキを見初めた際、松野家一丸となって応援していたのはなんだったのか、とか、銀二郎は、会社を興す時に、戸籍謄本のようなものは必要なかったか、などという疑問が頭をよぎらないわけでもありませんが…。

 しかも、このことはかえっておトキを苦しめることになるのでは、と。どう考えても、銀二郎とよりを戻すほうが自然な流れなのですから。それに抗って、ペリー、いやヘブンさんと夫婦になるのは困難な道のりになるのでは…。

 ま、だから、ドラマになるのでしょうけれど。

桧山珠美
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TVコラムニスト
大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」、日刊ゲンダイ「あれもこれも言わせて」などで連載中。

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