「ばけばけ」ヘブンの“嫉妬マン”ぶりに今後が不安? 熟年カップル誕生にもほっこり…

桧山珠美 TVコラムニスト
更新日:2026-01-07 18:18
投稿日:2026-01-07 18:18

第14週「カゾク、ナル、イイデスカ?」#66

 ヘブン(トミー・バストウ)のいらだちも限界。察したトキ(髙石あかり)は、ついに家族にヘブンと一緒になることを告げる。はじめは冗談だと気にも留めない司之介(岡部たかし)、フミ(池脇千鶴)、勘右衛門(小日向文世)だったが、トキの様子に次第に現実を受け止める。

 異人嫌いである勘右衛門の猛反対を覚悟するトキ、恐れる司之介とフミ。3人が様子をうかがう中、勘右衛門が口を開く。

【こちらもどうぞ】「ばけばけ」おトキとヘブンの世界、巧みな画面構成に唸った。おじゃま虫、錦織がそこにいてよかったなあ

【本日のツボ】

SANNOJOU is SANNOJOU

 ※※以下、ネタバレあります※※

 ヘブンとのことを家族に伝えようと意を決したおトキ、玄関で「(ヘブンと)一緒になります」と告げますが、「なんの話じゃ」と司之介。「私が、ヘブン先生とです!」ときっぱり。

 勘右衛門のもとに駆け寄り、手をつき頭を下げて、「ヘブン先生と一緒になります。…いや、もうなってしまったけん」と。

 最初は冗談かと笑う3人でしたが、「冗談ではありません」と真剣に訴えるおトキに、今度は、「これ夢か? 夢じゃよ」と司之介が言えば、おフミも「たまたま同じ夢を見ちょります」と続け、さらに「ワシもじゃ」と勘右衛門までも。

「まことでございます。先生に杵築に呼ばれたその足で、誓ってまいりました」というおトキの言葉にようやく、目の前に起こっている現実に気がついたようでした。

 これは勘右衛門、ブチ切れ案件では!? と思ったら、「そんな仲だったんか、女中じゃなかったんか!」と先にブチ切れたのは司之介でした。

「父上、母上、おじじ様。どうか、どうか、お許しいただけないでしょうか」と懇願するおトキに、「おじょ、好いちょるのか?」と勘右衛門。おトキが「好いちょる」と答えると、「好き合ちょるのか?」と再び訊ねます。

「はい」。おトキのまっすぐな返事に、ゆっくりと目を瞑り、何かを考えているふうの勘右衛門。

 そこに、「じゃが、相手は異人じゃぞ。いくら好き合うちょったとしても、異人は松野家として…」とまた司之介が割って入るのですが、「ええ」と勘右衛門。「好いちょるなら、仕方ないじゃろう。おじょのそげな気持ちをもうわしは止めるつもりはない」と。

 勘右衛門の「ペリーめ!」と木刀を手にひと暴れするところを見たかったのですが、いつになくものわかりのいい勘右衛門にいささか拍子抜けしましたが、それには理由がありました。

桧山珠美
記事一覧
TVコラムニスト
大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」、日刊ゲンダイ「あれもこれも言わせて」などで連載中。

エンタメ 新着一覧


「NHK語学講座」は高橋文哉からふなっしーまでわかってる!
 春になると新しいことに挑戦したくなります。たとえば、語学。私など、毎年書店に並ぶNHKEテレの語学テキストを手に取り、...
キンプリ脱退組と残留組に待遇格差? 一大“閉店セール”にもファン辟易
 King & Prince(以下、キンプリ)から平野紫耀(26)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が脱退する5月22...
こじらぶ 2023-03-25 06:00 エンタメ
大谷翔平の結婚相手に日本人はなぜそこまで関心を寄せるのか
 米マイアミで決勝が行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、侍ジャパンが3大会ぶり3度目の優勝を果...
竜星涼「スタンドUPスタート」敗因と中年期・反町隆史の宿命
 冬ドラマのなかで、ひそかに期待していたものの、残念な結果に終わってしまいそうなのが、「スタンドUPスタート」(フジテレ...
武田真一アナ、岩田明子氏も参戦「元NHK」強みと重用される人の特徴
 この春も、NHK出身者が民放番組の“顔”になりそうだ。2月末で同局を退職した武田真一アナウンサー(55)は4月スタート...
求む、大谷翔平専用カメラ!栗山監督の隣で見切れるイケメンは誰?
 WBC2023、盛り上がっていますね~。猫も杓子も侍ジャパン、侍ジャパンと大騒ぎ。中国戦、韓国戦、チェコ戦と開幕から3...
高身長・SixTONESジェシーが明かしたジャニーさんの言葉に納得!
 King & Princeの冠番組「King & Princeる。」(日本テレビ系)の4月以降継続が決まりました。大好...
NHKからキー局まで若手の退社続々 アナウンサーを目指す学生の価値観
 テレビ局の若手アナウンサーの転職が珍しくなくなった。すでにテレビ東京の森香澄アナ(27)、日本テレビの篠原光アナ(28...
沢田研二は元祖ビジュ系! 芸能史に残る“不倫ベスト5”入りも
 コンビニのおにぎりとカップみそ汁ばかり食べておきながら言うのもなんですが、「ていねいな暮らし」に憧れます。  特...
キンプリ永瀬廉が宝の持ち腐れ…橋本環奈が「夕暮れに」ヒロインなら?
 広瀬すず(24)主演、King & Prince・永瀬廉(24)共演のドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」が苦戦している。初...
こじらぶ 2023-02-25 12:06 エンタメ
渡部建はサイン会開催まで復活 この先は宮崎謙介氏が手本?
 昨年2月放送の「白黒アンジャッシュ」(チバテレ)に出演して以来、復帰1年を迎えたアンジャッシュの渡部建(50)。現在は...
早乙女友貴・石田ニコル密会報道でも「ゲーム仲間」の“常套句”が出た!
 先日、元SPEEDの島袋寛子(38)と早乙女友貴(26)が離婚しました。正直言って「やっぱり!」と思ってしまいました。...
“強メンタル”三浦瑠麗氏の使い道 夫のトラブル渦中にデート報道も戦略?
 先月19日に夫の三浦清志氏(43)が経営する投資会社などに東京地検特捜部が家宅捜索して以来、表舞台から姿を消した国際政...
月9「女神の教室」最大の収穫は前田拳太郎!劇団EXILEの救世主に…
 学園ドラマの醍醐味は生徒役のイケメンを発掘することにあります。たとえば「ROOKIES」(TBS系)には、市原隼人や小...
佐藤健“演技派イケメン”に!お姫様抱っこから「100よか」で泣かせるまで
「100万回生きたねこ」というのは佐野洋子さんの絵本のタイトルです。昔から大好きなお話でして、その想いを共有したく、好き...
島袋寛子の離婚はやっぱり?年の差2ケタの年上妻×年下夫“円満”の条件
「SPEED」のメンバーで歌手の島袋寛子(38)と俳優の早乙女友貴(26)が離婚した。島袋は1月31日、インスタグラムを...