キラキラ生活の裏で…不幸への道を歩む「港区女子」の共通点

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-09-16 06:14
投稿日:2019-09-16 06:00

不幸になるのは当然ながら…「下品系」

現役ぶってるけど…(写真:iStock)
現役ぶってるけど… (写真:iStock)

 そして、そんな港区女子たちには、ある程度の年数を港区で遊んだのちは、良縁に恵まれ、繁華街からは縁遠くなり、幸せな家庭を築いていく人も少なくありません。

 しかしながら、一部にはいつまで経っても「港区で遊んでいる私」を何かに取り憑かれたようにブランディングし、長きにわたって港区女子としての自分をアピールし続け、さほど年齢差のない“港区おじさん”に媚び続ける女子(というかオバサン?)も。言わずもがな、ですが不幸になる港区女子には、このタイプが多いのです。

 港区は、確かに夜遊びには魅力的な街ですし、港区女子ではなくとも食事や飲み会の場所として選びやすいのは確か。ですが、不幸への道を歩む港区女子は、特に理由がなくとも港区に出向き、若い頃と同じような遊び方を続けます。

 周囲からは「痛々しいオバサン」「年甲斐もなく…」などと言われるハメに陥りますが、港区女子としての貫禄もついてきた本人の耳に入ることは決してありません。

 結果として、良縁からはどんどん遠ざかり「結婚? 今が楽しければ、別にいいし。必死になって結婚したくないし。だって私、まだまだ港区で通用してるもん」という独特のムードを醸し出しながら、“まともな男性”から恋愛対象としえ見られることのない自分を、延々と続ける悲劇の道に足を踏み入れてしまうのです。

結婚しないことが「不幸」ではないけれど…

気がつけばひとりぼっちなんてことも…(写真:iStock)
気がつけばひとりぼっちなんてことも… (写真:iStock)

 ちなみに、こういったタイプの女性には過去に婚歴がある人も少なくなく「ずっと独身だったわけじゃなく、前に結婚しているから、私はイケてる部類」という謎のアピールを始める人も少なくないのが不思議です。

 夜の港区では「女性」というだけで港区おじさんたちからチヤホヤされるのも、また実態。

 それだけに、貫禄のついてきた港区女子(港区オバサン)が、卒業のタイミングを見誤ってしまっても無理はないのでしょう。

 結婚せずに華やかな独身生活を送ることが、イコールで「不幸」ではありませんが「痛々しい」「年甲斐もなく…」と陰口を叩かれるという意味では、不幸街道へまっしぐらと言えそうです。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


子供の前で夫婦喧嘩を始めてしまった…どんな悪影響がある?
 愛し合って結婚しても、違う環境で育った二人です。時には、価値観の相違から夫婦喧嘩をする日もありますよね。でも子供の前で...
転職したいママ必見! 面倒くさい夫の理解を得る方法とベストタイミング
 共働き夫婦が多い現代、生活スタイルの変化に対応するためや、スキルアップを目指して女性が転職を考えることも少なくありませ...
恋バナ調査隊 2024-03-28 06:00 ラブ
超絶依存の恋愛モンスターが離婚せず、結婚15年を迎えた自己分析は…
 私事で恐縮ですが、先日結婚記念日を迎えました。早いもので、結婚生活も15年目に突入です。  結婚が決まった時、様々な...
40代彼女の「ここが嫌」を大告白! 僕たちが冷めた6つの瞬間
 今回は、40代の彼女がいた男性から“冷めた瞬間”について話してもらいました。  40代といえば包容力あふれる大人のオ...
恋バナ調査隊 2024-03-27 06:00 ラブ
車大好き男のうざいエピソード集 万年金欠、助手席で口まで出してくる!
 車好きの男性は多いですが、そんな男性を彼氏にすると厄介な出来事が起こることも…。「マジでうざい!」と幻滅する女性も少な...
恋バナ調査隊 2024-03-27 06:00 ラブ
彼女とセックスレスなんだ…ワンチャン狙い?男友達の床事情に隠れた本音
 男友達から「彼女とセックスレスなんだ」と相談されたら、あなたはどんな反応をするでしょうか?  信頼している男友達だと...
恋バナ調査隊 2024-03-26 06:00 ラブ
「星の瞳のシルエット」に恋した中学生…48歳で男を知るこじらせの根源
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。2年前の48歳まで性体験がなかったよもやま話を綴っていま...
mirae.(みれ) 2024-03-25 06:00 ラブ
「女が追う恋愛」ってどう思う?男性が意外な本音をコクハク
 よく「女が追う恋愛はうまくいかない」とか「男には追わせるべき」なんて恋愛テクを耳にしますが、いったいなぜなのか理由まで...
恋バナ調査隊 2024-03-24 06:00 ラブ
大谷翔平が母親似の真美子さんを妻に選んだ必然…夫婦仲も長続きする説
 思いがけない“一平ちゃんショック”でドジャース大谷翔平(29)の身辺がめちゃくちゃ騒がしいが、妻・真美子さん(27)の...
「俺不幸っス」と嘆きヒモ生活 勤労意欲ゼロ男が妻に内緒で企むUターン
「冷酷と激情のあいだvol.187〜女性編〜」では、事実婚7年目になった夫・ユウタさん(46歳・仮名)が、不整脈の診断を...
並木まき 2024-03-23 06:00 ラブ
不整脈診断で働かないのに夜はお盛ん…グータラ事実婚夫に怒る38歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-03-23 06:00 ラブ
陰キャ女性の恋愛あるある5つ「全部当てはまるじゃん!」なら要注意確定
 今回は陰キャ女性の恋愛あるあるを5つ、紹介します。どれか当てはまったら、あなたも陰キャ女性の気質があるかも? いくつ当...
恋バナ調査隊 2024-03-23 06:00 ラブ
「恋人が精神安定剤」は高リスク! 孤立をかえって深める可能性が…
 恋愛依存体質の女性の中には、「恋人が精神安定剤」と思っている人が多いですよね。でも、恋人がいないと安定しない様子は、周...
恋バナ調査隊 2024-03-23 06:00 ラブ
蠍座の男に恋したら♡ 恋愛傾向を把握→「喜ぶキス」で落としちゃお
 あなたは好きな男性の星座を知っていますか? 実は、彼の星座の特徴から、恋愛傾向や基本的な性格がわかるのです。  今回...
恋バナ調査隊 2024-03-22 06:00 ラブ
3月で異動や退職する同僚男性にアプローチしなきゃ…上手な方法はある?
 春は別れの季節。密かにいいなと想っていた同僚男性が異動や退職などで離れることになった人も少なくないと思います。  去...
内藤みか 2024-03-21 06:00 ラブ
再婚しないシンママの実事情5選 子どものために新しいパパは本当に必要?
 シングルマザーの再婚率は20%ほどだそう。周りから「まだ若くて綺麗なのにもったいない!」「1人での子育て大変そう〜」と...
恋バナ調査隊 2024-03-21 06:00 ラブ