友達がいないのは寂しくて変? あなたに友達がいない理由3つ

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-10-24 06:28
投稿日:2019-10-24 06:00

あなたに友達がいない理由

 私が友達がいないと感じた時に、悲観せずに「なぜ、友達がいないんだろう?」と疑問を持ったことがあります。そこから導かれた答えをシェアしましょう。

友達を欲しいと思っていない

 筆者はこれまで多くの人と連絡先を交換してきましたし、3回ほど遊んだことがある人ならたくさんいます。それでも、25歳の現時点で「友達は何人?」と聞かれたら、そう呼べる人が片手で数えられるくらいしかいません。でも、現状はそれで満足しています。

 近所の人とおしゃべりもするし、行きつけの喫茶店に行けば店員さんとも喋ります。長い時間を拘束されたり、女性ならではのまとまりのない愚痴を聞くのが苦手なのです。自分も友達も興味があることでないと遊ぶ意味を見出せませんし、いてもいなくてもいいくらいの相手と長々と一緒にいると疲れてしまいます。だから友達がいないし、これからも無理して欲しいと思ってません。

友達がいなくても人生が充実している

 友達がいないと言うと、「寂しい子なんじゃないか」と相手に気を遣われますが、強がり抜きで筆者の人生はすごく充実しています。“友達がいないこと=人生で苦労すること”ではないと思うのです。

 同じく友達がいない筆者のアニメ好きの友人は、すごく忙しそうにしています。一人でも趣味を楽しめる人は、「友達がいると、自分の時間がなさそう」と思うものです。友達との予定が増えたり予定外の出費が増えるなら、自分のスキルや趣味に投資したいと考えます。なにより、好きな趣味に没頭できるため、ストレスも溜まりません。

 また、趣味が多くあると、誰とでも会話を楽しむことができます。たとえば、バーに行けばその場の人と話せますし、付かず離れずの人とコンスタントに交流することもできます。友達がいないことを周りから指摘された時、「私って、つまらないかな」と悲観するかもしれませんが、本音は「いらない」と思っている節があると思うのです。

友達の定義そのものが曖昧

 筆者の友人に、SNSが得意でいつも出かけている友人がいます。彼女は身のこなしや喋り方も女性らしく、抜群にモテます。しかし、そんな友人も「友達は多いけど、本音で話せるのって3人しかいない」と言っていました。

 筆者も友達が少ないですが、いずれの友達も気を遣う事なく会話できて、しばらく会わなくてもいつでも話が弾みます。このような女性のことは「友達」と、認識しています。

 人によって、友達の定義そのものは曖昧です。蓋を開けてみれば、周囲の人もそれほど友達がいないこともありますよ。だからこそ、「友達がいる or いない」で、自分の価値を決める必要はありません。

友達がいないとメリットも多くある!

 友達がいないと、メリットも多くありますよ。たとえば、予定が立てやすいことが挙げられますね。本当に好きな人と会いやすくなりますし、時間が豊富にあるので趣味を極めやすい。また、お金も自分が好きなことだけに使えます。

 あらぬ誤解や対人ストレスのリスクも減りますし、自分をよく見せさせようと努力する必要もありません。スマホも「充電が切れたら、それはそれで大丈夫」という認識なので、デジタル依存にも陥りません。誰かの気配を常に感じる環境って、何気に疲れちゃうんですよね。

 友達がいないことはただ寂しいということではなく、実はメリットも多く存在するのです。友達のSNSを見て「私って、つまらない青春だなぁ」と思うのはやめましょう。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

ライフスタイル 新着一覧


恋する“にゃんたま”、全力ダッシュ! 気持ちがあふれて思わずピョン♪
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
口癖は「うちの血が濃い」…義母の“幻想”を崩壊させた息子の行動。愛情の深さはDNAで決まるの?
 幸せなはずの結婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。
「夫のスマホを監視してます」円満なのは表面だけ? 実は怖~い“我が家の闇”7つ
 一見仲良し家族だけど、実は…という他人からは見えない家庭の闇。今回は、皆さんから寄せられた「我が家の闇」エピソードを紹...
「スケジュール管理ができない人」は一体何だというのか。運だけで生きてきた私に浮上した、ある疑惑
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
「住職おくって」に爆笑! 恥ずかしいLINEの“打ち間違い”3つ。欲しかったのはそれじゃない泣
 急いでLINEをしなければならないときや考え事をしている最中にLINEするときこそ、文面はよーく確認したほうがよいかも...
「とめ子って可愛い」時代錯誤と笑われた名前が“レトロブーム”で大逆転。28歳女性が気づいた“流行”の儚さ
 キラキラネーム、シワシワネームなど年代によって異なる名前の傾向。名前が社会的ラベルになる現代では、名前を見ただけで性格...
【表現クイズ】江戸時代の“生理用品”、別名は「猿、馬、狐」どれでしょう(難易度★★★★★☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
パワハラで限界…「帰ってきなさい」母の一言に救われた。永久保存したい感動LINE3選
 表情や声のトーンが分からないLINEでも、気持ちは伝わるもの。あなたが何気なく送ったLINEも、誰かに保存されているか...
もはや付録が本体では??「美ST」1月号の“現品リップ+糸リフト級マスク”で元が取れすぎる。
 今月も美STがすごい。2026年1月号特別版を買ってみました。特別版は1,150円ですが「定価1,540円の現品リップ...
スナックの良し悪しは「ポテトサラダ」で決まる? ホステスが確信する“自分に合う”お店選びの極意
 自分に合うスナック、ぜひ大人のみなさんには見つけていただきたい!  ただやっぱり好みは人それぞれなので、なかな...
5歳児がHIPHOPで“国会”を学べるなんて! 庶民の私が娘を「知育教室」に通わせたワケ
「みーちゃんも試験うけて高級なおりこうさん学校いくよ」――保育園年長の娘が突然の“お受験宣言”。庶民的な家庭に生まれ、高...
イカ耳で警戒中! まあるい尻尾の“にゃんたま”先生、相変わらずキュートだね♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
中年よ、大掃除はお早めに! 冷蔵庫掃除に悪戦苦闘…おばさんが陥った“経年劣化”によるワナ
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
私の子どもは見えてないの? 写真がない孫の存在…義母の“愛情の序列”を思い知った母の決意
 幸せなはずの結婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。
「ぴかるです」と言うたび笑われた…偏見だらけの社会でも“自分の名前”で生きる。22歳大学生の決意
 キラキラネーム、シワシワネームなど年代によって“名前”の傾向が異なります。名前が“社会的ラベル”になる現代では、名前を...