更新日:2019-09-21 06:02
投稿日:2019-09-21 06:00
「赤」は太陽の色! 今も残る魔除けの伝統
(写真:斑目茂美)
「赤」は古くより「呪力を持つ色」とされ、様々な祓いに使われていたようでございます。
赤い物ってなに?と考えると、あなたでもすぐに思いつくものがいくつもあるはず。鳥居や赤飯、初詣で振舞われるお汁粉。還暦の赤いちゃんちゃんこや赤いお座布団、申年にバカ売れ赤パンツ(これ大事)までございます。
今は見かけませんが赤ちゃんの産着も魔除けのために赤色だったり、戦時中に縫った千人針の糸も弾除けの意味を込めて赤色の糸を使用したともいわれております。これすなわち、すべて厄除け・魔除けの意味を込めた「赤色グッズ」でござんす。ということは、呪力・魔除けの「赤」をこれまた運気を上げるお花に反映させればよいのだ!ということにつながるのでございます。
赤は五行説でいうところの「火」の象徴。「勝負運」「仕事運」「健康運」を上昇させると申します。確かに、ワタクシもここぞ! というときには赤い物を身に着けて挑みますが、以前ワタクシ、ただでさえやる気に満々な上に全身真っ赤で下着まで全部赤で挑んだ勝負は、度を越して逆に貧血でぶっ倒れるというなかなかの事態に陥ったことがございます。それほど赤というのはとてつもないエネルギーを持っているということ。
何事もほどほどに……めっぽう強いパワーを放つ赤は「量」なるものを加減しなければ逆効果で、さまざまなものを焼き尽くしてしまうのかもしれませんな。
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