台湾人と日本人ママの違い…子供への対応次第で育児が楽に!

インリン タレント、表現者
更新日:2019-09-25 06:22
投稿日:2019-09-25 06:00
 台湾人の両親に育てられた私は、無意識に台湾式の教育法になりがちです。今回はどちらが正しい育児法かとか、どちらか正解かを論ずるよりも、どちらの育児法が親にとって楽なのかを私なりに検証してみました。

ダダをこねる子供への対応の違い

子供の「これ買って!」にどう対応する?(写真:iStock)
子供の「これ買って!」にどう対応する? (写真:iStock)

 私は台湾人でありながら日本人ママに囲まれて生活していますが、いつも疑問に思うことだらけ。どうして皆さんは子供がたくさんいるのに、優雅にニコニコしていられるのか?

 実は日々、そんな日本人ママを観察して研究をしているのです(ママ友がもしこの記事を読んでたらごめんなさい)。

 なにせ私は、せかせかした典型的な台湾人らしいガミガミ母ちゃんだから……。

台湾人ママや不器用ママの場合

 おもちゃが欲しいとダダをこねる子供に対し、台湾人ママや不器用なママの90%は、次のように言ってしまうのではないでしょうか?

「お金がないから買えないよ! この前も別のおもちゃを買ってあげたばかりなんだから、それで遊びなさい」「家にいっぱいおもちゃがあるんだから、もう買わなくていい!」

 そして、納得がいかない子供はさらにワーワー泣いて収拾がつかなくなる始末。

一方、日本人ママの神対応は?

「これほしいの? いいねー、これ! じゃあ、今度の誕生日に買ってあげるね!」「今度お手伝いしたらご褒美に買ってあげる」「100点とったら買ってあげる」って……。

 まず子供が欲しがっている物を否定しない、買ってあげるけど特別な日や良いことをした時にご褒美でもらえるよ!とさり気なく教育しながら、今日は買えないけとね!と子供に納得させます。

 このやり取りをデパートのおもちゃ売り場で見た時は、「凄すぎる日本人ママ」と思ったわけです。

インリン
記事一覧
タレント、表現者
日本育ちの台湾人。過去にエロテロリストとして日本社会を賑わせていた。その後日本人男性と国際結婚し、現在台湾在住。3児の母として奮闘する傍ら、台湾の中華料理資格、美容資格を取得。主にブログで台湾情報、美容情報を発信するほか、2019年よりフォトグラファーとしても表現の場を広げている。(撮影:Куратано)
Instagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


友史上極ネガ、ごめん連呼、Wi-Fiジャック…LINEの異変はSOSサイン?
 毎日ネガティブなニュースが流れる現代では、メンタルがやられてしまう人が少なくありません。  自分は大丈夫でも身近...
早咲きも遅咲きも
 桜の種類によって咲く時期はそれぞれ違うのだという。  ソメイヨシノは蕾が膨らみかけている白州で八ヶ岳を背に満開の...
ほっこり癒し漫画/第72回「爪切りはイヤイヤ」
【連載第72回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」って最上級の褒め言葉?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
インフルだから修学旅行ずらせる?⇒令和も健在!“あたおか”モンペの恐怖
 モンスターペアレント、略してモンペ。自己中心的、理不尽、過保護、クレーマーとして学校や教師を悩ませる存在ですが、LIN...
私が見た最凶の闇ホステス!後輩いびり、“ブルーカラー”のお客様を蔑む女
 ホステス歴10年。スナックへの愛は今も増しており、これからもスナックの良さを知っていただくべく、何か綴れたらと思ってい...
“取り柄のない”自分の才能の見つけ方 手作りも副業も無理…深く悩まないで
 コロナ禍以降、近場のイベントを楽しむ人が増えました。そのなかで伸びてきているのが、手作りのものを販売する市場的イベント...
お花畑に2匹目の“たまたま”が♡ 今日の恋愛運はいかがかにゃ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
LINEグループを自然な言い訳で退会するテク⇒「一旦」の前置きは使える
 付き合いや流れでメンバーに加わることのあるLINEグループ。  通知がうざかったり、会話の内容が嫌だったりすると...
お財布に優しい「ド根性植物」8選 ほっぽらかしでも毎年咲いてくれて感謝
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋の店先に、一体どこから生えているのか分からない「羽衣ジャスミン」が咲いています。勝手に土...
台湾の聖子ちゃん?女神「媽祖」の人気が凄まじい…カオスな宗教お祭り記
 ガヤガヤとうごめく人混みの頭上に降りそそぐ、どう考えてもヤケドしそうな熱々の花火! 街全体が熱狂に包まれ、路上はさなが...
2024-04-24 06:00 ライフスタイル
後妻つらいよ。“子の運動会にパチンコした男”⇒前妻の嫌がらせは茶飯事
 バツイチ男性と再婚した場合、時々運の悪いことに「前妻からの嫌がらせ」を受けてしまう人がいます。女性は、愛や嫉妬が絡むと...
甲斐駒ヶ岳(春)のごほうび
 峠を登り振り返ると一面雲で覆われていた空が割れ甲斐駒ヶ岳が顔を出した。  春を待ちわびて眺める景色もまたごほうび...
“たまたま”を下から見上げる背徳感…やんちゃ坊主も困り顔
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
惚れてまうやろー♡そのへんの男よりカッコいい同性にキュン
 今回は「同性にキュンとした話」を集めてみました。中には、女性同士で恋愛感情に似た好意が湧いた人もいるようですよ! どん...
女坂と男坂の違いって? 山道・寺社仏閣の参道どっちを選ぶと楽チンか
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...