舞い上がり注意!呼べば来る“有料男子”は恋人ではありません

内藤みか 作家
更新日:2019-09-26 06:00
投稿日:2019-09-26 06:00

彼と無料で会いたがるようになった

楽しいデートも彼には仕事(写真:iStock)
楽しいデートも彼には仕事 (写真:iStock)

 有料男子に本気になり、彼を本当の彼氏にしたくなる人がいます。彼はお金を出してくれるお客さんには誰にでも愛情表現をするのだと思いますが「私にだけこんなにしてくれている」と誤解して、突っ走ってしまうのです。これは有料男子を初めて買った人が陥りやすいパターン。あくまでも彼の優しさはサービスだと考え、気持ちを落ち着けましょう。

 彼は会っている間は、とても幸せで楽しいデートをしてくれますが、これが彼の仕事なのです。お金を払っているからこそ、尽くしてくれているのです。けれど両思いだと錯覚してしまい「こんなに私たちはラブラブなのに、どうしてお金がかかるの?」と悩む人がいますが、それは大きな勘違い。値切ろうとしたらケチな客だと思われるだけなので、お客のうちはお金を出すしかないのです。

有料男子がお客に本気になることはあるの?

 もちろん有料男子も人間ですから、時にはお客さんを好きになることもあるでしょう。たとえお客さんでなくても好きになっていた、つまりドストライクの女性の場合、好きになってしまう、と言うのは当然かもしれません。

 または「この人だったら一生働かなくても大丈夫だと思った」時には好きになるようです。つまりお金持ちのヒモになれたらアガリだということ。そういうお金持ちの女性と出会えたら女性相手の仕事を辞めるし、結婚も考えるのだとか。つまりは逆玉の輿狙いなんですね。有料男子を始めたのもセレブ女性と知り合いたいからだとハッキリ言う男性もいるくらいです。

 舞い上がって突進してきたり、彼女のように毎日何度も連絡してくるような女性は、カモとしか思ってもらえません。有料男子を無料にしたいのなら、彼のドストライクになるか、すごいお金持ちになるかのどちらかなのかもしれません。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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