冬の乾燥肌対策にも 可愛らしい「月桃」の実の効能と活用法

斑目茂美 開運花師
更新日:2019-10-26 06:00
投稿日:2019-10-26 06:00

月桃の葉と実の特徴は香り!

 ゲットウ(月桃)は沖縄や鹿児島ではよく知られたショウガ科の植物でございます。関東ではあまり知られていないようですが、沖縄や鹿児島、特に沖縄では「サンニン」とよばれ一家に一株と言われるほど、生活に根付いた植物のようでございます。

 ショウガの仲間の月桃、その特徴はなんといっても葉と香りにございます。美しくハリのある葉は生け花にも使われたり、爽やかな香りは天然のアロマとして置くだけでも素敵でございます。乾かした葉を細かくちぎって袋に詰めたものをタンスに入れても防虫効果があるようですし、煎じて飲めば健康茶にもなっちゃう。

 強い抗菌効果がある為、沖縄の伝統料理「ムーチー」と呼ばれるお餅のような食材を包んで蒸したり、香りをつけるためにお肉や魚を包んで蒸したり……

 お花にまるで興味の無い昔のチーマーみたいなイケイケドンドン沖縄出身の男の子に「月桃って知ってる?」と聞くと「やっぱムーチーっすかね」というほど。この人が知ってるくらいだから、やっぱり有名らしい・・・

 ですが今回ここでワタクシが是非あなたにご紹介したいのは、なんとも可愛らしい月桃の実でございます。あまりに可愛らしいフォルムのせいか、ここ数年、こだわりのあるお花屋さんでは店頭にポツポツ並び始めました。

 とにかく、出回る期間が短く、希少価値? があるのかしら……市場でも取り合いでございます。軸付きの月桃の実は、色といい、形といい、まさに秋の風情満載! ワタクシはとても大好きなので、必ず意地でも入荷致します。

 なんとも言えない可愛らしい形と素晴らしい香りが魅力なのでございますが、花束やアレンジに使うだけでなく、ほのかに香るスパイシーな香りと独特なフォルムで、ただ簡単にドライフラワーとして飾るのも素敵でございますよ。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


意外に難しい「ミモザの鉢植え」を成功させたい! ほっぽらかし園芸好きの花屋が教える5つの失敗と対策
 暦の上では3月、ポカポカを通り越して半袖脇汗が止まらない日中があれば、突然寒くなり雪が降る…これは本当に三寒四温なのか...
想定外しかない商店会ワーク。文句ばかり言うおっさんにブチ切れ寸前、寅さんの名台詞で堪えました
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
ぎっくり腰再発かも…? 運動不足解消のため、水泳を始めた中年おばさんの“まさか”
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
“春ピンク”は女性ホルモンを刺激!【調香師が解説】指先から幸せになるピンクフラワー香り術
 色とりどりの花が咲く春は、気分も明るくなって幸せな気分になりますね。花の色に多いピンクですが、女性ホルモンを刺激する色...
40代の同窓会はどこで差がつく? モテる人とモテない人それぞれの共通点
 若かりし時代を一緒に過ごしたクラスメイトと、定期的に同窓会を開いている人は多いですよね。でも、40代にもなってくると見...
ダイニングテーブル上の「キレイのコツ」5選 すぐに物が散らかり、ぐちゃあ~とするのなんで?
 家族みんなが団欒する時に欠かせないダイニングテーブル。食事をしたり、コーヒーを飲んだり、宿題をしたりと大活躍ですよね!...
「かかってこいや!」攻撃待ちの“たまたま”が余裕の挑発? プロレス開幕の予感にワクワク
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
第一印象が悪いという悩み。好印象に近づく「メラビアンの法則」を知っていますか?
 ビジネスでも恋愛でも、第一印象は大切。第一印象が悪いとビジネスでは取引や契約に悪影響を与え、恋愛では恋人候補から外され...
変わらない、変われない。
 街は変われど、変わらない変われない一本松。  一体、何を視つづけてゆくのだろう。
【漢字一字探し】悔の中に梅はどこ?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
昭和生まれが驚く令和の卒業式あるある7選。直後に美容院GO、卒業証書のポンポン音はなし
 いよいよ卒業式のシーズンが到来しますね。昭和生まれの40代からすると、令和の卒業式は驚きの連続かもしれません。  今...
40代が身に付けたい「叱り方上手」のコツ。パワハラ上司5つの特徴にドキッとしたら要注意かも?
 職場には、年齢も性格もさまざまな人が働いています。中には誰もが敬遠するパワハラ上司もいるはず!
ほっこり&まったり♡ 癒しの“たまたま”8連発で心のコリほぐしましょ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年に入ってからご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとは...
「なるほどですね」を多用する会社後輩に言いたい。LINEで相手をイラッとさせるNGな口癖3選
 自分の口癖は、なかなか気付けないものですよね。感謝や褒め言葉など相手を幸せにする口癖ならいいのですが、なかには相手をイ...