“卵巣年齢”が分かる「AMH検査」は独身こそ試す価値がある!

西史織 卵子凍結コンシェルジュ
更新日:2023-01-26 20:59
投稿日:2019-11-17 06:01
 日本は不妊治療の件数は世界一なのに、体外受精で赤ちゃんが産まれる確率は最下位。そんな状況を変えるために、ミレニアル世代の私たち自身にもできることがあるというお話から前へ進み、今回は、“卵巣年齢”(妊娠可能な年齢)を知ることができる「AMH検査」についてお話していきます。

聞きなれない「AMH検査」とは?

子供が欲しいと考えている女性は必見(写真:iStock)
子供が欲しいと考えている女性は必見 (写真:iStock)

【08_卵子凍結】

 突然ですが、皆さんは「AMH検査」を知ってますか?

 AMHとは、血液検査で測定できる「卵子の残数がわかる値」のことをいいます。

 不妊治療の経験者ならご存じの方も多いと思うのですが、この検査は独身のミレニアル世代こそ受けて欲しい検査なのです。

「まだ結婚もしてないのに将来の妊娠について測っておくなんて……」

 と思うかもしれません。けれど、お勧めする重要な理由があるんです。

西史織
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卵子凍結コンシェルジュ
金融業界で営業、IT業界で事業開発に従事後、27歳のときに将来のことを考え卵子凍結をする。その経験から、女性のライフステージと仕事の両立についてをライフテーマに活動。妊活をしている方や卵子凍結をしたい方へ向けたクリニック検索サイト「婦人科ラボ
」を運営。Xでの情報発信や、日刊ゲンダイ、日経xWOMANでの執筆も行う。

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