更新日:2019-11-14 18:20
投稿日:2019-11-14 18:00
忘れた振りが裏目に…
心がどんどん壊れていく (写真:iStock)
あるとき、彼女とエンジニアと三人で、私の部屋のパソコンでの作業を行いました。時間帯は夕刻。女性エンジニアも一緒だから大丈夫だろう、と思っていました。
夜は三人で食事し、そのまま解散、となるはずが、Gが突然、言い出します。
G「私、綾さんちに忘れものしてきちゃった」
私「なんですか。私が取ってきます」
G「綾さんじゃわからないから、私が行くわ」
エンジニア「もう、Gさんて、ほんとドン臭いですよね」
笑うエンジニアの前で、私は体良く断る術を持てませんでした。
翌朝はGよりも早く起きて、三時間、バスルームに籠って避難します。
部屋に戻ると、すぐに出かける振りをします。
すると彼女がベッドで、全裸のまま言います。
G「私がどうしてここにいるのかわかる? お酒を飲んでたから憶えてないでしょうけど、ゆうべ綾さんが、『Gさん、帰らないで、私、Gさんがいないと淋しい』って、抱きついてきたのよ」
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