美人は本当に性格が悪い? 元CA官能作家が「美人」を斬る!

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2019-11-20 10:58
投稿日:2019-11-20 06:00
「美醜格差」という言葉が囁かれて久しい昨今、容姿の良さと性格の良悪に因果関係はあるのでしょうか。筆者自身、CA、モデル、六本木のクラブママ、現在の官能作家と「女の世界」を渡り歩き、凄まじい美人と出会う機会にも多々恵まれました。そんな筆者が説く、美人と性格の関係性とは!

1. 「美人は性格が悪い」説はフラれた男たちが作りだした

 美人や美男子は「告白される」「口説かれる」確率が高い。これは自然界の法則で、「ルックスの良さは、健康なDNAを持っており、その子孫を残したい」という生き物の本能に他なりません。

 当然ながら、美人には男たちが群がり、アタックしてくるわけです。しかし、口説かれるままに男性と付き合うことは不可能。結果、モテる人ほどお断りする回数も増えるわけです。

 ここで、フラれた男性は自分のプライドを守るため、次のような発言をします。

「あの子はキレイだけど、性格が最悪」と。

 もちろん、表向きは「大人の対応」をするかもしれませんが、本音は悔しさや喪失感が残り、ふとした拍子――例えば、酔った際や、仕事がうまくいかなかった時、フラれた女性に恋人ができた場合など、恨みの矛先が「自分を振った女」に向かうのです。

 かくいう筆者も(容姿の件はさておき)距離を詰めてくる読者様にやんわりお断りしたら、即効でツイッターをブロックされました。

「美人は性格が悪い」のは、「美人にフラれた男たちの恨み節」の一面もあるのではないででしょうか。

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「偉そうな態度も不快です」老いた親に酒を“タカる”夫にゲンナリ。35歳姉さん女房の深い後悔
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-10-18 11:45 ラブ
「断るならバラすよ」マッチした男の“正体”に愕然。ときめきが地獄に変わった残酷な瞬間
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-10-17 11:45 ラブ
文系男子に一目惚れ♡→現実はだたのオタク!? 婚活女子が忘れらない“ドン引き”体験談3つ
 いまや恋活・婚活の主流となったマッチングアプリ。手軽に理想の相手と出会える一方で、合コンや友達の紹介などとの出会いとで...
恋バナ調査隊 2025-10-16 08:00 ラブ
「本当に好きなのか分からない」“別れ”を決める前のサイン、6つの判断基準を聞いてみた!
 長く交際していたり、ケンカが絶えなくなったりして、相手のことが好きかどうか分からなくなるときもあるはず。そんなときは別...
恋バナ調査隊 2025-10-15 08:00 ラブ
恋が終わる危険も!? 「とりあえずドライブデート」の落とし穴。沈黙、渋滞、迷子…帰りたくなった瞬間5つ
 会話を楽しみ、小旅行気分も味わえる「ドライブデート」。でも実は、ちょっとしたミスで失敗に繋がりやすいデートでもあるんで...
恋バナ調査隊 2025-10-14 08:00 ラブ
【漫画】「避妊しなくていいよ」女の悲しい言葉。一夜限りの男が返した“意外な一言”に救われた夜『できても、できなくても』#3
【『できても、できなくても』あらすじ】  「桃生翠さん…残念ですがあなたは不妊症です」――ブライダルチェックで発覚した...
「いいよ」連発は離婚のサイン? 夫婦関係が壊れる寸前の“危険ワード”6つ
 離婚を経験した男女に、離婚直前に飛び交っていたワードをうかがいました。ご夫婦の間で、これらのワードが口癖のようになって...
恋バナ調査隊 2025-10-13 08:00 ラブ
【漫画】「家には帰りたくない」クズ男との別れ…“魔王”と呼ばれるイケメンは何者?『できても、できなくても』#2
【『できても、できなくても』あらすじ】  「桃生翠さん…残念ですがあなたは不妊症です」――ブライダルチェックで発覚した...
「寄生虫としか思えない」47歳男性が“専業主婦 希望”を一蹴。更年期の妻を受け入れない複雑事情
「冷酷と激情のあいだvol.267〜女性編〜」では、仕事への活力が下がり、退職して専業主婦になりたい夏菜子さん(仮名)の...
並木まき 2025-10-11 11:45 ラブ
専業主婦になりたいのに…貯金ナシの44歳妻、夫が意地悪すぎると嘆き「結婚の“特権”ですよね?」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-10-11 11:45 ラブ
【漫画】「あなたは不妊症です」婚約者も仕事も失って…私は女として“失格”なの?『できても、できなくても』#1
【『できても、できなくても』あらすじ】  「桃生翠さん…残念ですがあなたは不妊症です」――ブライダルチェックで発覚した...
順風満帆だった45歳 経営者の転落。美人CAから若い女に乗り換えるはずが…地獄の「三者面談」の顛末
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-10-10 11:45 ラブ
閉経前にもう一度…“癒し”を求める50代女性「ただ話を聞いてもらいたい」男性を求める切実な理由
 ドラマやネットなどで「女性用風俗」が取り上げられることが増え、一般の女性たちにもその名が浸透してきました。  ア...
内藤みか 2025-10-10 11:45 ラブ
「恋愛は効率か、それとも不要か?」タイパ世代に広がる新しい恋愛観。20代で結婚相談所に登録も
「最近のJ-POPは、前奏が短すぎて歌いにくい」カラオケでそう感じたことはありませんか?  我々、40代が青春時代...
男の「私たち付き合ってるよね?」への本音。告白はなくても“彼女認定”されるきっかけ
「彼からの告白はないけど私たちって付き合ってるのかな?」と、曖昧な関係性に不安を抱えている女性もいるでしょう。  ...
恋バナ調査隊 2025-10-08 08:00 ラブ
早く帰りたい…! 初デートで使える“テッパン話題”とさっさと“切り上げる”コツ。やさしいウソで後腐れなく解散♡
 マッチングアプリ内でやり取りを重ねていても、いざ初デートの日程が決まると「会話で失敗したくない」「話が弾まなかったらど...
恋バナ調査隊 2025-10-08 08:00 ラブ