マツエクでおブスになってない? 可愛く盛るための注文方法

七海 ライター
更新日:2020-08-09 03:47
投稿日:2019-11-02 06:00
「まつげが少ないからマツエクに頼ってみたら、仕上がりが思ってたのとなんだか違う。彼氏から『つける前の方がかわいいよ』と言われてしまった」
 毎朝ビューラーでまつげをもちあげてマスカラをつけて、という作業はすごく面倒くさいですよね。だからこそちょっとした贅沢としてマツエクを利用しているのに、なぜだか盛れない! 理想と違う! ということがあります。
 よくある失敗パターンと、理想通りの仕上がりにするための注文のコツをご紹介します。

マツエクしてるのに逆に可愛くなくなってしまうパターンとは?

 薄めの顔で、奥二重あるいは幅狭の二重、一重の人が200本太めの毛を植毛すると、どうなるか? 

 まぶたから海苔がはみ出ているような違和感があります。要するに似合っていないのです。

 筆者も幅の狭い二重なので、なけなしの二重がまつ毛によって潰れて、逆に可愛くなくなってしまう、という失敗をしばしば繰り返しました。

 また、目の位置が高い人や目と口の距離が長い人も要注意です。

 マツエクをして目を上方向に盛りすぎることによって、ますます顔が間延びしてみえてしまいます。

「目元が濃くなれば美人になれるはず!」――しかし、顔によっては不自然になってしまうことがあるので、やみくもにまつげを盛るのはおすすめできません。

 では、マツエクで可愛くなるためにはどう注文したらいいのでしょうか?

【あわせて読みたい】アイプチを卒業したい! 「二重まぶた整形」の疑問あれこれ

マツエクで可愛くなるための3つのコツ

本数や毛の太さを欲張りすぎない

 はっきりした顔立ちの人だと、本数をマックスつけても似合います。目元以外のパーツが、まつ毛の派手さに負けないからです。

 しかし、のっぺりとした薄顔の人が目元だけ盛っても、ちぐはぐな印象になってしまいます。また、太い毛だと瞼が疲れるので、初心者ほど細い毛を選んだ方が良いでしょう。

ゆるめのカールで長持ちさせる

 ぱっちりとした印象、大きな目にしたいならCカールが向いています。マツエクをしたことがない初心者が思い浮かべている仕上がりは、こちらが近いでしょう。

 Jカールはそれよりもゆるいカールです。Cカールほど目元が華やかになりませんが、こちらの方がカール自体は長持ちします。

 すだれたまつ毛はアンニュイで、お人形さんのようなパッチリカールとはまた違った魅力や色気があります。

 二重幅が狭い人は、二重幅をつぶさないためにも、Jカールをおすすめします。

 また、カールが緩い方が、洗顔したり枕でうつぶせになったり多少荒い扱いをしても、取れづらいんです。

下まつげにもボリュームを足す

「マツエクをしたら、顔の重心がますます上に伸びたような気がする」

 赤ちゃんの顔やパンダの顔が可愛いように、顔は下重心の方が可愛い、ということはご存知でしょうか。

 ですので、上方向にばかり目元を強調しても、顔の重心が上に伸びてしまうため可愛くなくなってしまうのです。

 可能であれば下まつげにもマツエクをしたり、それが難しれければまつ毛美容液を丹念に塗って自まつ毛を育てましょう。

終わりに

 そう安くはないマツエクを施すなら、どうせならとにかくボリュームを出した方が得な気がする……しかし、欲張って本数を増やしても、自分に似合っていなければ意味がありません。

 自分に似合う盛り方を探しましょう。

【あわせて読みたい】目元の悩みをプロに聞く! シワ&たるみのアイケアを教えて

七海
記事一覧
ライター
95年、雪国生まれ。元バニーガール広報兼ライター。大学3年の時にブログを始める。婚活と読書がルーティン。卒論は綿矢りさ。好きなタイプは高学歴童貞。13のマッチングアプリを駆使し、1年半で会った男性は100人を超える。

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


今夜もぐっしょり…寝室温度をめぐって夫と大喧嘩!【医療専門者監修】寝汗は更年期だけじゃない?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代が「垢抜け顔」になれないワケは?【美容家が使って実感】激推し最新コスメ3品
“垢抜け顔”になりたいけど、思いどおりの仕上がりにならない…。そんなお悩みは、選ぶコスメで解決!  40代の時短美容家...
生理前に限らず些細なことでイライラ!【医療従事者監修】アラフォーが注意したいPMSではない意外な理由
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
春先の紫外線も乾燥も怖くない!【美容家厳選】アラフォーに激推ししたい“二刀流”UV対策
 春の陽気を感じる日も増えてきましたね。日差しが強くなってくると気になるのは、UV対策です。春夏は特に紫外線量が増えるた...
加齢で増えがちな「ほくろ」はシミと何が違う?【美容外科医が解説】電気メスで削ると? 保険適用の条件は?
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。今回はお悩みの多い「...
うさぎ舌リップってなんぞ? 40代でも挑戦できる作り方と色選びのコツ
 純欲メイクや白湯メイク、地雷メイクなど、これまでいろいろなメイクがトレンドに上がってきましたが、もっかSNSで話題なの...
寒暖差疲労の原因と対処法【医療従事者監修】季節の変わり目はイベントてんこ盛りで休めない…どうする?
 寒暖差が激しい季節は、いつもと同じように睡眠時間を確保したつもりでも、なんだか疲れてしまいがち。そんな「寒暖差疲労」を...
40代がやりがちなNGメイクとインナーカラー全8選。痛いおばさんは回避したい…
 アラサー・アラフォー女子は、メイクやヘアカラーというパーソナルなことですら、常に厳しい目線を向けられてしまうから大変で...
長財布はダサい&時代遅れとされる3つの理由。令和におすすめの財布は?
 最近、長財布を使っている人をあまり見かけなくなってきましたね。今でも長財布を愛用しているものの、「もしかしてダサい? ...
女性は30代以降、筋肉量が年間1%ずつ減!?【医療従事者監修】今すぐ試せる“ぽっこり下腹”引き締め術3選
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【検証】メイクしたまま寝ると汚肌一直線?20代美容ライターが3日間オフなしで過ごしたら意外な結果に…
「メイクを落とさないと肌が荒れる」とはよくいったもの。メイクをしたまま寝ると毛穴に詰まった汚れや皮脂が酸化して、肌荒れや...
「美容医療」反対派と賛成派の意見。トライする前の参考にしたい
 いつの時代も、女性は美しくなりたいと思うもの。そして、今の時代、美容医療や美容整形がより手軽になり、挑戦する人も増えて...
更年期の“意外と知らない”基礎知識/更年期症状は遺伝する? 出産経験の有無は影響する?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
熱狂する韓国コスメブームに違和感。顔につけるのに、低価格、パケ買い、なんとなく…だけで買って大丈夫?
 つい先日、資生堂の最終赤字が100億円超との報道がありました。主な理由は中国での事業不振にあるそうですが、実際のところ...
急に夜が淡白になり、枯れてしまった彼氏…【薬剤師監修】浮気以外で考えられる原因は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代で「実年齢+5歳老け見え」は絶対回避したい!【美容家激推し】お助けアイテム3選
 40代を迎えると、ちょっとした老け見えにも落ち込みますよね。「43歳なのに、48歳くらいに見られた…」なんてしょんぼり...