コンビニにGO! 二日酔いの朝に摂るべき食べ物&飲み物6選

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-12-06 06:00
投稿日:2019-12-06 06:00
 ひどい二日酔いの朝、グロッキーな中で「もう二度と飲まない!」と決意した経験がある方は多いはず。でも、そんな人に限って、また同じ過ちを繰り返してしまうものなんですよね……。そこで差し迫る忘年会&新年会に向けて、二日酔いの朝に摂るべき食べ物&飲み物をご紹介します。

つらすぎる二日酔いの朝、絶対にしておきたいこと

 ついつい飲み過ぎた二日酔いの朝って、どうしてあんなにつらいんでしょうか。でも、うだうだ頭痛や吐き気と付き合っていると半日があっという間に無駄に過ぎてしまいますから、まずは絶対にしておきたい二日酔いへのアプローチ方法を見ていきましょう。

水分補給

 アルコールは利尿作用を引き起こすため、体は脱水状態になりがちです。二日酔いの症状である頭痛や吐き気などは、アルコールが分解される時に発生するアセトアルデヒドが原因だと言われていますが、脱水状態のままだとアセトアルデヒドを分解する力が弱ってしまうそう。

 そのため、とにかく大切なのは「水分補給」。水分をたくさん摂って、体からアセトアルデヒドを排出しましょう。

肝臓機能のサポート

 アルコールはほとんどが肝臓で分解されますが、量が多いとどうしても肝臓だけでは処理できずに血中に残ってしまいます。そのため、働きすぎている肝臓機能をサポートすることが大切。アミノ酸やビタミンB1は肝臓の働きを高めてくれるため、積極的に摂るようにしましょう。

低血糖の解消

 アルコールの分解には糖が必要ですが、肝臓で糖が使われることで低血糖に陥ってしまうことがあります。場合によっては、意識障害などを引き起こすリスクもあるのだとか。

 よくお酒を飲んだ後に締めのラーメンが食べたくなりますが、これは脳が低血糖を危険だと判断して糖質を欲しがっている証拠。上記で挙げた脱水症状も低血糖を悪化させる原因になります。糖分はジュースなどの飲料からでも手軽に摂取できるため、二日酔い対策のポイントになりますね。

コンビニで買える! 二日酔いの朝に摂るべき食べ物3選!

「二日酔いの時は食欲が湧かない……」という気持ちも分かりますが、もしも少しでも口にすることができるなら以下の3つの食べ物を食べてみてください。

お味噌汁

 二日酔い対策に効果が高いと言われるのが、日本食であるお味噌汁。体内で少なくなっている塩分や水分を、一度に摂取することができます。なんといっても、弱った体に染み入りますよね。具材は、アルコールの分解に効くというオルチニンやタウリンを含む「しじみ」や、タンパク質を含む「豆腐」、ミネラルを含む「わかめ」などがおすすめ。

 お味噌汁はフリーズドライのタイプも販売されているため、お酒好きの方はいざという時のために常備していても良いかもしれません。

アロエヨーグルト

 タンパク質やビタミンB1を含んでいて肝臓機能を回復させてくれる意外な食べ物、それがアロエヨーグルトです。さっぱりしているため、食欲がない方でも比較的食べやすいかと思います。コンビニではドリンクタイプも販売されていることがあるため、ぜひチェックしてみてください。

おにぎり

 手軽なのがコンビニのおにぎりです。お米は糖質を多く含んでいるため、二日酔いの朝に最適。おすすめの具材は肝機能を回復させるクエン酸を含んだ「梅」や、タンパク質を含む「納豆」など。酔っ払って自宅に帰る途中でもさっと購入することができるので、翌朝のために備えておきたいものです。(そんな自制心を保てていられるなら、二日酔いにはならないのでしょうが……)

水分補給は必須! 二日酔いの朝に摂るべき飲み物3選!

 食べ物なんて見たくもない……そんな重度の二日酔いの場合には、水分補給だけでもしっかりと行うようにしましょう。

スポーツドリンク

 スポーツドリンクには、塩分やミネラルなど脱水症状を緩和させる栄養素がバランス良く含まれています。もともと体に吸収されやすいような仕組みになっているため、脱水を感じたら積極的に摂っておきたい飲み物の1つ。

 ただし、スポーツドリンクは飲酒中に飲むと、“水分だけではなくアルコールまでもが吸収されやすくなり、酔いが回りやすくなる”という声もありました。科学的には証明されていないようですが、あくまで「二日酔い対策」として飲んだ方が良いかもしれません。

炭酸飲料

 すっきりと飲みやすい炭酸飲料は、胃がムカムカしている時にも飲みやすくておすすめ。炭酸飲料は、水を血管に流す効果を高めてくれるという説もあるようです。

 ちなみに私は、二日酔いの日にはいつもコーラを飲みます。果糖、ブドウ糖、砂糖、液糖が入っているからか、なぜか二日酔いが改善されやすい気がしています。さらには、含まれるカフェインによって血管が収縮され、頭痛軽減の効果に期待できそう。ぜひ一度、お試しください!

肝臓の機能を助ける栄養ドリンク

 効くか効かないか分からなくても「お守り」として買ってしまう、肝臓の機能を助ける系の栄養ドリンク。ウコン入りのものやヘパリーゼなどが有名ですね。

 ちなみに、こういったドリンクはお酒を飲む前でも飲んだ後でも効果はあるとされています。ここぞという時には、飲み会前に1本、二日酔いの朝に1本、とWのアプローチをするのもありですね。

お酒好きの宿命「二日酔い」と上手に向き合おう!

「酒は飲んでも飲まれるな」、そうは言っても飲んでしまうのがお酒。以前、「お酒好き女子にオススメ とっておきの「二日酔い対策」4選」なんて書いたものの、空腹のままチェイサーさえ挟まずに飲み続け、飲み会前にラムネを買ったことすら忘れ、ひどい二日酔いになった1週間前の私。

 結局のところ、楽しい時間の代償と言える「二日酔い」と上手に向き合うコツを知っていた方が良さそうです。ぜひ、忘年会&新年会シーズン、体を労わりながらお酒を満喫してくださいね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ライフスタイル 新着一覧


どれくらい実践してますか? 家でできる環境にいいこと「7つの習慣」
 子供たちに限りある資源を残すためには、私たちの日々の努力が欠かせません。今回は、みんなが普段心がけている環境にいいこと...
胡蝶蘭はお祝い専用? 寺の住職から聞いた「お悔やみ花」としての需要
「つかぬことをお伺いしますが……」  猫店長「さぶ」率いる愛すべき我が花屋には、お客様から毎日のように“ちょっと困...
台無しなんですけど!家族旅行なのに「夫のイライラ言動」と4つの予防策
 世の女性の中には、せっかくの家族旅行中、「夫のイライラする言動」によって、楽しい雰囲気が台無しになってしまうケースも…...
“頑張り屋のメンヘラ”が「セルフラブ」という人生の処方箋を知りました
「セルフラブ」という考え方は、確実に私の人生に大きな影響を及ぼしています。  セルフラブについて学び始めた時「世界...
【にわか呑み鉄】電車とビール好きにたまらない「流鉄BEER電車」に参戦
 さる9月2日(土)、千葉県流山市で「電車好き」と「ビール好き」垂涎の1日限りのイベントが開催されました。  通常は入...
かつて入り浸った店も 横丁の思い出も時代と共に変わってゆく
 昼間の細い路地を軽装の観光客が闊歩する。  誰かにとってはノスタルジーでも、また違う誰かにとっては新鮮に映るんだ...
にゃんたま写真の成立には“たまたま”への愛のピントがマスト
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「才色兼備」は女性だけに使われる不適切表現?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ずーっといい子ちゃんとか無理!「笑える悪口LINE」で上手に息抜きを
 友達や同僚から人の悪口を聞かされたらあまり良い気分にならないでしょう。でもそれがユニークな悪口だとしたら、思わずクスッ...
ほっこり読み切り漫画/第57回「隣りの芝生はオーノー」
【連載第57回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、...
これって良心ですか、マウントですか?「おまいう」説教LINE3選
 説教をされて、いい気分になる人はあまりいませんよね。でも、いつもどこか偉そうで、何かと説教をしてくる人はいるもの。 ...
相棒のぬいぐるみは無理! 大人になっても捨てられないもの6選と対処法
 物や情報に溢れた現代では、断捨離やミニマリストに憧れる人が多いですよね! でも、大人になってもどうしても捨てられないも...
40代で振り返ると納得!いろいろあった人生の転機、思い出してみない?
 人生の転機とは、その時には気がつかず、後になってから「転機だった」と気がつくもの。特に40代を過ぎると、人生の前半を振...
今年はお日様が大きく見える そろそろ落ち着いてくれるかな
 この数年で男性の日傘がすっかり定着したのも納得の暑さ。  日陰に逃げても、どこまでも太陽に追いかけられている気が...
記事読んだらソワソワ♡ 予定がない週末は寝溜めより楽しい6つのことを
 子どもの頃は暇さえあれば遊んでいたのに、大人になると週末は「予定もないし、寝溜めしておくか〜」と何もしない1日を過ごし...
人生これで正解? “30代からの思春期”ミッドライフクライシスに勝つ法
 大人のみなさん、「私の人生、これで良かったの?」と考えて不安になる時はありませんか? そしてその不安、名前がついている...