年齢でチークの入れ方は違う!肌質・肌色に合わせた選び方♡

コクハク編集部
更新日:2020-01-14 06:20
投稿日:2020-01-14 06:00
 血色をよく見せてぱっと顔を明るくしてくれるチークは、大人女性の強い味方。でも、若い頃からずっと同じチークカラー、同じ入れ方をしていると、「若作り感」が出てしまうため、要注意のアイテムでもあるんです。そこで今回は、年齢に合うチークの入れ方や選び方のポイントについて、じっくり解説していきます。

チークの種類はどれが良い?肌質や肌色に合わせた選び方のポイント

 まずは、基礎知識として、チークの種類&肌質・肌色に合わせた選び方のポイントをチェックしていきましょう。

チークの種類は3種類に分かれる

 チークの種類は、おもに3種類。それぞれの特性やおすすめの肌質をご紹介します。

・パウダーチーク〜オイリー肌・敏感肌におすすめ!ふんわり可愛く仕上がる

 一番ポピュラーなのが、「パウダーチーク」。ブラシを使って頬に入れていきますが、量を調節しやすいため初心者でも使いこなしやすいです。付属のブラシではなく、できれば大きく毛足が柔らかいブラシを使うことで、よりふんわりと仕上がります。

 粉末状のためサラサラ肌を持続させたいオイリー肌の方、肌につきすぎないことから敏感肌の方におすすめです。

・クリームチーク〜乾燥肌におすすめ!自然な血色感が出せる

 指を使って広げていく「クリームチーク」は、ツヤ感や血色感が自然と出せるため、色っぽさを求める大人女性に人気です。肌に密着しやすいため、メイク崩れを防ぐことにも繋がります。パウダーチークの下地として使うのもアリ。

 油分が多いため、乾燥肌の方とも相性が良く、潤いのある肌を持続させることができます。

・リキッドチーク〜肌質選ばず!透明感ある肌を演出できる

 密着度NO.1なのが、「リキッドチーク」。水分量が多く、肌に馴染みやすいのが特徴。スティック状のものも多く、メーカーによってはアイメイクやリップメイクにも使えるため、外出時にかさばらず重宝できるかも。

 油分と水分のバランスが良いため、基本的には肌質を選びません。ただし、発色感はやや少ないため、重ね付けが必須かも。

肌色に合わせてチークを選ぶ〜肌色チェック!

「可愛く見せたいからピンク!」そんな風にメイクアイテムを選ぶのは楽しいもの。でも、チークは自分の肌色に合わせて選ぶと、よりその効果を引き出すことができるんです。

 それを見極めるための方法として、自分の「パーソナルカラー」を知ることをおすすめします。まずは下記の項目から、自分の肌色がイエローベースなのかブルーベースなのかをチェックしましょう。

【イエローベースの人の特徴】

・ファンデーションはオークル系
・日焼けをすると小麦色になりやすい
・ゴールドアクセサリーの方が似合う気がする
・手首内側の血管がグリーンに見える

【ブルーベースの人の特徴】

・ファンデーションはピンク系
・日焼けをすると赤くなりやすい
・シルバーアクセサリーの方が似合う気がする
・手首内側の血管がブルーに見える

 いかがでしょうか?一見「色黒→イエローベース」「色白→ブルーベース」だと思われがちですが、一概にそうではありません。チークだけではなく、ベースメイクやヘアカラーを選ぶ時にも役立つので、ぜひ覚えておきましょう。

イエローベースに似合うチークカラー

 イエローベースの方は、肌色とチークのカラーが近いほどメイク馴染みが良くなります。

 おすすめカラーは、コーラルピンク、赤みがあるベージュ、オレンジなど。NGカラーは青みがかかったピンク系。顔色が悪く見えます。

 選ぶカラーによって可愛くも大人っぽくも見せることができるため、自分の目指すメイクに合わせて試してみてください。

ブルーベースに似合うチークカラー

 ブルーベースの方に似合うチークカラーは、とにかくピンク系。ローズピンクのような淡いピンクからホットピンクのような鮮やかなピンクまで、基本的にはどれでも肌馴染みが良いでしょう。また、チークカラーとリップカラーを合わせることで、より統一感が出ますよ。

 NGカラーはブラウン系。くすみのある肌に見せてしまいます。

20代・30代・40代と年齢によって変えたいチークの入れ方!

 次に、年齢によって変えたいチークの入れ方をお伝えします。若い頃からメイク方法を変えていない女性も多いようですが、場合によっては「若作り」と思われるような痛い印象を与えてしまう可能性も。この機会にポイントを押さえましょう。

20代女性のチークの入れ方

 名実ともに“若い”20代女性は、いきいきとした印象を与えるチークの入れ方がおすすめ。

 目尻から口角までの線上が濃くなるよう、楕円形にチークを入れましょう。グラデーションを作ると、小顔効果も得られます。

30代女性のチークの入れ方

 30代になると、加齢の影響で頬周りのお肉が下がってくる時期。可愛い印象を持たせたいからと言って、頬の真ん中にチークを入れている方も多いようですが、ほうれい線を目立たせてしまうので要注意。

 30代女性は、目尻から口角までの線上から、こめかみに向かって斜め上の方向にチークを入れるのがおすすめ。ハイライトにパール入りのようなツヤ感のあるアイテムをプラスすると、若々しい印象を与えることができます。

40代女性のチークの入れ方

 頬がさらに痩せてしまいがちな40代ですが、チークを上手に使うことでリフトアップ効果を得ることができます。

 頬骨の少し高い部分からこめかみに向けて、斜めにチークを入れましょう。肌質に合うようであれば、クリームタイプやリキッドタイプのみずみずしいチークを使うのがおすすめ。透明感を出すことができます。

もう年齢を気にしない!チークの使い方ひとつで印象は変わる♡

 毎日行うスキンケアやメイクの中で、「なんだか年を感じるなぁ」と落ち込む瞬間ってありますよね。でも、年齢に合わせたチークの入れ方ひとつで顔の印象はがらっと変わります。

 そのためには、肌色や肌質に合うチーク選びを♪ぜひ、いつまでもメイクを楽しめるように、チークをより活用してくださいね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


プレ更年期でニキビ?女性ホルモンの乱れが…【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【夏の脇汗】毎シーズン悩む…洋服の黄ばみ&ニオイどう防ぐ
 夏になると多くの人を悩ませるのが「脇汗」ですよね。洋服の種類によっては、くっきりと脇汗部分だけ色が変わって、黄ばみやニ...
2022-06-15 06:00 ビューティー
実感!偉大なる“おばあちゃんの3大教え” 2022.6.14(火)
 おばあちゃんっ子です。母が病弱だったこともあり、小さな頃からしょっちゅう祖母の家に預けられていました。大学も祖母の家か...
梅雨・台風の不快を減らしたい!1日1分の耳穴ストレッチ<前>
「梅雨の時期や台風が多い時期は、なぜかカラダの具合が悪い……」という人は、意外と多いのではないでしょうか。それは自律神経...
疲れ目対策&美鼻狙いで「耳穴ストレッチ」1日2分でOK<後>
 前編では、骨格矯正士の清水ろっかん氏の著書「『聞こえ』がよくなる! 耳穴スイッチ」(世界文化社)から、「気象病」を治せ...
髪色より眉色チェンジ!垢抜け狙いの時短メイクは目元がカギ
 メイクのテイストを変えるなら、“眉色”に変化をつけるのも人気ではあるけれど、せっかく眉を変えても「なんだか垢抜けないか...
やせたいのに食べてしまう!脱・過食は歯磨き粉を味方にする
 ダイエット中、やせたい気持ちとは裏腹に食べてしまった経験はありませんか? そのたびに自己嫌悪に陥り、さらにストレスで過...
低用量ピル愛用歴10年でドクターストップが!2022.6.9(木)
 ここ数年ですっかり身近になった低用量ピル。周囲にも「飲み始めたんだ~」と気軽に話してくれる友人が増えてきました。しかし...
梅雨の湿気で髪ボンバー!「ボサこ&ぺたんこ」お悩み別対策
 湿気の多い梅雨の季節は、髪に関する悩みが尽きませんよね。ボサボサになって広がってしまう人、うねってしまう人、ぺたんこに...
「黒目を大きく見せるメイク」習得すべし!やりがちNGも紹介
 ポイントメイクの中でも、多くの女性が重要視しているアイメイク。アイメイクのトレンドは変わっていくものの、黒目の部分が大...
万年ダイエッター卒業? 夏までに無理せず緊急ダイエット5選
 ダイエットは、女性にとって永遠のテーマです。「年中、ダイエットをしている」なんて人もいれば、なんらかの理由で「すぐに痩...
2022-06-04 06:00 ビューティー
【ドラコス3選】ギョッ!シミ・シワのケアは毎日の習慣に
 久しぶりにデパートのコスメカウンターに座って鏡を見た時に、自分の目元のくすみにギョッとしてしまいました。デパコスを買う...
「本気デートに合うバッグ」男性は金銭感覚も見てるんだと!
 大好きな彼とデートに行く時、メイクや洋服のコーディネートはばっちり決めていくのに、バッグに関してはいつもの使い慣れたも...
痩せられる人と痩せられない人には明確な“境界線”があります
 女性の多くは、ダイエットを経験しているでしょう。でも、「結果を出せた!」という人は、意外と少ないもの。どうして同じよう...
「刈り上げ女子」への疑問 伸びてきたらメンテどうしてる?
 最近増えている「刈り上げ女子」。下ろしていればいつも通りのスタイル、アップにすればクールな印象になり、2WAYのスタイ...
叶姉妹は無理でも40女のセクシーメイクは“カモメ”を意識して
 家事や仕事、子育てに奮闘する30代を過ぎ、少し落ち着いてくるのが40代。あらためて、女性としての色気や魅力を大切にして...