コリドー街に新風 エンタメ飲食ビル「FUNDES銀座」って?

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2020-01-18 06:11
投稿日:2020-01-18 06:00
 都内のナンパの聖地として長く君臨する銀座・コリドー街。最近では恵比寿に追い上げられ、東京の出会いの街は激戦となっています。しかし、2019年にはコリドー街の路地に「裏コリドー」という新飲み街を作ったりと、銀座も出会いの街としてのプライドを捨てちゃあいないのです。
 そんなコリドー街に2019年1月15日にオープンしたのが、エンタメ&飲食ビル「FUNNYDES GINZA」。銀座に新しい風を吹かせるかも⁉

銀座のエンタメがここに集結!「ファンデス銀座」

 銀座・コリドー街といえば、東京の老舗レストランが立ち並ぶグルメスポットではありますが、クラブやボウリングといった選択肢もある渋谷や、タクシーで港区にもすぐ行ける恵比寿などに比べると、飲食以外のエンタメが少なかった、というデメリットも。

 そんなコリドー街にオープンした都市型コンパクト商業施設「ファンデス銀座」は、コリドー街には足りなかった“エンタメ性”をプラスしてくれるスポットなんです。

 B1階から10階までの計11フロアの施設の中から今回、コクハクライターがより興味深く感じた飲食店をご紹介いたします。

遊び心たっぷりのマジックバーレストラン「GIOIA 銀座店」

 まず目に止まったのは8階にあるマジックレストラン&バー「GIOIA」。エンタメの少なかった銀座では、ナンパの2軒目以降にマジッックバーを選ぶのは一つの定石でもあります。店内ではプロのマジシャンによるレベルの高いマジックを見ながらの飲食が可能です。

 トランプやハンカチなどを使ったマジックはどれもレベルが高く、お客が参加できるようなものもあるので、初対面の人と来ても会話がはかどるのがマジックバーのいいところ。

 さらにこの「GIOIA」、銀座らしからぬ映え感があるのもポイント。マジックで曲げたフォークを使ったピンチョスは、インスタっぽい可愛らしさがあるのが嬉しいですね。

 銀座の飲食店は高級感のある店舗はたくさんありますが、こういう可愛らしさのある店は意外と限られているので、女性同士での利用もしやすいかも。

 さらにマジックバーらしく、席にもさまざまな仕掛けがなされています。一見、本棚に見えるドアを開けた先にある特別な個室や、写真に撮ると誕生日のサプライズメッセージが映る絵などが飾ってあり、飲食だけでなく体験型として楽しむことができるまさにエンタメなスポットです。

知っていたらかっこいいスマートな新カラオケ「VIGO」

 5階から7階は大手カラオケチェーン「BIG ECHO」の新業態、「カラオケ&ダーツ VIGO」が。会員価格で30分700円という価格設定なのですが、こちら一度は来る価値アリな新体験が可能なカラオケなのです。

 部屋の作りも大きめで、ソファなどに高級感もありラグジュアリーなお部屋が多く、男女混合の飲み会でもテンションが上ります。しかも個室の中にダーツが設置してあるため、一部屋押さえればダーツもカラオケも両方楽しめるのが嬉しい!

 お酒のせいで早めにノドが潰れても、ダーツに移行すれば場が持つという親切設計です。

 一番の目玉は全室にLIVE DAMの新機種、「LIVE DAM Ai」を導入してあるという点。この機種はスマートスピーカーのようなシステムが組み込まれており、マイクにiPhoneのSiriのような感じで話しかけることで、デンモクを触らなくても勝手に曲が入るスマートなカラオケなのです。

「ダム、曲止めて!」と言えば曲が止まるし、「ダム、人気の曲を入れて!」と言えば勝手に人気ソングがランダムに予約されます。

 マンネリしがちなカラオケに新たな体験をプラスした「VIGO」。知っていると合コンの時に喜ばれるかも。

個室がおしゃれ!焼肉店の本気「牛肉寿司きんたん」

 kintanといえば、東京では有名な焼肉店の一つ。銀座に新しくオープンした「牛肉寿司きんたん」は個室がおしゃれすぎてデートに接待にも使いやすそう。

 和風のたたずまいの個室もいいけれど、鏡張りがなんともアダルトな雰囲気を醸し出す個室がちょっといい雰囲気。広い個室なのに、こじんまりとした2人掛けがな〜んかセクシー。こんな個室を予約してもらってしまったら、テンション上がっちゃいますよね。

 名物の牛肉寿司は30貫のコースで頼むこともでき、シェアして食べたら仲良くなりそうです

1次会から3次会までぜ〜んぶここで完結!

 この他にもB1階には富山の郷土寿司が味わえる「廻転とやま鮨 銀座」や、個室でも鉄板で焼けるスタイルのお好み焼きが楽しめる「鉄板・お好み焼き 電光石火」など、コリドーらしいちょっとリッチな食事が楽しめる飲食店もたくさん入っています。

 1次会は寿司や焼肉で食事を楽しみ、盛り上がってきたらカラオケに移動。歌い疲れたら、マジックバーでちょい飲み……と、ビル内だけで合コンや飲み会が完結しちゃうのが嬉しいです。

 本当は男性に飲食店をリサーチしておいて欲しいけど……「コリドーに新しいカラオケができたらしいよ」とこそっと伝えて、次の合コンはFUSNDESを中心に開催してもらいましょ♪

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


みなたま、ありがたま! 来年も素晴らしい“たまたま”に出逢えますように
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【2024年人気記事】二日酔いがきつい…! スナックママ流3つの予防法。意外な「あの食べ物」が効果的?
 2024年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
無視したくせに個別LINEで取り繕われてもねえ。偽善者っぽさがプンプンにおう人たち
 良い人になりすまして、実は裏があったり何か企んでいたりする偽善者。そんな厄介な人との関わりは、最小限にとどめておいたほ...
夫のスマホ依存が止まらない! あるある過ぎてマジ泣ける…改善方法は?
 ガラケーがスマホになりSNS社会になった現代、多くの妻を悩ませているのが夫のスマホ依存。スマホを離さず、仕事以外の時間...
「もしや旦那無職?」って聞いてくるか!? 自称サバサバ女のデリカシーゼロなLINE3選
 竹を割ったような性格の人を「サバサバしている」と表現することがありますが、なかには「自称サバサバ女」と名乗り、自分の短...
令和ロマンのネタ“最強の苗字”説は本当?全国のワタナベさん達の苦悩…テストで字画削減のために『渡辺』等
『M-1グランプリ』(ABC・テレビ朝日系)で前人未到の2連覇という快挙を成し遂げた令和ロマン。ファーストラウンドでは昨...
性格が悪い人の見抜き方4連発。眉間のシワは加齢のせいだけじゃない
 性格の悪い人との付き合いで、悩み、苦労する人はたくさんいます。「もし出会った時にこんな性格だとわかっていたら…」と後悔...
これは友情?それともBL? たわわ男子の“たまたま”にイケナイ妄想が止まらない
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
飲み会キャンセル界隈でまわるカモ。LINEで乗り切る!? 飲み会の面白い断り方3選
 会社の同僚や友人を飲み会に誘った時、仕事の予定や金欠、体調不良を理由に断る人は多いですよね。ただ、なかにはセンスを感じ...
正月の門松に「松」は絶対必要? 住職の言葉にヒントが…歳神様を招く際に本当に欠かせないもの
 元旦から大きな災害に見舞われた2024年、当たり前の日常や生活に大きな変化が起きてしまった方々が、少しでも心穏やかな年...
Happy Merry Christmas! すいません、2024年最後のポンコツ商店会は思いっきり愚痴!!
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
更年期あるあるの「めまいよ、止まれ」自宅で単身コーヒーカップ状態、耳鼻科医は“夜のある習性”を指摘した
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
「もっと頑張れるはず!」は“凶器”だよ…心がまいっている時に届くと嫌なLINE3選
 心がまいっている時は、ちょっとした言葉にも敏感になるものです。相手に悪気がないとわかっていても、たった一言で追い詰めら...
女性のセルフプレジャーはなぜ浸透しない? パートナーとの性交渉とは別物だと考える理由
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。 「セルフプレジャ...
結局「嘘も方便」なのよ…サンタクロースの正体を知った子どもの末路
 クリスマスイブですね。みなさんは、サンタクロースを何歳まで信じていましたか?  筆者は保育園の年中さんでサンタクロ...
すべてが完璧! 至高“たまたま”のベストアングルは譲れない
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...