類は友を呼ぶ…鬼嫁同士で群れる妻が繰り出す夫への奇行3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-02-21 18:06
投稿日:2020-01-21 06:00
「類は友を呼ぶ」とも言われるように、鬼嫁のまわりには鬼嫁が集まるケースも少なくないようです。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、群れ出した鬼嫁に頭を抱える夫の苦悩をご紹介します。

1:比較対象は自分よりひどい鬼嫁……

「子供が新しいスクールに入ったんですが、妻はそこで知り合ったとあるママ友と親しくなってから、鬼嫁っぷりが加速。

 それまでもかなり気が強い部類でしたが、家事も育児もテキトーでご主人のためには何にもしないというそのママ友の影響で、我が妻の家庭への貢献度もどんどん下がっています。

 目に余るので話し合いをしたところ『でも、○○ちゃんママよりマシでしょ!』と逆ギレ。家庭のことは誰かと比較する話じゃないと言っても、聞き入れてもらえません。

 とんでもないママ友とつるみ始めたと、ウンザリしています」(34歳男性/経営)

 ◇  ◇  ◇

 夫婦喧嘩の際、知人や友人を引き合いに出すのはルール違反だと感じる男性も少なくありません。それが自分よりひどい鬼嫁の話となれば、呆れるのも夫の心理でしょう。

2:よその鬼嫁が我が家に入り浸る……

「転職した嫁に親しい同僚ができたのはいいんですが、まるで女子高生の仲良しごっこのようにベタベタした付き合いを始めました。

 家が近いこともあり、最近では、仕事が終わった平日夜や週末にまで、その同僚がウチに入り浸り、嫁とつるんでいます。

 ウチに来る回数が増えるたび、その女性は我が家で我が物顔で振る舞うようになっている上に、ウチの嫁はその人とのおしゃべりに夢中で家事を手抜き。料理をしなくなり、帰宅しても俺の食事を作っていない日も増えています。

 その同僚女性も既婚らしいのですが、ご主人の海外転勤に『行きたくない』だけを理由に付いて行かず、独身生活を謳歌中だとか。

 もともと家事を手抜きしたがり屁理屈ばかりこねる嫁でしたが、最近はその人からの悪影響がハンパないので、どうやって距離を置いてもらおうか悩んでいます……」(37歳男性/団体職員)

 ◇  ◇  ◇

 親しくなった友人の影響を受ける女性も少なくないため、妻の交友関係によって鬼嫁っぷりが加速するケースも。夫には悩みのタネでしょう。

3:夫の言葉より鬼嫁仲間の言葉が優先……

「俺が猫アレルギーなのを嫁は知っているのに、最近嫁が仲のいいママ友から勝手にもらってきた猫を、俺に相談なく飼い出し、困っています。

 俺のアレルギー対策として、猫はマンション内の1室で飼っていますが、最近ちょっとアレルギー症状っぽいのが出始めたので嫁に相談したのですが……。

 猫をくれたママ友から『別部屋なら、アレルギーが出るわけない』などと言われたらしく、その人の言葉を鵜呑みにして、俺の話に聞く耳をもってくれません。

 もともと性格のキツい嫁でしたが、その人と親しくなってからは、さらに俺への態度がキツくなっている気がするし、猫のこともなんとかしたい。

 まずは、そのママ友と離れてほしいので説得中です」(38歳男性/IT)

 ◇  ◇  ◇

 夫の言葉より親しい友人の言葉を優先する妻には、夫が頭を抱えても当然でしょう。早い段階で目が覚めてくれるといいのですが……。

まとめ

 鬼嫁気質の女性が、筋金入りの鬼嫁な女性と仲良くなると、家庭への影響は計り知れません。妻の交友関係が苦悩のもととなっている夫に、早く平穏な日々が戻りますように。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


同じ過ちは繰り返さない!バツイチ女性が離婚から学んだ4つのこと
 離婚率の高い日本では、多くの夫婦が離婚の道を選択しています。離婚する理由はさまざまですが、少なからずつらく苦しい時間を...
恋バナ調査隊 2023-03-28 06:00 ラブ
夜の誘いを断ったらいつの間に…仮面夫婦の実態とバレる言動
 夫婦の仲は良いに越したことはありませんよね。でも、お互いのペースで過ごしているうちに実は愛がない仮面夫婦になってしまう...
恋バナ調査隊 2023-03-27 06:00 ラブ
全否定はNG!彼氏に「専業主婦になってほしい」と言われたら
 男女平等の時代になりつつあるとはいえ、まだまだ結婚生活では「男が働きに出て、妻は家を守る」というイメージを持っている男...
恋バナ調査隊 2023-03-27 06:00 ラブ
「金払ってるし、パパ活は浮気じゃない」夫のトンデモ主張に疲弊する女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-03-25 06:00 ラブ
「カネさえチラつかせば遊べる」妻バレしてもパパ活を続ける男の本心
「冷酷と激情のあいだvol.135〜女性編〜」では、肉体関係のあるパパ活を「浮気ではない」と開き直る夫に愛想を尽かしてい...
並木まき 2023-03-25 06:00 ラブ
年下彼氏と初のお泊りデート♡2人の仲がグッと深まる極意3つ
 年下彼と初めてのお泊まりデートは、この先長く付き合えるか否かのターニングポイントに……! そんな勝負のお泊まりデートで...
恋バナ調査隊 2023-06-24 19:53 ラブ
DV被害女性が自立するためのシェルター兼シェアハウスを見学
 DVの被害に遭った女性が、同じ思いをした女性を支援するためのシェアハウスを始めました。どのような場所で、今までのシェル...
内藤みか 2023-03-23 06:00 ラブ
夫の年収を超えた!夫婦険悪回避5カ条&見直したいお金の管理
 結婚や出産後も仕事を続けやすくなりつつある今、収入アップする女性が増えています。中には「気が付いたら夫の年収を超えてい...
恋バナ調査隊 2023-03-23 06:00 ラブ
子供の名前は「翼」…スポーツ好き夫がうざい!対処法は?
 いろいろな趣味がある中で、スポーツ好きな男性は結構多いですよね! 妻としては夫の好きなことを尊重してあげたいと思う反面...
恋バナ調査隊 2023-03-22 06:00 ラブ
夫婦だってあくまで他人 「過度な束縛」は人権侵害だと思う
 男友達と話していてたまに聞くのが、「妻からの束縛が激しくてさぁ……」といった愚痴です。  例えば、「家に帰ったら...
豆木メイ 2023-03-21 06:00 ラブ
「下の毛に白髪が4本!」浴室で絶叫する夫、老化を感じるトホホな話
 気がつけば結婚して十数年。40代になってから、日常生活で夫の「老い」を感じる瞬間が増えてきた人も多いでしょう。いつも家...
恋バナ調査隊 2023-03-21 06:00 ラブ
生理中に彼氏が神対応!好きな人とブルーな時でも仲良くする方法
 毎月やってくる生理。重さの違いはあれど、憂鬱になったり、体がしんどくなったりして、彼氏とつい喧嘩に発展してしまう人も多...
恋バナ調査隊 2023-03-20 06:00 ラブ
国籍限定!韓国人と出会えると噂のマッチングアプリを試してみた
 未だ衰えない韓流ブーム。「韓流アイドルのようなイケメンと出会いたい……」と、韓国人との出会いを夢見る人も多いのではない...
2023-03-20 06:00 ラブ
不倫、セフレ…なぜ報われない恋にハマる? 女性心理を解説
 不倫やセフレなど、報われない恋にハマる女性は多いですよね。幸せになれないかもしれないとわかっているのに、微かな希望を信...
恋バナ調査隊 2023-03-18 06:00 ラブ
お風呂を引き金に鬱憤爆発!離婚届をスルーする夫に苛立つ女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-04-11 15:40 ラブ
「たかが衛生観念の不一致で?」離婚する気のない夫の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.134〜女性編〜」では、結婚生活7年目にして衛生観念の違いを理由に離婚を決意した奈々子さん(...
並木まき 2023-03-18 06:00 ラブ