夫には地獄でしかない 鬼嫁と過ごした悲惨すぎる正月休暇3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-02-21 17:34
投稿日:2020-01-11 06:00
 お正月休みには家族の絆を深める人も多いなか、鬼嫁のせいで、面白くもおかしくもない年末年始休暇を過ごした夫もいるようです。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、鬼嫁と過ごした悲惨すぎる年末年始休暇のエピソードをご紹介します。

1:屁リクツこねて帰省拒否

「片親で俺を育ててくれた母は、病気になったことと年齢のせいで気弱になっていて、俺的にはかなり心配なんです。それで、お正月休みには、妻と一緒に母の様子を見に行きたかったんですが、帰省の相談をしたら妻が許してくれず、参りました。

『年をとれば誰でも気弱になる。心配だからって帰省すれば、お義母さんが調子に乗って、私たちに介護させる気になるかもしれないから、ここは断固として冷たくすべき』が妻の主張だったんですけど……。うまいこと言って面倒な帰省を避けたいだけなのがミエミエだし、心底冷たい女だと呆れましたよ。

 結局、俺一人での帰省も許されなかったので、休暇明けの3連休に妻には仕事と嘘をついて親の様子を見に行くつもりです」(42歳男性/専門職)

 鬼嫁ならではの屁理屈のせいで、帰省すらできないとは、かなり厄介ですよね。言い返したところで更なる屁理屈が返ってきそうなだけに、夫も頭を抱えるしかないのでしょう…。

2:新年早々ボロボロの身なり

「うちは嫁が家計を管理しています。それで、年末年始の初売りでは、自分のものは買うくせに、俺のものはアレコレと理由をつけて何も買えずじまいでした。

 初売りに行ったとき、本当は仕事用のベルトと靴下が欲しかったんですが、嫁は『ベルトは年季が入っていたほうが、ベテランぽくて仕事ができる人に見えるでしょ』『営業なんだから、靴下はすり減っていたほうが本気っぽい』と主張し、一切、新調を許してくれませんでしたね……。

 僕はボロボロの身なりは営業職にはNGだと思うんですが、ウチの嫁には一般論は通じないみたいです。おかげで新年早々、ボロボロの身なりで仕事してますよ」(36歳男性/不動産)

 夫にはボロボロの格好をさせ、その分のお金で自分だけ着飾るのは、鬼嫁の常とう手段。仕事にも悪影響が出そうなほど、徹底して夫のものにお金を使わないとは、鬼嫁としか言いようがありません。

3:元日から掃除で償わされて…

「もともと性格のきつい嫁でしたが、子供ができてからは、俺への風当たりは台風並みです。今年の正月休みは、俺的にはゆっくりしたかったのに許されず、妻からエアコン掃除と床のワックスがけを元日から命じられ、疲れる正月でした。

 妻からは『年末にはあなたが仕事のせいで大掃除できなかったんだから、三が日を使って償え』と言われ、しぶしぶ掃除しましたけど……。SNSを見ていて、みんなが正月モードでまったりしているのに、俺だけ朝から掃除をさせられていた現実に、かなり虚しくなりました。

 もちろん、妻は『やって当然』って態度で、そんな俺をねぎらってくれる言葉もありませんでした」(34歳男性/IT)

 三が日くらいはゆっくり過ごしたいのも人情ですが、鬼嫁がいると、それすらも許されない場合があるようです。SNSを通じて知る周囲の人たちと自分の落差に、愕然としても無理はありません。

  ◇  ◇  ◇

 鬼嫁ほど、夫がお正月休暇を楽しく過ごせなくても、自分には関係ないのでしょう。お正月早々、悲惨な体験を強いられた夫たちには、同情しかありませんよね…。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


「ホテル行かん?笑」にキモッ!男友達との友情が崩れたLINE3選。冗談でもムリだけど
 あなたは、男女の友情はあると思いますか? もちろん「ある」と答える女性もいるでしょう。でも、友達だと思っているのはあな...
恋バナ調査隊 2025-08-17 08:00 ラブ
「女の役目でしょ」帰省を拒む妻がムカつく――47歳夫の譲れない家族観。絶対に同行させたい理由とは
「冷酷と激情のあいだvol.259〜女性編〜」では、コロナ禍に定めた「夫の実家にはもう帰省しないでいい」というルールを、...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「夫と子どもで帰省してよ!」妻から“夫婦のルール”を破る男への抗議。義母と相性最悪なのになんで?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「私と結婚してほしい」障害のある恋、成就した女が決めた5つのルール。捨てられる女との違いはどこに?
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-15 11:45 ラブ
鈴木亮平似のアドバイス男、“頼りがいがある”のは幻想だった。「いい女になれないよ」に絶句…!
「もっと痩せた方が可愛いよ」「笑うときに口元を押さえると品が出るよ」  そんな“アドバイス”を、あなたはどこまで許...
おがわん 2025-08-15 11:45 ラブ
ダメ男を“理想の夫”にアップデート! 5つの成功例を教えます。プライド激高→「洗濯したよ♪」に変えたテク
 夫に対して「家事を積極的にやってほしい」「考え方を変えて欲しい」と思っている女性は必見! 今回は、夫を進化させる方法を...
恋バナ調査隊 2025-08-15 08:00 ラブ
イメージと違う!“写真詐欺”をどう回避する? 肩にフケ、明らかにおじさん…プロにお願いする時のコツ
 近頃話題の女性用風俗。ドラマやマンガでは、イケメンが気持ちよくマッサージしてくれるので、利用したくなるかもしれません。...
内藤みか 2025-08-14 11:45 ラブ
違うのに~! 彼氏に「浮気」を疑われた5人の体験談。首元のこれ、キスマークに見えちゃうの?
 男性に彼女の浮気に寛大なのかと聞くと「彼女が浮気をしたら別れる」と考える男性はかなり存在します。  そんな相手に...
恋バナ調査隊 2025-08-14 08:00 ラブ
イケオジが豹変!暴走する“勘違いおじさん”のリアル。「今日もキレイだね」大量に届くメッセージに戦慄…
 SNSで頻繁に話題にのぼる“勘違いおじさん”。自己評価がやたら高く「まだまだ俺は若い、イケる!」という勘違いのもと、だ...
浮気男に制裁! 街中で壮絶な修羅場…からのプロポーズにえっ? 怒涛の急展開に妊婦が下した決断
 出会いのきっかけとしていまや定番のマッチングアプリ。近年ではその出会いが結婚につながることも多いそうで、純粋な恋愛に活...
くらげ 2025-08-12 11:45 ラブ
浮気じゃないの!? 彼を疑った4人の末路。朝帰りで暴言→マジで仕事関係だった…
 好きな気持ちが強すぎて、彼氏の浮気を疑ってしまうときもあるでしょう。しかし、勘違いで責めれば彼氏に冷められるかもしれま...
恋バナ調査隊 2025-08-11 08:00 ラブ
駆け引き大失敗! 送って後悔したLINE3選。匂わせが「遊んでる女」認定で終わった
 好きな人の気を引くため、あるいは言ってほしい言葉を引き出すためにLINEで駆け引きする人もいるでしょう。でもその駆け引...
恋バナ調査隊 2025-08-10 08:00 ラブ
「俺ね、経営者なんですよ」慰謝料を拒否する夫のバカげたプライド。妻を“勝手に逃げだ”と非難する心理
「冷酷と激情のあいだvol.258〜女性編〜」では、5年前に離婚をした元夫から一方的に悪口を言われ続けている里香さん(仮...
並木まき 2025-08-09 11:45 ラブ
「5年前のことなのに!」友人からのDMにあ然…離婚した“モラハラ男”の執拗な攻撃にウンザリ
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-09 11:45 ラブ
離婚以上の報復を…ハイスぺ女医の「勘違い男」育成計画。“都合のいい女”に騙された20代夫の社会的な転落
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-08 11:45 ラブ
「養子希望」で彼と破局。婚活中は隠しておくべき?(39歳・メーカー勤務)
 39歳のメーカー勤務女性です。婚活中ですが、子供がほしいと思っています。仕事一筋で貯金もしていたので、経済的な余裕はあ...
植草美幸 2025-08-08 11:45 ラブ