クラブママ直伝!生々しい“男の不倫のホンネ”をお伝えします

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2020-02-02 06:00
投稿日:2020-02-02 06:00
 某有名俳優と女優の不倫が世間を騒がせている昨今、過去10年にわたって六本木のクラブママを務めた筆者は、「浮気や不倫」に対する男の生々しいホンネを多く聞いてきました。
 今回は、夜の世界だからこそ聞けた「ここだけの不倫話」を皆さんにお届けしたいと思います。

1・不倫がバレないために、男性が必死に心がけていること

 浮気や不倫と言っても、「家庭を守る妻」の存在があり、離婚は絶対考えていない。ましてや子供がいるなら、なおさらのこと――このような声が大多数でした。

 自分勝手ではあるけれど、男性はちゃんと「本命」と「遊び相手」を区別しているのです。

 奥さんにバレないためにも、

1. 愛人からのメールは、読んだら即、削除。……痕跡を一切残さない。

2. 不倫相手に「(匂いがつくから)香水はやめて」と言う。……遊び慣れしている男性は、妻と不倫相手に同じ香水をプレゼントする、という声もありました。

3. 相手の名前を、絶対呼び間違えない。……もしくは、奥さんにも愛人にも「ハニー」や「君」と呼ぶという強者もいました

4. いつもと同じ行動をする。……とある新婚の野球選手が来店した際、新人ホステスが『早く帰らなくていいんですか?』と訊くと、横にいたコーチが『ダメダメ、早く帰る癖をつけておくと、夫婦仲が落ち着いた時、どうして帰宅が遅いのかと奥さんに責められる。だったら、新婚時代から、遅く帰る習慣をつけさせるんだ』と言っていました。

2・浮気相手の年齢と人柄を厳選

1. 不倫相手は、結婚適齢期の女性を避ける。……二十代半ばから三十代前半の女性は、結婚を夢見がち。下手すれば『奥さんから奪ってやる』という恐ろしい結果になることだってあり得ます。

 結婚願望が比較的弱く、お金やプレゼントで解決できる(傾向が強い)二十代前半、もしくは絶対に家庭を壊さない人妻をターゲットにしている男性も多かったです。

2. 女性が怒った時の逆上ぶりを観察する。……人は「怒った時」「酔った時」「運転している時」に本性が現れると言われています。

 特に、女性が怒って感情的になった際に「あ、この子はキレるとマズいな」と判断するんだとか。またSNS好きの女性も、匂わせやネガティブな発信をする可能性があるので、要注意だそうです。

3. 別れる時は、フェードアウトがベスト。……恋愛に別れはつきものですが、不倫だって同じです。その際、男性から「別れよう」と言うと、激昂する、もしくは「今までのことを奥さんにバラす」という逆上パターンもありえます。

 別れたい際は「徐々に連絡を減らしていく」「しばらく仕事であわただしい」などと理由をつけて、フェードアウトするのがベスト。これは女性にも言えますね。白黒つけることなく、自然と連絡を控えていくのが賢い選択だと思います。

3・クラブママ時代、男性客に気遣っていたこと

 私自身、お客様との不倫はありませんが、ことクラブママと言うものは、世の奥様方から嫉妬の対象になりがちです。

 そんな私が心がけていたことは、

1. ご夫婦の結婚記念日を訊き、奥さまにも喜んでもらえる贈り物をする。……例えばバカラのペアグラス、奥さまが大好きなブランドのスイーツ、ご家族で美味しく食べて頂ける老舗高級フルーツ店のフルーツ詰め合わせなど。

 奥さまやご家族への気づかいの姿勢を見せるのです。

2. 香水は男性に移ってもいい「メンズ香水」を使用。……女性は意外と匂いに敏感です。私はメンズの香水、もしくはユニセックスの香水をつけて、移り香で迷惑がかからぬよう、気をつけていました。

 お見送りの際は、明るい照明の下で、お客さまのスーツに化粧品やラメがついていないかもチェック!

3. お客様に「奥さまとご一緒に、クラブに遊びにいらして下さい」と告げる。……女性のお客様は無料ですとお伝えしたうえで、奥様をご招待していました。そして店長や黒服、ホステスたちを紹介し、安心して頂くのです。

 気に入ってもらえれば「あの店なら行ってもいいわよ」と、奥さま直々にお墨付きを頂き、接待などの来店に繋がりました。とにかく「本妻を敵に回さないことが一番」だと、肝に銘じていました。

まとめ

 いかがでしたか? 夜の世界ならではの男性の本音や、奥様への心遣いを少しだけお伝えしました。「相手に大切にされる、唯一無二の存在」でありたいのは、誰もが思うことですよね。

 そんな皆さんに書いたモテ本「CA・モデル・六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」が好評発売中です。すぐに実践できる「特別感ある女性なれるモテテク・見た目づくり・トーク術・女同士の嫉妬のかわし方など」が満載です。

 ぜひ、お手に取ってみて下さい。

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


老後まで面倒見切れません!偏食に運動不足…健康管理できない夫にモヤッ
 子育てを終えた後の人生を考えると、夫婦で旅行したり、趣味を楽しんだり、有意義な老後を過ごしたいと考える人は多いですよね...
恋バナ調査隊 2023-10-23 06:00 ラブ
恋愛とキャリア、どっちも身の丈で両立させるにはどうする?
 仕事が大好きで、キャリアアップすることが何よりも楽しいと感じるバリキャリ女子。でも、恋愛面においては「どう仕事と両立し...
恋バナ調査隊 2023-10-23 06:00 ラブ
疲れたから寝るLINEを送ってきた彼と道ですれ違う?最悪な恋愛の思い出
 恋愛で得られるのは幸せだけではありませんよね。好きな人と付き合えたとしても、最悪な出来事に見舞われるケースもあるはずで...
恋バナ調査隊 2023-10-22 06:00 ラブ
整形美女との結婚話を破談にしたい37歳男、老いるほどいじるでしょ?
「冷酷と激情のあいだvol.165〜女性編〜」では、結婚の話が出ながらも、なかなか具体的な行動に進んでいかない恋人に悩む...
並木まき 2023-10-21 06:00 ラブ
美意識高い系40女、婚約者とのシラけた夜の生活に努力してるのになぜ?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-10-21 06:00 ラブ
不倫沼に陥った女が失う「5つのモノ」友達 仕事 時間 自尊心そして…
 既婚者と不倫をすると、相手の家族を苦しめることになります。でもそれだけでなく、不倫をした当の本人たちが失ったものもたく...
恋バナ調査隊 2023-10-21 06:00 ラブ
遠野なぎこは食い逃げ被害2日後に新恋人…チャチャッと付き合う女って?
 女優の遠野なぎこ(43)が今月16日、自身のインスタグラムで《ルンッ♪が、ルンッ♪な事になりまして。 無事にアプリを退...
愚痴るの、待って!自分の恋愛相談を友達にしないほうが良い4つの理由
 好きな人とうまくいかないときや彼氏とケンカしたときは、つい友達に相談したくなりますよね。でも、相談することにはいくつか...
恋バナ調査隊 2023-10-20 06:00 ラブ
マッチングアプリの恋活要注意!「どこ住み?」は“ヤリモク男性”の手口
 コロナ禍以降、マッチングアプリで恋活や婚活をする女性が増加傾向にあります。真剣な出会いを求める男性ばかりならいいのです...
内藤みか 2023-10-19 06:00 ラブ
えっと、女の武器ってなんですか?さりげなくモテる人の4つのテクに学ぶ
 昔から女の武器を使ってモテる女子には、同性からも「ずるい」と批判の目が向けられてきました。でも、同性から好かれようとし...
恋バナ調査隊 2023-10-19 06:00 ラブ
マジ羨ましい…神のように優しい「神彼氏」の作り方とは?
 友達の彼氏がレストランで毎回ご飯を奢ってくれるって聞いて、「うちの彼、全然そんなことしないよな」と思った経験はありませ...
若林杏樹 2023-10-18 06:00 ラブ
付き合ってもソッコーで破局の謎…恋愛が短期間で終わるタイプの問題点
「好きな人と結ばれてもすぐに別れてしまう」。そんな悩みを抱えている女性もいるのではないでしょうか? 短命な恋愛ばかりだと...
恋バナ調査隊 2023-10-18 06:00 ラブ
貴女はどのディズニープリンセス気分?フェロモンジャッジ愛され香り術
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-10-17 06:00 ラブ
脳内で美化されてない? 元彼と復縁→後悔した女性とそのトラブル
 別れた彼に未練がある女性は復縁を望むでしょう。ただ、復縁しないほうが幸せになれるケースもあります。  元彼に復縁を迫...
恋バナ調査隊 2023-10-17 06:00 ラブ
夫の過去の嘘許せますか?交際人数盛り申告からマジで笑えない婚姻歴まで
 信用している夫に嘘をつかれるのは嫌ですよね。たとえ結婚前の過去の話だとしても、内容によっては不信感を持つでしょう。 ...
恋バナ調査隊 2023-10-16 06:00 ラブ
「体の相性?子作りには支障ない」結婚延期の不満を切り出せない42歳男
「冷酷と激情のあいだvol.164〜女性編〜」では、プロポーズをしてきた恋人のカズトさん(42歳・仮名)との体の相性が悪...
並木まき 2023-10-14 06:00 ラブ