タメ口で話す年の離れた男女は怪しい
東出さんは、唐田さんと共演したとき、「役作りのために普段からタメ口で話そう」と提案したそうです。心理学的にタメ口で話すと２人の距離感が縮まり、仲良くなるスピードが早いといわれます。
しかし、年の離れた男女がタメ口で話すのは親子や家族くらいなもの。学校などでつき合いが長いケースはともかく、一般社会ではあまりありません。年の離れた男女がタメ口で話していたら、怪しい。デレデレして話す夫を妻がみたら、いい気はしません。関係を疑うべき瞬間です。
逆に浮気がバレないように徹底した職場不倫カップルは、周りに違和感を持たれないように言葉に注意しています。私が知る不倫歴10年の女性は、職場では二人きりでも常に敬語で話すことを徹底するほど警戒しているそうです。
優しいと親切には大きな違いがある
東出さんのようなタイプの男性は、うわべとはいえ女性に優しい。しかし、そういう男性がもし既婚者なら、優しさを受け入れてはいけません。
東出さんは、ある映画の表彰式に唐田えりかさんと出席したとき、彼女のレースのロングドレスにヒールが引っかかってしまったところ、ひざまづいて彼女の腰回りに手を回し、ドレスを外してあげたといいます。どう考えても過剰なサポートでしょうが、二人の間に好意や愛情があれば、不思議に思わない可能性が高いのです。
たとえば、友人夫婦にホームパーティーに誘われたとします。帰り際、玄関で見送ってもらうのは自然な優しさです。もし悪天候でも、体調が悪くなったわけでもなくて、友人の夫が「車で送るよ」と言ったら、どうでしょうか。それは、過剰な優しさです。普通の感覚なら、そんな見送りはしないはずですし、奥さんも嫌な気持ちにならずにすみます。
浮気や不倫をする男性は、相手に自分の居場所を求める傾向にあります。だから、浮気相手に優しくなるのです。それを真に受けると、不幸の始まりに……。優しさの先に不幸があることを肝に銘じてください。
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