仕事順調ならお金も貯まる!運気を上げる「ラナンキュラス」

斑目茂美 開運花師
更新日:2020-02-22 06:00
投稿日:2020-02-22 06:00

人は見かけで判断してはイケマセン

 ワタクシには、見た目も性格もちょっと変わった同業の男友達がおります。

 神奈川からは遠い四国徳島で暮らす彼は、齢50を超えているにもかかわらず、まるで「X JAPAN」のライブ会場にいた往年のファンよろしく、「頭の上に乗っかってるのはアンテナか?」というくらいやや長い髪を毎日せっせと立たせ、実に絶妙なバランスで垂れている前髪を歩くたびにユラユラ。そのわりには誰に対してもやたらと腰が低く、こちらが拍子抜けするほどの優しく丁寧な語り口。

 この不思議な「アンテナおじちゃん」は、花屋さんでありながら本業そっちのけで、寛大な奥様に見守られながらその優しい語り口をフル活用しているラジオパーソナリティーというお仕事がございます。

 毎度、四国の地方局を巻き込んで「アンテナおじちゃん」が敢行する「0円広告費 花PR作戦」は、キテレツだけど意外に常識人という彼の人柄が大きいですが、ユリやランなどのお花の生産が盛んな四国ということや、そもそも優しく懐の深い「四国人」が運営する放送局が寛大過ぎる!というのも手伝って、じわじわとその勢力を関東に侵食してまいりました。

 ワタクシの横浜の某商店街花屋の友人も侵食されたその一人。

 彼による「商店会会長」という職権を乱用した「商店街放送で勝手に四国のラジオをかける」という暴挙は、横浜でありながら「交通渋滞150メートル」という関東ではありえない不思議な四国の交通情報と、快晴でありながら「現在雨が降っております」というおかしな四国の天気予報が、商店街を行き交う人々にポカンと口を開けて空を見上げさせる行為に及ばせるのでございます。

 そんな影響力絶大な「アンテナおじちゃん」から「姉や〜ん、電話いけるん?」(斑目さん、今、電話しても大丈夫?)とよくお電話がかかってまいります。

 大抵は「俺と四国と徳島はなんてグレイト!」な爆笑情報なのですが、さすがお花屋さん、彼から先日興味深い情報がやってまいりました。「柚子の香りのするお花があるけど知ってるん?」というのです。そんなお花なんてあるんかぃ!と伺うと、なるほど……あるかもね、と思うお花がございました。知りたいですよね~。

 ということで、今回は「財運と仕事運を操れ!ラナンキュラス」の解説でございます。

柔らかな春の日差しのようなラナンキュラス

 紙のように繊細な花弁を幾重にも重ねて、コロンとした可愛らしいフォルムのラナンキュラスは、12月から4月ぐらいまでお花屋さんに出回る今がまさに旬真っ盛り!のお花でございます。

 カラフルな色のラナンキュラスは、切り花だけでなく鉢物もたくさん出回っております。従来の丸くコロンとした形ばかりではなく、さまざまな変わり咲きの品種があることもラナンキュラスの大きな特徴!!

 例えば、フリフリで絶妙な色の花弁が幾重にも重なった「PONPON」シリーズやアネモネ咲きの「シャルロット」シリーズ。「これは何というお花?」と聞きたくなるような、花弁が光に反射してキラキラと光る不思議な「ラックス」シリーズは、恐ろしく日持ちがする息の長い切り花としても宿根多年草の鉢物としても近年とても人気の高い品種でございます。

 一目みてラナンキュラスとはわからないような品種の多さは、それだけこのお花の人気の高さを物語っているようでございます。ラナンキュラスの葉が「カエルの足」に似ていることや、原種が湿地帯を好むことからラテン語の「rana(カエル)」が名前の語源になったといわれているのでございます。

 従来のラナンキュラスのコロンとしたフォルムは、見ているだけで心が明るく弾んで、ワタクシはお仕事でラナンキュラスを使うたび「カワイイなーカワイイなー!!」と絶叫しているものですから「もう分かったよ! うるせぇよ!」とお店のスタッフさんたちから叱られ……それほど魅力あるこのラナンキュラスなのでございます。

 実はこのお花「金運」に効くといわれております。もっと突っ込んで「財運」に効くとも。さらにもっとブッこむと「仕事運」に効くともいわれております。ふっくらと丸く、豊かに重なる多くの花弁がその理由でございます。

 明るい、暖色系のお色のラナンキュラスを北西に飾ればお仕事や事業がうまく回ってお金が落ち着いて留まる、といわれておるんですよ! ならばぜひ、この効力を頂戴しない手はございませんわよね!

財運仕事運を操ってアナタには笑顔でいて欲しい

「ラナンキュラスを飾れ」といわれてもどうやって飾ればよいかわからんのじゃ!というアナタ。

 ご安心くださいませ。テクニックは特別必要ございません。ラナンキュラスはたった一輪でもモーレツに可愛い!

 でございますから、適当な一輪挿しに一本でも二本でも挿しておけばOK。さらに素敵に飾りたいというアナタには、こちらがオススメ。

 今回は100均のビンではございますが、お手持ちに可愛いビンがあればそちらでも良いです。

 ポイントは複数のビンに明るい色のラナンキュラスをリズミカルに高さを変えること。

 アナタのお宅のご事情もおありだと思いますので、数や高さは調整してくださいませ。色とりどりのラナンキュラスのビンを横一列に並べると、まるで音符の書かれた楽譜のようで、見ているだけでも楽しくなりますわよ。

 まずは実践! 「財運」「仕事運」がアップして、まさにラナンキュラスの花言葉「魅力に満ち溢れている」笑顔のアナタになれますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ〜。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


通りがかりの小さな秋祭りで
いつか主役になっていくのだろうと思わせる眼差し とっても頼もしい
野生炸裂! 躍動感たっぷりなワイルドハンター“たまたま”の雄姿
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
男も女も絶対信用できない言葉7選「行けたら行く」ほど当てにならないものはない
 今回は、信用できない言葉を特集! コミュニケーションにおいて本音と建前を使い分けるのは大切ですが、ここで紹介する言葉は...
アラフォーは「ウケる笑」でやり過ごしていいですか? 友達とのLINEで実感した老い3選
 友達とLINEしているときに「私、年取ったな…」と感じた経験はありませんか? 今回は、そんな“老化を実感したLINE”...
夜更かしをやめたい時の5つの処方箋。ダラダラスマホで寝不足の後悔
 SNS時代の現代では、大半の人が暇な時間をスマホいじりに費やしていますよね。そのせいか、夜にスマホをダラダラといじり続...
トラウマ、復讐…人生3度の挫折。後妻業に染まった女はどこで間違えたのか【後妻業の女・筧千佐子#3】
 親のことばに従って大学進学をあきらめ、大手銀行に就職して恋愛結婚した千佐子。しかし、夫の親族から田舎者扱いされ、夫婦で...
中卒の夫と愛し合って結婚。47歳で未亡人となり結婚相談所へ…【後妻業の女・筧千佐子#2】
 一滴の血を見ることもなく、遺産目当てに10人もの男性の命を奪って、疑われもしなかった後妻業の女・筧千佐子。逮捕時、千佐...
60代ふつうのおばさんが資産家シニア男性を虜にした「2つのモテ」【後妻業の女・筧千佐子#1】
「いつまでも可愛い女性でいたい」「男性から大切にされたい」――誰もが思うことだろう。ところが、男性を狙って凶行におよんだ...
スタンプばかりなLINEを送ってくる女の心理。こちとら嫌われてる?orただの変わり者?
 LINEをしていて、返信がスタンプばかりの女にイライラしたことがある人は多いはず。  イライラするばかりでなく、...
二日酔いがきつい…! スナックママ流3つの予防法。意外な「あの食べ物」が効果的?
 みなさんは二日酔いになったこと、どのくらいあるでしょうか? 若い時は「二度とお酒は飲まない」と誓うくらいの二日酔いに週...
おすそ分けが楽しみにゃん♡ 猫島の港で漁師さんを待つご機嫌“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
レズビアンバーを初体験! 接客、ショータイムにドキドキ…そこは「秘密の楽園」だった
 レズビアンバー。名前は聞いたことがあっても、足を踏み入れたことがある人は、少ないのではないでしょうか。  店内ではど...
40女「神戸マラソン2024」走ったで!ランナーのポイ捨て、アカンやろ…
 11月17日に行われた「神戸マラソン2024」に参加してきました! 倍率2倍をくぐりぬけ、今回で3回目の出走です。
生きた化石のイチョウをかわいく楽しむ! 花屋が教えるイチョウの葉を使った簡単フラワーデザイン
 猫店長「サブ」率いる我がお花屋は、神奈川県の片田舎にあります。今時分から年末にかけて、配達途中にちょっぴり遠回りを...
女性の「更年期と老化の受け止め」に3パターン。休むのはわがまま? 更年期休暇も求む!
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
【備蓄の日】うまっ…!無印良品級の「レトルト専門店」でごちそうを見つけた♪ ストックしたいオススメ3つ
 東京都では、11月19日を「備蓄の日」としているそうです。「1年に1度は、びち(1)く(9)の確認」なのでこの機会に保...