男性と付き合う前に体を許していい?悪い?論争を考えてみる

伊藤早紀 恋愛メディア編集長
更新日:2020-02-27 06:00
投稿日:2020-02-27 06:00

付き合う前に体を許していい?確率を考えてみる

 まず、女性が一番嫌なのって、体を許したのに付き合えなかった、それどころか音信不通になってしまった…...という、いわゆる「ヤリ捨て」。

 ほとんどは、もともと男性が「体だけが目当て」「ワンナイト対象」だった場合で、もし最初から本命としてみてくれていたら、ちゃんと付き合えるはず。

 つまり考えなきゃいけないのは、「相手が自分のことを本命としてみているかそうでないか」と「体を許したか許してないか」の二軸。

 ということで、体を許した場合と許さなかった場合、付き合えるか付き合えないかを場合分けしてみました。

 まず、付き合う前に体を許さなかった場合。

 相手があなたのことを本命だと思っていたら、きっと付き合えるはずです。付き合うカードを切ってでも、あなたに価値があると思ってくれています。

 しかし、もしあなたのことを本命とは思っていなかった場合、わざわざ「付き合う」カードを切ってまで事を致そうとは思わないはず。次の約束をすることもきっとないでしょう。

 一方、付き合う前に体を許したときに、相手が自分のことを本命だと思っていた場合、それは相手と付き合えるでしょう。

 そして相手があなたのことを本命とは思っていなかった場合、これは大きく3パターンにわかれます。

 まずとんでもなく体の相性が良かったら、もしかしたらそのまま本命になるかもしれません。

 そうではなくても、セフレになれば「セフレとして」ですが、長期的に彼と会うことができ、そこから本命昇格を狙うことができます。

 残念なのはそれこそ「ヤリ捨て」。もう会えないパターンですね。

 つまり、もし、あなたが本命じゃなかった場合、断ってしまえば次はありませんが、断らなければ彼女になれる可能性が長期的に見れば単純計算で60%あるんですね。

 これは無視できる数値ではないはずです。とはいっても、やっぱりヤリ捨てされたときのダメージは大きいし、そもそも好きな人のセフレになって長期的に好きでい続けるなんてメンタルがやられてしまいますよね。

 ということで、付き合う前に体を許すのであれば、長期的な関係を築く覚悟を持って許したほうがいいです。メンヘラの気がある女性は注意が必要です。

 ちなみに「お預け作戦」は有効なのか?という疑問もあると思いますが、これは相手が「一般的なモテる男性」であり、あなたがそれなりに魅力がある前提であれば有効です。

 お預けすることで他の女性と差別化でき、「この子を手に入れたい!」という欲求をくすぐることができます。

 しかし、お預け作戦が効かない男性もいます。

伊藤早紀
記事一覧
恋愛メディア編集長
マッチングアプリ総合メディア「マッチアップ」の編集長・恋愛婚活ラボの所長。結婚相談所の仲人をしながらマッチングアプリ経験者800人以上に取材。恋活や婚活の実態をTwitterYouTubeで配信中。マッチングアプリのご意見番として多数テレビ出演。著書に「出会い2.0」がある。

ラブ 新着一覧


「付き合うタイプのセフレ」って何? マチアプ界隈に出現する新たな“女の敵”に気を付けて!
 セフレといえば、交際はせず体の関係だけもつ間柄をイメージする人が多いでしょう。しかし今、“付き合うタイプのセフレ”がマ...
恋バナ調査隊 2025-05-13 06:00 ラブ
恋愛で“キャパオーバー”になる人の特徴。「別れたい。疲れた」と相手を責める前に原因を探ってみて
 恋愛でキャパオーバーになると、好きでも別れを考えてしまったり、なんでもネガティブに考えたりしてしまうもの。そんな自分に...
恋バナ調査隊 2025-05-12 06:00 ラブ
40女が彼氏に“ドン引き”された7つの瞬間。「映え」のために借金って!
 今回ご紹介するのは、40代の彼女を持つ男性の不満。直接彼女には言えないけれど、ひそかに蛙化することがあるようですよ…。...
恋バナ調査隊 2025-05-11 06:00 ラブ
距離の詰め方でバレてるよ! 男性の「下心LINE」を見抜く3つのポイント
「真剣交際する気がない下心満載の男は、相手にするだけ時間の無駄」。そう考える女性たちに、LINEで男性の下心を見抜くポイ...
恋バナ調査隊 2025-05-11 06:00 ラブ
「浮気は絶対に許さない」夜、年下妻をチェックして…58歳夫が信じる不倫防止策
「冷酷と激情のあいだvol.245〜女性編〜」では、15歳年上の夫から「身体を見せろ」と要望を押し付けられる明美さん(仮...
並木まき 2025-05-10 06:00 ラブ
アラカン夫が気持ち悪い。43歳妻が悩む“ある要求”とは「レスは大歓迎だけど…」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-05-10 06:00 ラブ
付き合う前のLINEを見せて! 相手の“脈あり”ポイントはここだった。追いメッセは好意の証?
 意中の男性とLINEをしている人は「彼は私をどう思ってるのかな?」と気になるでしょう。  そこで今回は、付き合う前の...
恋バナ調査隊 2025-05-10 06:00 ラブ
「地獄に堕ちてもいい」45歳主婦が不倫をする覚悟。義弟と決めた“愛し合うため”の3つのルール #3
 直美さん(45歳主婦/子供ナシ)は、水商売から保険会社を経て、34歳のときに資産家の勝久さん(55歳)と結婚。しかし、...
蒼井凜花 2025-05-09 06:00 ラブ
不倫男性が見せる「終わりのサイン」6つ。急に忙しくなる…もしや別れの合図じゃない?
 不倫中の女性は「彼といつか一緒になれるはず」と期待しているでしょう。でも、彼にこうした姿が見られたら、関係は終わりに向...
恋バナ調査隊 2025-05-09 09:45 ラブ
やっぱり男性と一緒のベッドで眠りたい…そんなアラフォー・アラフィフ女性が増えた切実な理由
 アラフィフやアラフォーになってから、「ひとりで眠りたくない」と言う女性が増えています。今まで別々だったベッドルームをひ...
内藤みか 2025-05-08 06:00 ラブ
「LINEやってない」は嘘バレバレ。教えたくない時の“角が立たない”かわし方6つ
「LINEを聞かれたけど教えたくない…。どうにかしてかわしたい…!」このように、連絡先を教えたくない相手からLINEを聞...
恋バナ調査隊 2025-05-08 06:00 ラブ
熟年離婚する夫婦の「残念な共通点」。今から回避する術はあるの?
 長年連れ添ってきた夫婦でも、些細な出来事がきっかけで「熟年離婚」に至るケースも。今回は、熟年離婚する夫婦の特徴と回避す...
恋バナ調査隊 2025-05-06 06:00 ラブ
不倫女に直撃! ズバリ「相手の奥さんへの罪悪感」ってあるんですか?
 夫の不倫に頭を悩ませている女性もいるはず。中には「相手の女はいったいなにを考えてんの⁉」と、夫の不倫相手のふてぶてしさ...
恋バナ調査隊 2025-05-05 06:00 ラブ
忘れたい…好きピへの「黒歴史」LINE3選。深夜のポエムで恋は終わった
 あなたには、好きな人へ送ったLINEで後悔しているものはあるでしょうか?  恋愛経験が少なかったり年齢的に若かったり...
恋バナ調査隊 2025-05-04 06:00 ラブ
義両親とは「同居NG」のはずが…夫からの要望を“離婚せずに”拒否したい(45歳・パート勤務)
 首都圏在住の45歳パート勤務です。夫は52歳の会社員、高校生の息子と中学生の娘の4人暮らしです。  夫とは結婚相...
植草美幸 2025-05-03 06:00 ラブ
「物価高でねぇ~」じゃない! バブル時代が抜けない49歳男の浪費癖。アルバイト生活が目の前に…
「冷酷と激情のあいだvol.244〜女性編〜」では、事業が下降の一途でも浪費を続ける夫・ヨシツグさん(仮名)に強い不満を...
並木まき 2025-05-03 06:00 ラブ