更新日:2020-03-17 06:02
投稿日:2020-03-17 06:00
潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進する病気で、動悸や発汗、めまいや悪心、体重減少に筋力低下など、その症状は全身に及びます。治療法は投薬・アイソトープ・外科的手術の3種類とされ、多くの患者は投薬治療で寛解を目指します。
これは、投薬治療の末に、手術で甲状腺を全摘し完治に至った筆者が、2年間の闘病生活を振り返るドキュメンタリーです。
これは、投薬治療の末に、手術で甲状腺を全摘し完治に至った筆者が、2年間の闘病生活を振り返るドキュメンタリーです。
目覚めるたびに増えていく不調
バセドウ病が再燃してからというもの、朝起きるごとに不調がひとつ増え、ふたつ増え……といったひどい状態になってしまった私。
ある朝、起きると全身のこわばりがいつにも増してひどく、寝室からリビングに歩くのもやっと、というほどまで弱ってきました。
「歩けないし、椅子に座っているだけでツラい」
朝起きてはみるものの、身体がしんどくて1日の半分はベッドで過ごす日々。このときには、パソコンをベッドに持ち込みながら、仕事をしていましたが、全くはかどらずにイライラも募ります。
また、起きている間はずっと頭がぼーっとしていて、意識が浅い感じ。ベッドに腰掛けたまま、何もせずにぼーっとして、気づいたら2時間が経っていた!なんてこともザラでした。
悪化する一方の体調に落ち込む日々
そして、ドクターに言われたとおり運動も控え、安静にしているのに、みぞおちにも違和感が強まり、動悸も激しく、脈拍も不安定。トイレに行く時、外気を吸おうとベランダに出るだけで脈が150を超えるなど、だんだんと心臓まで普通ではない状況です。
ベッドで横になっていても、120前後の脈拍で、この時にはデジタルウォッチを常につけ、自分の脈拍をスマホに記録していました。
さらには睡眠時、起床時を問わずに呼吸が乱れ始め「これは、さすがに……。薬を増やしているのに、なんで、どんどんひどくなるんだろう」と落ち込む毎日でした。
ライフスタイル 新着一覧
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
青空に染まり流れる利根川。
彼方には赤城山を望む。
まだまだ冷たい上州の春の空気の中、走る自転車はとて...
Koji Takano
2024-03-11 06:00 ライフスタイル
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
【連載第69回】
ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場!
「しっぽ...
ねこまき(ミューズワーク)
2024-03-10 06:00 ライフスタイル
誰かにお礼をされて嫌な気持ちになる人は、あまりいないですよね。
でも、お礼を大切にする人の中には、些細なことで...
天然で言っているのか、それとも意味を持たせて言っているのか分からない“失礼なLINE”が送られてきた経験はありませんか...
子育て中に親を悩ませるのが「兄弟喧嘩」です。仲良い時があると思ったら、数分後には取っ組み合いの喧嘩をしている…。ただで...
34歳の真弓は若手映画監督のマサキ(34)と交際している派遣社員。交際は10年以上、マサキとの結婚を夢見ている真弓だが...
34歳の真弓は若手映画監督のマサキ(34)と交際している派遣社員。交際は10年以上、マサキとの結婚を夢見ている真弓だが...
久我真弓はひとりベッドに潜り、寝室で恋人を待っていた。
空気も冷たい午前0時。惰性で続けていたスマホゲームのレ...
コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
40代女性は、仕事や家事、育児など人生でとても忙しい時期を迎えていると言えます。また、家や車の購入など、大きな出費も多...
北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スマホゲームって、ちょっとした待ちや、トイレの間など隙あらばついつい触ってしまいますよね。
しかも、やり出して気が...
3月しょっぱなから全国的に卒業式シーズンに突入。テレビの情報番組ではSNSなどで「#卒業サプライズ」と称して卒業生や恋...