証拠写真の取得に100万~150万円
これらを合算すると、浮気や不倫の証拠写真を撮るのが目的だと、100万~150万円が平均的な依頼者さんの支払い金額です。調査員2名、約十数万円の尾行料金の相場から考えてみてください。ここまで調査料金が上がるのは、依頼人はなんとなく浮気や不倫に気づいているだけで、証拠が弱いため、探偵の稼働がかさんでいるケースが多いのです。
たまたま「愛しているよ」みたいなSNSを見てカッとなって、「旦那を調べてください」と調査を依頼すると、そうなります。危険を察知した夫は、行動を制限するため、探偵が尾行しても、尻尾をつかむまで時間がかかります。
夫の浮気に気づいても、しばらくは泳がせて、情報を増やすと調査料金は証拠は格段に安くなります。デートの予定日や待ち合わせ場所などをしっかり把握した上で、探偵に依頼すれば、稼働エリアは狭く、稼働時間や日数も少なくて済むことが、お分かりいただけたでしょう。
探偵社探しでダマされてはいけないキーワード
探偵料金の相場と料金を少しでも安くするコツは、なんとなくおわかりいただけたと思いますが、問題は探偵社の選び方です。実は、一番難しいのが、ココです。
探偵のアピール材料に支社の豊富さと調査員の多さがあります。スタッフの総数を支社の数で割ると、1支社あたり、数人というケースは、珍しくありません。で、支社といっても、フランチャイズ契約をしているところがほとんどで、実態は独立採算。調査能力には雲泥の差があるのが一般的です。
警察OBが在籍。これもよくあります。定年まで勤めあげ、少なくとも20~30年のキャリアがある警察OBなら、調査能力は高いかもしれません。しかし、大してキャリアのない若手だと、PR材料では良いのですが私からすれば、なぜ警察を辞めたのか。その方が気になります。“辞めざるを得ない事情”を勘ぐってしまうのです。
そんなわけで、警察OBというPRは、その警察OBのキャリアをチェックすることが大切。ベテランかどうか。それに尽きます。一つ断言できるのは、警察OBは自らの経験で、調査力のアップにつながることはあります。しかし、現役の警察に相談して、調査に協力してもらうことはほぼありません。現実は、ドラマのようにいかないのです。
ラブ 新着一覧