夫をまるでウイルス扱い…鬼嫁たちの“新型コロナ対策”3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-05-03 07:25
投稿日:2020-03-20 06:00
「鬼嫁」と呼ばれる妻の中には、あからさまに自分さえ良ければいいとばかりの行動に出る人も少なくありません。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな鬼嫁たちの驚愕の新型コロナ対策をご紹介します。

1:まるで夫自身がウイルスのように…

「嫁は去年仕事をやめ、今は専業主婦。子どももいないし、仕事をやめてから世界が狭くなったせいか、いつもイライラして、俺に八つ当たりばかりの毎日です。そんな中、最近のコロナ騒動で、もともと鬼気質な嫁からの風当たりは、どんどん強まっています。

 最近では『私が感染するとしたら、あなたからうつるんだから、私には近寄らないで』と、家に帰った早々から2メートル離れるよう強要されていて、お風呂も『外で入ってこい』と使わせてもらえません。トイレは仕方ないから使えますが、俺の後には使いたくないからと、嫁は大以外は風呂場で済ませているみたい……。

 これじゃあまるで、俺がウイルス。家に帰った途端に気が滅入りますね」(43歳男性/サービス)

  ◇  ◇  ◇

 おこもりしている人ほど、外から帰ってくる家族の対策には敏感な傾向も。しかしエスカレートしてしまえば、夫自身をウイルスかのごとく扱ってしまうケースにも陥ってしまうようです…。

2:除菌によって持ち物がボロボロ

「妻は自宅勤務をしていて、僕は仕事柄、在宅勤務は無理な業種なので、外に働きに出ています。新型コロナ対策は長期戦になりそうですが、最近妻は今までよりピリピリしていて、過剰なほどに消毒や除菌をしています。

 気持ちは理解しますが、最近は『どこにウイルスが付いているかわからないから』と、帰宅した僕の服や持ち物にドバドバと消毒液をかけていて……。おかげで、服にも持ち物にも変なシミが大量にできてしまいました。もはや見た目もボロボロで『さすがに、やりすぎなんじゃないか』と意見しましたが、聞き入れてもらえず。『嫌ならもう家には帰ってこないで!』と怒鳴られ、困惑しています」(39歳男性/自営業)

  ◇  ◇  ◇

 対策への納得感は、夫婦といえども個人差がある部分。しかし夫の持ち物が使い物にならなくなるほどとなれば、気持ちは理解できても現実的には戸惑ってしまう夫もいるでしょう……。

3:自分だけ聖域にこもり夫をこき使う

「妻はもともと専業主婦で家にいることが多いのですが、新型コロナ対策で一切外出しなくなりました。妻いわく『外に出たら、感染しそうで怖い』とのことなんですが、買い物や雑用は全て僕に押し付け、まるでシモベのような扱いを受けています。

 それで、家の中でも『あなたは外に出ているから、感染しそうで怖い』と完全に生活が別に。用事を押し付けるくせに、自分はリビングを聖域にして、僕にはしばらく玄関横の部屋のみ使うよう指示して、立ち入りを拒否しています。事実上の家庭内別居をさせられ、自分の安全のためだけにうまく利用されている気がするのは、僕の気のせいでしょうか……?」(45歳男性/サービス)

  ◇  ◇  ◇

 自分の安全を確保したうえで、夫をやたらとこき使う……となれば、鬼嫁感が際立ちます。不安からの行動とは理解できても、過激な要求が重なれば、夫の心は疲弊しますよね。

まとめ

 依然として強い警戒が続いている、新型コロナウィルス。各家庭においても、対策の強化が求められています。しかし鬼嫁がいる家では、想定外に理不尽な展開も数多く生じているのかもしれません…。一日も早い収束を願ってやみません。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


30代女子なぜ恋愛が億劫に?男性への理想は切り捨てられます
 30代以降の恋愛って、よくも悪くも20代の頃とは変わってくる。世間の30代女子を見る目は、やっぱり20代とは違う。 ...
ミクニシオリ 2023-01-08 19:30 ラブ
文化系男子の好きなタイプは?流行追うよりmyセンスで勝つ
 ワイルドな体育会系男子も魅力的ですが、物静かで知的、自分の世界観やセンスを持っている文化系男子も根強い人気がありますよ...
恋バナ調査隊 2022-10-17 06:00 ラブ
【LINE】指先までお前でいっぱい…ポエマー彼氏にドン引き!
 あなたは、好意を抱いている男性からポエマーのようなLINEが届いても、変わらずに好きでいられるでしょうか?  今回は...
恋バナ調査隊 2022-10-16 06:00 ラブ
40代婚活女子必見「年下彼氏の将来性を見極める」方法とは?
 40代になって婚活をしている女性は、多くの経験を積んできたからこそ「年下彼氏」ができた時に、頼りなく感じて将来を不安に...
恋バナ調査隊 2022-10-16 06:00 ラブ
抜いたヒゲを並べて楽しいの?夫の許せないクセを暴露します
 無意識にしてしまう「ささいなクセ」は、男女問わず誰にでもあるもの。そうとはわかっていても、一緒に暮らす夫の「不快なクセ...
恋バナ調査隊 2022-10-15 06:00 ラブ
「事実婚は既婚者ではない」独身と偽る夫にモヤモヤする女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-10-15 06:00 ラブ
「戸籍汚れずラッキー」事実婚の夫は独身だと偽りリスク回避
「冷酷と激情のあいだvol.112〜女性編〜」では、事実婚の手続きを終えている夫・タカノリさん(仮名)が、今でも外に対し...
並木まき 2022-10-15 06:00 ラブ
なんなん?男も服も「人の物が欲しくなる女」の心理と対処法
「隣の芝は青く見える」といいますが、よく見えるだけでなく我慢できなくなってしまう人もいますよね。恋愛においては、人の彼氏...
恋バナ調査隊 2022-10-15 06:00 ラブ
「離婚したいけど心配」なら独身に戻ってよかった話を読もう
「一生を共にする」と誓った相手でも、さまざまな理由から離婚という選択をする夫婦は少なくありません。ただ離婚に踏み切る前は...
恋バナ調査隊 2022-10-14 06:00 ラブ
「アラフォーが勝てるプロフ」で年下男子とマッチング率UP!
 マッチングアプリで年下のイケメンに何度もいいねしてるのに、ちっともマッチングしない……。そんな悩みを抱えているアラフォ...
内藤みか 2022-10-13 06:00 ラブ
ガツガツ&焦ってる認定は回避!さりげなく好意を伝える魔法
 恋愛にガツガツしていると、周囲から「焦ってるんだな……」と思われがちな大人女子。そんな視線が気になると、好きな人にアプ...
恋バナ調査隊 2022-10-13 06:00 ラブ
車の座席はいじっちゃダメよ…不倫がバレた違和感ときっかけ
 不倫には大きなリスクが伴うとわかっていても、好きになってしまった気持ちに負けてズルズルと関係を続けてしまう人はたくさん...
恋バナ調査隊 2022-10-12 06:00 ラブ
デートが盛り上がらなくても大丈夫!相手に好印象を残す方法
 片思い中の男性とデートが盛り上がらず、お互いにテンションが下がったまま解散することってありますよね。  いまいち食事...
若林杏樹 2022-10-12 06:00 ラブ
二人きり=勝ち確定♡ 職場男性からの好意ダダ漏れLINE3選
 職場の男性と日頃LINEしている女性もいるでしょう。でももし、男性から好意を感じるLINEが届いたら、あなたはどうしま...
恋バナ調査隊 2022-10-12 06:00 ラブ
結婚するならハゲと白髪どっち?浮気する可能性が高いのは?
 愛があれば外見なんて関係ない! とは言いますが、実際問題、結婚相手がハゲていたり、白髪だらけだった場合、世間の女性はど...
恋バナ調査隊 2022-10-11 06:00 ラブ
倦怠期と安定期の違いとは?マンネリ打破&幸せな2人の習慣
 恋愛につきものなのが「倦怠期」と「安定期」です。付き合いたてのカップルより落ち着いている共通点だけで、あまり見分けがつ...
恋バナ調査隊 2022-10-10 06:00 ラブ