こんな彼は捨てちゃえ!女性の不安を増長させる彼氏の特徴

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-04-11 06:00
投稿日:2020-04-11 06:00
 落ち着かない日々が続いて精神的にも不安が大きくなっている女性も少なくありません。一人暮らしをしていればなおのこと、心細さから先の見えない不安にさいなまれやすくなりますよね。そんなときに頼りになるのは、恋人という女性も多いはず。ところが、頼りにならない男が恋人だと、かえってストレスや不安が増すハメにも……。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、不安感を増長させる原因になりがちな「もう別れたほうがいい彼」の特徴に迫ります。

1. 一緒にいてもイラつく時間が多い

「ひとりでいるのは、寂しいし不安だし……」と彼と一緒に過ごしているのに、気づけばイライラする時間が増えている心当たりはありませんか? 

 もしあるならば、本質的には相性の悪いパートナーであるリスクが大きめ。慢性的なイライラは、メンタルに悪影響を及ぼしかねないうえに、結局のところ埋めがたい価値観や思想の違いがあるから、イライラさせられている可能性もあります。

「ひとりではない」の安心感は得られるとしても、苛立ちを感じる頻度が高いならば、むしろ思い切って離れたほうが精神面では安定するかもしれません。

 こういった男と一緒にいても、心が疲弊し、長く一緒にいるほどに健康面にも悪影響を及ぼしがちです。

2. 困っているときに他人顔される

 困りごとがあるときに、独身女性がまず頼りたいのは「恋人」というパターンは珍しくありませんよね。

 ところが、本気で困っているときに口先だけで行動が伴わなかったり、どこか他人事のような心のこもっていない対応しかしてくれなかったりする彼は、女性の不安な気持ちを増長させる存在。しないで済んだ喧嘩のもとにもなりがちです。

 こういったタイプの男は、恋愛サイコパス的な気質が潜んでいる人も多い傾向が。自分が最優先で恋人や妻の気持ちに根本的に寄り添えない性分だと諦め、むしろ離れたほうがメンタルの安定を図りやすいでしょう。

3. 場当たり的で浅はかな行動が目立つ

 非常事態に場当たり的な行動しかできない男も、女性のメンタルをざわつかせ、不安定にさせるタイプ。「ここぞ」という場面での考えが浅はかに見えるなら、そのうちに彼に巻き込まれて、自分に火の粉が飛んでこないとも限りません。

 こういった性分の男は、言葉で説明しても理解が浅く、その場の勢いだけで行動を決めるので、致命的なミスも犯しがち。平時なら大きな問題にはならずとも、非常事態などでは、特に危険です。

「説明すれば、彼も理解してくれるはず」と期待しても、そもそも思考回路が違いすぎるので、いつまでたっても場当たり的な行動を繰り返す男も少なくありません。何事にもその場しのぎの彼に振り回されて疲弊する前に、そっと距離を置くことが、心の平穏を得る術にも。

まとめ

 心細いときには、彼氏の存在を頼りにしたくなりますよね。しかし心の底からの安心感を得られない彼がそばにいても、かえってメンタルが不安定になるリスクのほうが大きい場合も。

 心細いときほど「寂しいから、そんな彼でも、ひとりよりはマシ」と我慢してしまう女性もいます。ですが、むしろその彼がいないほうが、心の健康を得られるパターンも決して少なくないのです。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


別れ話を何度しても…結婚に前のめりな彼女に悩む男性の本音
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-10-17 06:16 ラブ
本当に離婚でいいの? 別居期間で歩み寄れた夫婦のケース
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。この人とはもう無理!やっていけない!と離婚が頭をよぎる人って多いはずです。本...
山崎世美子 2020-10-17 06:00 ラブ
彼氏の浮気はどこから? 男女別ボーダーライン&浮気サイン
「最近、彼の様子がおかしい」と感じても、浮気かどうかを判断する明確な定義はないので難しいですよね。実際、男女で浮気のボー...
恋バナ調査隊 2020-10-16 06:00 ラブ
何年も引きずるかも…? 離婚で陥る「最も怖いこと」とは
 離婚で陥りがちな最も怖いことってなんだと思いますか? 経済不安? 世間体? 色々あるとは思いますが、何年も苦しむような...
七味さや 2020-10-16 06:00 ラブ
寂しがり屋の男性と上手に付き合うコツ!悩み別対処法7選
 あなたの彼は「寂しがり屋」ですか? 寂しがり屋の男性はマメに連絡をくれ、2人の時間を大切にしてくれます。でもその反面、...
恋バナ調査隊 2020-10-15 06:00 ラブ
バチェロレッテに学ぶ!「運命の男」を選ぶためのポイント
 依然人気の恋愛リアリティーショー。近頃は、女性が大勢の男性のなかから1人を選ぶという逆バチェラー形式も出ています。こう...
内藤みか 2020-10-15 06:00 ラブ
なんで?どうして? 考えても「意味ナシ」な異性からのLINE
 恋人や気になる人とLINEしていると「これ、どういう意味? 意味深すぎる……」と手が止まってしまうことってありませんか...
ミクニシオリ 2020-10-14 06:00 ラブ
23歳で職場結婚、ラブラブ恋人同士だったのに5年後に離婚。
「結婚できるとは思っていなかった」「結婚願望がなかった」。そんな40歳オーバーの男女が結婚に至った経緯とは――。インタビ...
内埜さくら 2020-10-21 23:04 ラブ
“彼氏いない歴=年齢”はよくある? 彼氏ができない4つの原因
 あなたは今、好きな人はいますか? 自分の思いがなかなか実を結ばず、彼氏ができないと焦りますよね。「彼氏いない歴=年齢」...
恋バナ調査隊 2020-10-13 06:00 ラブ
ワケあり内縁妻の存在が発覚した彼氏…加奈子さんのケース#1
 うまくいっていた男性から突然別れを告げられた。大きな喧嘩もなく、急に嫌われるような原因もないのに、もう会えないと言われ...
神田つばき 2020-10-12 06:00 ラブ
“尽くす女”からの脱却方法!重い愛はウザがられる残酷な現実
 カレのために、家事全般を全てやってしまったり、仕事のことでアドバイスしてしまったり……愛ゆえにやってしまうお節介がきっ...
若林杏樹 2020-10-12 06:00 ラブ
秋は恋愛が始まりやすい季節♡5つの理由&しておきたいこと
 秋になると、「恋愛がしたい」「彼氏がほしい」という気持ちが高まる人が多いのではないでしょうか。実は「秋に始まった恋は、...
恋バナ調査隊 2020-10-11 06:00 ラブ
なんで私ばっかり! 浮気を認めない夫に苛立ちが消えない女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-10-11 06:03 ラブ
たまの飲み会なのに…妻から“浮気疑惑”を向けられた夫の嘆き
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-10-10 06:00 ラブ
夫に離婚を切り出されたらほぼ修復不可能…用意周到な男たち
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「私、実はバツついているんですよ~」と言われても、驚くことがなくなったこの時...
山崎世美子 2020-10-10 06:00 ラブ
ドライブデートで注意したいNG行動&助手席からの気遣い4選
 彼とのドライブデート! 普段あまりドライブをしないカップルの場合には新鮮な気持ちにもなれますし、付き合いたてのカップル...
孔井嘉乃 2020-10-09 06:00 ラブ