どんなに桜がきれいでも手折らずに…
「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」
こんな言葉があることをご存知でしょうか?
枝を切った方が次の年に良い花が咲く「梅」は切らないのに、ハサミで切っても手で折っても病気になったり枯れたりする「桜」を切るなんて……きちんと特徴や習性を分かってお世話しないと、たとえ花木だって上手に育ちませんよ、という意味でございます。
桜はどんな飾り方でも美しく、楽しみ方に決まりはございません。
自粛ムード満載の今、ご自宅でのお花見がオススメではございますが、桜はどんなに手が届く場所に咲いていても、ぜひ手折らず、お花屋さんでお買い求めいただくことを切にお願いしたいのでございます。
お家でお花見!オススメな飾り方
「ソメイヨシノ」でも構いませんが、これからは少し遅れて見頃を迎える「八重桜」がオススメ。一番カンタンで無理なくできる飾り方は、ただ水に浮かべることでございます。
桜の花首を短く切っただけでも、散った花弁のみでも美しいですよ。
お手持ちのお皿でも茶碗でもなんでも構いませんが、大きい無地かガラスのお皿が迫力あります。黒や漆塗り、土の風合いを感じられるお皿があると、なおイイですね~
ポイントはお花をちょっとだけ浮かばせる。これでございます。
一緒に、お庭のお花を合わせて浮かばせてもキレイ!
たっぷりのお水に浮かんだ少しの桜は空気の流れでいろいろと場所を変化させ、見るたびに印象が変わってまいります。
超~カンタンで風流。こんな風に、お花見をお家の中で味わう年があってもいいじゃないでしょうか?
桜の花は見るだけでも女性特有の「水毒」を取る力があるとされ、ストレスが原因の生理トラブルや精神トラブルを軽減してくれる浄化パワーが幸運をもたらすと言われています。
我慢の一ヶ月。だからこんな時こそ、お家でお花なのでございますよ。
近くでじっくり見つめる桜もオツなものでござんすよ。どうです?ぜひお試しあれ。
少しでもストレスが解消されますよう、お花がアナタを慰めてくれることを……
遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。
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