もはや“浮気”ではなく“本気”になった夫
緊急事態宣言が発動するほどの現状では、“ただの浮気”の場合ならば家族を最優先し、愛人(彼女)のことは二の次です。
愛人さんも後回しにされたことで傷つきますが、浮気の口実を作りづらい状況では会うこともままならず、関係がギクシャクしてきます。ちょっとした浮気は、平和な世の中だからこそ成立するのではないでしょうか。
その後、A子さんは夫と話し合いをしましたが、まさか本気で離婚を考えているはずはないと思っていたそうです。
しかし、夫の口から出た言葉は「大切に思う人がいる。申しわけない」と、同じ会社の部下と交際していることを正直に話し、A子さんに再度離婚を要求し謝ったそうです。
このケースは“浮気あるある”とは逆の流れで、浮気相手に本気になった最悪のパターンです。こんな大変な事態だからこそ、大切なものが見えたという心境になったと言われたことが、ショックを倍増させたはずです。
彼の心に私はもういない
浮気されて一番苦しむのが、このA子さんのパターンで、夫の心が完全に離れて相手に本気になった時です。
いわゆる普通に肉体関係が何度かあってデートをしていた等の比になりません。
ここでのアドバイスとしては、浮気した男性が「妻が一番大切で許して欲しい」と謝った時には一度は許してあげましょう。苦しく腹立たしいですが、許して欲しいと懇願している時は行動はどうあれ、家族が一番大切だと思っているのは間違いありません。
しかし、A子さんの夫は許しを請うわけでもなく、離婚を切り出しました。
その決定的な理由として、コロナが蔓延してから、彼女が心配でたまらなく自分の気持ちに気づいたと言われたそうです。小さな子供を抱えてA子さんは答えを出せずにいるだけではなく、毎朝目が覚めた時に、離婚なんて夢でありますようにと願いながら、現実を知るという辛い日々を過ごしています。
母親に相談すると我慢していたら戻ってくるよ。頑張って待ちなさいと言われる。
友達に相談すればさっさと離婚しちゃえば? と言われる。
さて、こんな時はどうしたらいいのでしょうか?
人間は決められないことを、白黒ハッキリつけようと相談に来られます。決められないことを決めようとせずとも必ず自然と答えが出ます。
まずは無理に答えを出そうとして悩まないことです。ただ、今だからこそ言えることはひとつ。史上初めての緊急事態宣言が発令されるほどの今現在、こんな男と一緒では幸せになれないんじゃないかな~ってことです。
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