マンションを購入したいと思ったら…どこで探せばいいの?

日下部理絵 マンショントレンド評論家
更新日:2020-04-10 06:00
投稿日:2020-04-10 06:00

まずは不動産ポータルサイトがお勧め!

 マンションを購入したいと思ったら、何かと忙しいオトナ女子はどこで探すのがベストなのでしょうか。

 マンション探しは、不動産会社や住宅情報誌で探すという方法もあるのですが、まずはSUUMO(スーモ)などの不動産ポータルサイトで探すことをおすすめします。スマホやタブレットなどで24時間、時間を気にせず手軽に探すことができるからです。

 それに不動産ポータルサイトで探しているうちに、こんなマンションに住みたい! こんなマンションが欲しい!といった漠然としたイメージも具体的になってくるでしょう。

不動産ポータルサイトは不動産団体系と民間企業系がある

 不動産ポータルサイトは大きくわけて、不動産団体系と民間企業系があります。不動産団体系としては、(公社)不動産流通推進センターが運営する「不動産ジャパン」があります。

 (公社)全国宅地建物取引業協会連合会、(一社)不動産流通経営協会、(公社)全日本不動産協会、(一社)全国住宅産業協会の4団体が情報提供し、トラブルが発生した場合は対応まで行ってくれる、安心・安全な不動産取引をサポートする総合不動産情報サイトです。

 民間企業系では、SUUMO(スーモ)やLIFULL HOME 'S(ライフルホームズ)、athome(アットホーム)などが有名です。

 また、それぞれの不動産会社が運営する独自サイトもあります。主にその不動産会社が、物件の売却を希望する所有者と媒介契約を締結している物件が掲載されていることが多いです。

大手不動産会社のホームページ一例

「三井のリハウス」三井不動産リアルティ
「nomu.com(ノムコム)」野村不動産アーバンネット
三菱地所リアルエステートサービス
東急リバブル
住友不動産販売

 また、検索エンジンの関連サイトでは、ヤフー不動産、楽天不動産、ニフティ不動産、エキサイト不動産、goo 住宅・不動産、OCN不動産などもあります。

中古物件の専門サイトもある

 中古物件は、新築と比べると、チラシや住宅情報誌などに出回りにくい傾向があります。

 中古物件を専門に取り扱う「HOME4U(ホームフォーユー)」というサイトもあります。専有面積や間取り、価格帯など詳細な条件で、物件検索ができたり、全国各地域の相場などを効率的に調べることができます。

 このように不動産ポータルサイトにも色々あります。マンションを購入したいなと思ったら、まずは色々な不動産ポータルサイトで、希望エリアや予算、間取り、築年数などあなたが一番優先したい条件を入れて検索してみましょう。

 検索するなかで探しやすい不動産ポータルサイトが見つかったら、情報が頻繁に更新されるため、時間が許す限り毎日チェックしましょう。毎日チェックすることで、希望エリアの物件や相場がわかり、お得な物件をいち早く見つけることができます。もし気になる物件を見つけたら、掲載されている不動産会社にまだ販売中か、内覧可能かなどを電話やメールで問い合わせてみましょう。

 どの不動産ポータルサイトで、いつ探すかによっても出会える物件は変わってきます。あなたにとって運命の物件と出会えますように。

日下部理絵
記事一覧
マンショントレンド評論家
2001年実施、第1回マンション管理士試験に合格。維持管理の側面から既存マンションの実態に精通する。テレビ・ラジオなどのメディア、講演会・セミナーでも活躍中。著書に『マイホームは価値ある中古マンションを買いなさい!』(ダイヤモンド社)、『負動産マンションを富動産に変えるプロ技』(小学館)など多数。
日下部理絵オフィシャルサイトhttp://office-kusakabe.com/

ライフスタイル 新着一覧


いい夫婦? 出会った頃と見た目が変わっても変わらないもの
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
葬儀代は減り、ペットのお悔やみ花は“予算度外視”…弔いは何で図る?
「ありましたっけ?」。今年の秋もそう思うぐらい短こうございました。異常に長い夏は11月のはじめまで続き、いきなりの冬……...
どこにたどり着くのか分からない こんな気持ちのときがある
 あっちでもないし、こっちでもないし、でもやっぱりこうだし……。  行って戻ってこんがらがって。結局は同じ場所に戻...
異次元の入り口かにゃ? 興味津々の“たまたま”をロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「すっぴん」と“シミ撃退”韓国旅行の話
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
春巻ではなくハルマキ?自炊疲れでも10分&大さじ4の揚げ焼きで“天国”へ
 餃子サンや焼売サンに比べて、どことなくハードルの高さを感じるのが、春巻サマです。  餡作りからしておっくう。だか...
「写ルンです」が流行る若者のレトロブームは、何を写しているのか
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
喪中はがきが届いたら? 寒中見舞い等で相手に心を伝えるためのマナー集
 年末が近づいてくる頃、突然「喪中はがき」が届いて慌ててしまった人もいるはず。  特に、日本の季節やイベントにまつわる...
「股間を狙え」夜道の一人歩き対策で元ヤンバレ!過去のやんちゃがポロリ
 若い頃にヤンキーだった人も、大人になればだんだんと落ち着いてくるものですよね。  社会に出ると、若気の至りだった...
#1 10代で絶頂期の30歳元アイドル、まだ終わらないと信じる女の日常
 JR立川駅から徒歩で20分ほど。立飛のららぽーとからも、モノレールの駅からも、微妙に遠い住宅街の狭小住宅が麻美の現在地...
#2 専業主婦がライブ配信にハマるわけ「誰かが私の才能を見出して…」
【#1のあらすじ】  かつて2流アイドルグループの中堅メンバーだった麻美は、現在立川で専業主婦として平凡な毎日を送...
#3 立川の夫と恵比寿の彼、女の幸せはどちらに?元アイドルが選んだ道は
【#1、#2のあらすじ】  かつて2流アイドルグループの中堅メンバーだった麻美は、現在立川で専業主婦として平凡な毎...
40女開運が気になるお年頃!金運UP「雑誌付録の財布」どう活用する?
 今回ご紹介する雑誌付録は、人気キャラ「マムアン」のインテリアBOXとフォーチュンアドバイザー・イヴルルド遙華さん監修の...
何が起こった? 街にあふれる人に少し違和感を抱いて
 いつも、穏やかな参道にただようちょっと物々しい雰囲気。  何があったかは分からないけど、思わずカメラを構えた。 ...
親ガチャにハズレた! 5つの苦い思い出とそこから一歩を踏み出す方法
 生まれる時、私たちは親を選べません。どんな親のもとに生まれるかは、ガチャガチャのごとく運次第。  大人になるにつれ「...
寂しがる親との距離感、よい解決策は?大人になるほど複雑に
 みなさんは、親との距離感って考えながら付き合っていますか? ベタベタしすぎず、ドライすぎず、お互いを尊重し合えるのが理...