ドアノブをゾーン分け…鬼嫁が夫に押し付けた“理不尽ルール”

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-04-26 06:00
投稿日:2020-04-26 06:00

2:ペットへの接触禁止

犬だけが癒しだったのに(写真:iStock)
犬だけが癒しだったのに (写真:iStock)

「最近、ネットニュースで“新型コロナはペットにも移る”っていうのを知った嫁は、僕に『ペットには、絶対に触れるな』と言い出しました。

 僕は職種柄、リモートワークができません。接客もしています。なので、感染したらペットに移ってしまうのでは……というのが、嫁の言い分です。

 ぶっちゃけウチの嫁は、もともときつい性格なので、普段から家庭に癒しはありません。ペットの犬だけが僕の心の支えなので、このルールを出されたときには動揺しましたよ……。でも言い返すと面倒なので、とりあえず従っています。

 僕だって不安なのに、犬に触れないのは、寂しいですね……」(45歳男性)

3:家の中を徹底的にゾーン分け

ドアノブもうかつに触れない(写真:iStock)
ドアノブもうかつに触れない (写真:iStock)

「妻は、僕が万が一感染していたら移されたくないって理由で、家の中を完全にゾーン分け。使うものや触れるものも、僕と妻で明確に分かれています。

 いちばん驚いたのが、ドアノブの触る位置もテープで指定されたことです。僕が触っていいところと妻が触るところが、すべてテープで色分けされています。まぁ確かに、僕が感染していたら、少しは効果があるのかな?とも思うので、とりあえず言うことを聞いていますが……。

 ちなみに、下着や洋服をしまうキャビネットも、僕用と妻用の引き出しが完全に分けられました。

 家の中ですか? 僕の動線も細かく決められていますし、僕の在宅中は常に派手に換気しているから、いろんな意味で寒いです……」(42歳男性)

まとめ

 新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、この「未知のウイルス」に対しては、何が正しいのかがいまだ解明されていないことも多いですよね。不安や緊張から、家庭内でも細かなルールを設けている人も少なくないかもしれません。

 そして、鬼嫁が妻である場合には、夫が仰天するルールを一方的に押し付けるケースもあるようです。とにもかくにもウイルスの一日も早い終息を願ってやみません。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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