コロナ破局の理由&対策を解説!自粛中の過ごし方のポイント

コクハク編集部
更新日:2020-05-12 04:15
投稿日:2020-05-02 06:00
 コロナウイルス蔓延からの緊急事態宣言、そして、外出自粛……。世界中が団結してこの危機を乗り越えなければならない事態なのに、現実は、目の前のパートナーとの日常にストレスを感じて余裕がなくなっている方も多いようです。ここでは、パートナーとうまくいかなくなる理由や対策、自粛期間の乗り越え方をご紹介します。

コロナ破局が起こる理由&対策方法!ケースごとに解説!

 コロナ破局が起こる原因はカップルによってそれぞれですが、大きく分けると「価値観の違い」「コミュニケーション不足」「家事分担への不満」が、理由として挙げられるでしょう。

 まずは、実際にコロナトラブルが発生している4つのケース&対策方法をご紹介します。

【理由1】「外飲みをしてくる…」コロナ自粛への価値観の違い

「夫はリモートワークができない仕事で普段通り出勤しているのですが、今でも外飲みをしてきたりするんです。私はスーパーへの買い物の頻度を減らし、徹底的に予防をしているというのに……!

 もともとお酒好きな人なので気持ちは分からなくもないですが、感染のリスクもあるのに無神経に思えてしまって。それに、一人で待っていると心細いですし……。酔っ払って帰ってくる夫をみると、考え方の違いに悲しくなってしまいます」(34歳:主婦)

【対策】家飲みを楽しく!アイテムや工夫を取り入れる

 飲み会やお花見、イベントが次々と中止となり、世間は自粛ムード。でも、出勤必須の職種の方の場合、仕事の疲れを癒そうと、ついつい飲んで帰ってしまう方も多いようです。

 そんなパートナーにお困りの方におすすめしたいのが、家飲みを楽しくするアイテムや工夫を取り入れること。たとえば、家庭用のビールサーバーを購入してみたり、この機会に、燻製やぬか漬けなど一手間かかるおつまみ作りに取り組んでみるのも良いと思います。

「おうち居酒屋」にしてお品書きを作ってみるなど、ユーモアを含んだ工夫をしてみると、パートナーも速攻で帰ってきて家飲みを楽しんでくれるかもしれません。お揃いのグラスや食器を新調するだけでも、気分が上がりますよ。

【理由2】「タバコの臭いが嫌!」家庭内で起こるすれ違い

「私は大のタバコ嫌いですが、パートナーは大のタバコ好き。今までは“仕事先や外食でしか吸わない”と決めてくれていたのに、コロナ自粛で在宅勤務になってから一転、家でもタバコを吸うようになってしまいました。しかも、今どき紙巻きタバコです。

 換気扇の下で吸うとはいえ、吸わない私からするとやっぱり煙が臭くて……。部屋にも臭いがついてしまいそうで、イライラしてしまいます。キッチンにはタバコの細かい灰が飛んでいますし、もう、料理や掃除をしたくありません……」(39歳:専門職)

【対策】理想を押し付けない!臭いが少ない加熱式タバコを提案

 こんなご時世ですが、自粛で行動を制限されている中、愛煙家に「禁煙」を押し付けるのはトラブルのもとになってしまいがち……。なぜなら、タバコを吸う方のほとんどは「タバコを吸うこと」が習慣化されていて、ストレス発散や息抜きであったり、気持ちを仕事モードに切り替えるスイッチになっているからです。

 とはいえ、嫌煙家の方にとって、タバコの煙はつらすぎますよね。やめて欲しいという理想はわからなくもないですが、ここはひとまず、臭いが少なく灰も飛ばない加熱式タバコを提案して、お互い歩み寄ってみるのはいかがでしょうか?

 高温加熱式だと燃やしたような臭いがありますが、低温加熱式であれば臭いがほとんどないだけでなく、燃えカスが出ないのもメリットですよ。

【理由3】「顔を合わせると喧嘩勃発!」コミュニケーション不足

「夫はリモート、私は職業柄外に出る仕事のため、コロナ自粛になってから生活習慣がガラッと変わってしまいました。そのせいもあり、なんだかギスギス……。帰宅後、溜まった洗い物を見るだけでぐったりですよ。顔を合わせるたびに喧嘩が勃発していて、とにかく疲れます。

 スキンシップも減ってしまって、チャレンジしていた妊活もいつ再開されることやら……早くコロナが過ぎ去って欲しいです。」(35歳:販売)

【対策】今こそ「一緒に」何かをする時間を作る

 コロナ自粛の中、コミュニケーション不足を気にしているカップルはとても多いです。中には家庭内での接触ですら避けている方もいるようですが、こんな時こそ、「一緒に」何かをする時間を作ってみてください。

 お互いがリモートワークだったとしても、「◯曜日には映画を見よう」「休日はジョギングで体を動かそう」など、出来事を共有することが大切でしょう。コミュニケーションを絶やさないことが、コロナ破局を防ぐカギを握ります。

【理由4】「家事分担が不公平!」家庭内のバランスが崩れる

「コロナ以前、普段の家事はおもに私が担当していましたが、『各自で夕食を済ませる』、『土日は一緒に外食しに行く』など、適度に手を抜ける環境にありました。

 でも、今は自粛中。外食にも行けません。でも、お互い在宅仕事なのに、毎食のご飯作りや後片付け、掃除、洗濯、ゴミ出しなどの家事を、なぜ私だけがやらないといけないのでしょうか?正直、不公平に感じてしまって……。

 家計は夫7:私3くらいの割合なのですが、せめて3割は家事をやってくれないと、割に合いません!」(33歳:IT)

【対策】きっちり分担!手抜きタイミングをスケジュールに入れる

 コロナ禍の今、家事分担で喧嘩が勃発しているカップルは多いです。特にお子さんがいる兼業主婦の場合には、育児と家事、仕事と自粛前よりも忙しくなっているのが現状でしょう。

 家事分担については、やはり一度しっかり話し合う必要があります。すべてを平等にというのは難しくても、「食器洗いは必ずしてもらえる」と思うだけで心の余裕はできるものです。

 また、手抜きするタイミングを作ってみるのもおすすめです。たとえば、3日に1回はテイクアウトやデリバリーをする!と決めるだけでも、その日の食事作り&お皿洗いの手間が省けますよ。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ラブ 新着一覧


結婚に焦らなくても大丈夫! 女性の「晩婚」に5つのメリット
 女性は、20代後半から結婚ラッシュがはじまりますよね。友達や同僚などの結婚が続くと、結婚への焦りを感じる人も多いでしょ...
恋バナ調査隊 2022-08-01 06:00 ラブ
激白!男の“恋愛と結婚の違い”イマイチ踏み切れないワケとは
「結婚したいけど、彼氏にはその気がないみたい……」と悩んでいる大人女性は少なくないようですね。そうした女性は、同時に「そ...
恋バナ調査隊 2022-07-31 06:00 ラブ
「あとでサインする」離婚協議中に体を求める夫、嫌悪する妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-07-30 06:00 ラブ
「抱けばイライラが収まる」離婚協議中に妻を求める夫の本音
「冷酷と激情のあいだvol.101〜女性編〜」では、夫のヒロタダさん(仮名)と離婚の話し合いを進めている妻・華絵さん(仮...
並木まき 2022-07-30 06:00 ラブ
なんで? 彼に「結婚式やりたくない」と言われた時の対処法
 40代を目前に控えて、こっぱずかしい……という気持ちを抱くと同時に、「つつましい結婚式でもやりたい」「一生の思い出にな...
恋バナ調査隊 2022-07-30 06:00 ラブ
不倫懇願に浮気バレ…お酒の失敗で恋愛終了! ヤバすぎ体験談
 仕事終わりの一杯や、友達との飲み会を楽しみに過ごしている人は多いはず。  お酒の席での経験があるあなたも、他人には言...
恋バナ調査隊 2022-07-30 06:00 ラブ
意外と身近に…モテ男に埋もれた“隠れイイ男”の特徴はこれ♪
 彼氏がなかなかできない女性の中には、「周りにイイ男がいない」と思っている人も多いでしょう。確かに、周りに恋愛対象になる...
恋バナ調査隊 2022-07-29 06:00 ラブ
気づけば“レスカップル”に…別れるべきか判断するポイント
 付き合いたての頃はたくさん触れ合っていたのに、気づけば「レスカップル」状態になり、悩んでいる人は少なくありません。デー...
恋バナ調査隊 2022-07-28 06:00 ラブ
お金目的で女性経営者を狙う…「起業したいフリ男」の接近手口と撃退法
 女性からお金を引っ張ることを目的にマッチングアプリを利用する男性が増えています。  いわゆる「ママ活」や「ヒモ」狙い...
内藤みか 2022-07-28 06:00 ラブ
年収の低い年下男性 「伸びる」or「ヒモ化」タイプの見分け方
 恋愛映画やドラマでも人気の「年下男性」。でも、実際に付き合うとなると、多くの女性を悩ませているのが年収による格差のよう...
恋バナ調査隊 2022-07-27 06:00 ラブ
好きな人ができないっ! 恋愛モチベが上がらない時の対処法
 年齢が上がるとともに、仕事で忙しくなり、彼氏がいたのは数年前……。なんてことになっていませんか? 「男性とは出会...
若林杏樹 2022-07-27 06:00 ラブ
ナメたらアカン! 出張中のはずの彼が…浮気バレ体験談3つ
 スリリングな恋愛に燃える女性たちは、いくつになっても浮気をやめられない傾向にあるようです。そんな人のなかには、思わぬボ...
恋バナ調査隊 2022-07-26 11:30 ラブ
「色恋にかまけるのか!」再婚話をしたら親に再び絶縁された
 ステップファミリー5年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
【経験者は明かす】私が“ダラダラ不倫”を卒業できたきっかけ
 不倫をしている女性の中には「卒業したいけどできないでいる」と悩んでいる人が少なくないようですね。はじめからダメな恋だと...
恋バナ調査隊 2022-07-25 06:00 ラブ
“ウザ可愛い”って思える? 男性の嫉妬行動3選&意外な原因
 大人の男性であっても、好きな女性には嫉妬してしまうもの。隠しているつもりでも態度に出ちゃう……なんて男性も少なくありま...
2022-07-25 06:00 ラブ
朝処理したムダ毛がチクチクと…彼との夏デート失敗エピ5選
 さまざまなイベント盛りだくさんの夏! デートの幅が広がり、彼との楽しい時間に、ついついテンションが上がってしまう人も多...
恋バナ調査隊 2022-07-24 06:00 ラブ