更新日:2020-06-05 06:00
投稿日:2020-06-05 06:00
「バツイチ」――。この言葉、結構重い響きですよね。他意はなくとも、バツイチって言われるとうっすらと傷ついてしまいます。
この漫画の主人公、リコちゃんもバツイチという言葉にメンタルを削られているようですが……?
この漫画の主人公、リコちゃんもバツイチという言葉にメンタルを削られているようですが……?
自分で自分を傷つけない言葉選びをしよう
そもそもバツイチという言葉、自虐的すぎますよね。人は失敗を重ねて成長するもの。たった一度の失敗で永遠に「バツ」なんて称号付けられるのも、なんだか腑に落ちないわけです。失敗して何が悪い!私はバツなんかじゃなーーーい!!と叫びたいくらいの気持ちです。何より、自分で自分に「バツ」ということで自分を責め続けている気持ちになってしまって……。
チャットモンチーというバンドをご存知でしょうか。彼女たちは活動を終了した後に自分たちのことを「元チャットモンチー」ではなく「チャットモンチー済」と表現しました。「済」だったら、経験値としてそのまま履歴書に書ける感じがするからだそうです。
チャットモンチーオタクの筆者はこの話に感銘を受けます。真似っ子ですが、離婚を一つの通過点として、バツイチではなく「離婚済」と表現することに決めました。
言葉はいつか行動になる。言霊という日本語もあるくらいです。自分で自分を責め続けたら、深い傷(バツ)は一生治らないかもしれません。だから、自分で自分を傷つけるような言葉選びはやめてもいいんじゃないでしょうか?
周りからはバツイチって呼ばれるかもしれません。でも、自分くらいは自分のことを守ってあげましょう。自虐せずにしっくり来る言葉を選んで、自称していきましょうね。
登場人物紹介
リコ
離婚して自信喪失中のアラサー。離婚したてで世間の目が気になってしまう時期。強い言葉に惹かれやすいので、昔から口が上手い男に引っかかってきた。
ノラ
リコの高校時代からの友人。あまのじゃくなところがあるので、他人の言葉は簡単に鵜呑みにしないタイプ。リコのことを心配してたら、最近リコから毎晩のように電話がかかってくるように……。
ラブ 新着一覧
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.114〜女性編〜」では、離婚に合意しながらも2カ月以上にわたって離婚届を書いてくれない夫・ヤ...
彼氏が大好きなのに、どうしても服の趣味が合わないと悩んでいる人は多いようです。気持ちが大事だとわかっているものの、やっ...
異性として意識していない男性からデートに誘われたら「期待されても困るし……」と思い、断るかもしれませんね。でも、思わず...
付き合っている彼氏と別れたいと思っていても、別れを切り出すのってつらくて重たいですよね。情があったり、傷つけるのが怖い...
年下彼氏が欲しいと願っている女性は大勢います。しかし、いざ年下と親しくなると「私みたいな年上じゃ、申し訳ない」と逃げ腰...
彼から「浮気した」と報告されて、「そっか! わかった」と流せる女性はいないでしょう。それなのになぜ、彼は「浮気した」と...
彼氏とケンカしてしまったり、付き合いはじめは優しかったのに素が出てきてテキトーになったり……。パートナーといても楽しく...
気になる女性や好きな女性へ「俺、昔悪い奴だったんだよね」とアピールする男性って、今の時代にも意外といますよね。
悪...
職場の後輩に恋をすると、仕事に集中できなかったり、嫉妬してしまったりして気持ちが不安定になる場合がありますよね。また、...
ドラマや映画などで観るロマンチックな恋愛シーンにキュンキュンしながら、日々のストレスを発散している女性もいるのではない...
あなたは追う恋と追われる恋、どちらがお好みですか? 「ガツガツしたくない」と思う大人女性には、追われる恋を好む人が多い...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.113〜女性編〜」では、足かけ4年間もの間、お酒の勢いで肉体関係をもち復縁を繰り返している恋...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「私、バツつきました!」と誰かの話を聞いても驚かない時代ですが、離婚する時の...
彼氏と過ごしている時間に愚痴ばかり聞かされると、気分が滅入ってしまいますよね。また愚痴が多い男性は、将来出世しなさそう...