仕上がりが変わる!メイクブラシの種類&選び方のポイント♪

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-06-04 06:00
投稿日:2020-06-04 06:00
「メイクブラシをプロみたいに使いこなしたい!」と思っても、種類が多くて何を選んで良いか迷ってしまう人も多いでしょう。そこで今回は、メイクブラシの種類や、選ぶ際のポイントをご紹介します。ぜひ、あなたのメイクに活かしてくださいね。

メイクブラシのおもな3つの種類(タイプ)

 メイクブラシを選ぶ上で最初に悩むのが、「毛質」でしょう。パーツ別に多くの種類があるメイクブラシですが、毛質は大きく分けて天然毛、人口毛、混合毛の3種類です。まず最初に、メイクブラシの種類とそれぞれの特徴を見ていきましょう。

1. 天然毛

 ひとつ目は、天然の動物の毛を使った「天然毛」。おもに、リスやヤギ、イタチの毛を使っています。繊細でとても柔らかいので、ふんわりとナチュラルなメイクに仕上げることができます。

 天然毛のデメリットは、洗い方や乾かし方などのお手入れが難しいため、メイクブラシ初心者の方には少し面倒だと感じてしまうことでしょう。また、動物アレルギーのある人は使用できないことがあるため、注意が必要です。

2. 人工毛

「人工毛」のメイクブラシは、天然毛に比べて非常に扱いやすいのが特徴です。ナイロンやポリエステルなどの合成繊維で作られているので、動物アレルギーがある人でも安心して使えるでしょう。

 ナイロンのブラシと聞くと「チクチクするのでは?」と思う人も多いかもしれませんが、肌触りの良いものもたくさんあります。中でも、「タクロン」と呼ばれる高級ナイロンのメイクブラシは、天然毛のような柔らかさを実感できますよ。

3. 混合毛

「天然毛が欲しいけど、高価だし……」と諦めている人におすすめなのが、「混合毛」のメイクブラシです。最近は混合毛のクオリティーもかなり高くなっているため、天然毛のような「上品でナチュラルな仕上がり」が可能ですよ。天然毛よりかなり安く購入できるのも、魅力でしょう。

あなたにぴったりのメイクブラシの選び方! 5つのポイント

 続いては、自分にぴったりのメイクブラシの選び方のポイントを見ていきましょう。「メイクブラシはコスメの付属品で十分」と思っている人も多いかもしれませんが、自分に合ったメイクブラシを使うと、仕上がりが全然違うことに驚くはずです。

 どんな仕上がりを目指しているのかによっても選び方は変わってくるため、理想のメイクを思い浮かべながらチェックしてくださいね。

1. ふんわりナチュラルメイクに仕上げたい人

 ふんわりナチュラルな仕上がりにしたい人は、天然毛か混合毛がおすすめです。中でもリスの毛のメイクブラシは、薄付きでムラなくキレイに仕上がりますよ。

 天然毛のメイクブラシの最大の魅力は、「肌触りの良さ」。おもにフェイスブラシやチークブラシ、アイシャドーブラシに使われています。油分や水分には弱いため、お手入れ時には注意が必要です。

2. しっかりとした発色を実感したい人

「しっかりとした発色を実感したい」という人には、粉含みが良く、程良いコシがあるヤギのメイクブラシがおすすめです。人工毛や混合毛の場合には毛足の短いタイプや、毛の太いものであれば、しっかりと発色できますよ。

 メイクブラシは、全て同じタイプにする必要はありません。用途やパーツによって、上手に使い分けしてみましょう。

3. クリームやリキッドにも使いたい人

 クリームタイプのチークやリキッドファンデーションにメイクブラシを使いたい人には、汚れたらすぐに洗える人工毛がベストです。

 粉含みはあまり良くない人工毛ですが、油分の多いメイクには最適。ただし、毛量が多いタイプだとメイクが濃くなる可能性があるため、ナチュラルに仕上げたい場合には毛量があまり多くないタイプを選ぶようにしましょう。

4. とにかくプチプラに抑えたい人

「とにかくプチプラに抑えたい!」という人には、人工毛や混合毛がおすすめ。最近では、メイクブラシも「安くて良いもの」がたくさんあります。「仕上がりは大丈夫なの?」と疑問に思う人も多いと思いますが、プチプラメイクブラシでも十分満足できますよ。

 また、各メーカーから「メイクブラシセット」も多く販売されてるので、単品で揃えるよりもかなりお得に購入できるでしょう。

5. 動物にアレルギーがある人

 動物にアレルギーがある人は、人工毛のメイクブラシを選びましょう。人工毛のメイクブラシは種類が豊富なので、困ることはないと思います。

 メイクブラシには使うたびにコスメや皮脂などが付着するため、きちんとお手入れをしないと雑菌が繁殖してしまいます。アレルギーを持っている人はお肌がデリケートであることが多いため、こまめにメイクブラシを洗って清潔な状態を保つようにしてくださいね。

メイクブラシを上手に活用してプロの仕上がりに♡

 メイクブラシはパーツ別に細かく分けていくと、かなり種類が多いですが、「毛質」と「メイクの仕上がり」にポイントを絞ることで簡単に選ぶことができます。

 はじめはフェイスブラシやチークブラシ、アイシャドーブラシからスタートして、慣れたら少しずつ種類を増やしてみましょう。メイクブラシが上手に活用できるようになれば、自宅でプロの仕上がりを実感できるはずですよ。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


暑くて無理~! “ドライヤー”キャンセル界隈に捧ぐ、お風呂上りの汗だくを回避する6つの方法
 お風呂上がり、せっかくすっきりしたのにドライヤーをかけてるうちにまた汗だくに…。こんな経験、ありますよね。  髪...
30歳から「骨活」のススメ。将来の“寝たきり”リスクを防ぐため大切な3つの対策【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
健康診断でわからない「隠れ貧血」のリスク。 だるさ、イライラの原因は年齢以外にあり?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ブルドッグ顔におさらば! 3秒でできる若見え“メイク”テクニック。コンシーラー1本で激変するコツ【美容家解説】
 夏の疲れが、顔に出ていませんか? 鏡を見て、「なんだか不機嫌そう…」と感じるなら要注意! 年齢を重ねると、どうしても顔...
37℃の熱がダラダラ続くのなぜ? たかが微熱と放置しないで。日常に潜む「体温が上がる」生活習慣【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
えっ、納豆にタピオカも!? 実は“カロリーお化け”な食材4選。じゃあ、美容効果バツグンなおやつは?
 ダイエットの大敵といえば、「おいしい食べ物」ですよね。でも、完全に我慢するのは逆にストレス…。多くの人はできるだけ低カ...
汗が止まらない→頭痛や倦怠感の原因に。実はリスクだらけの多汗、自宅でできるセルフケア【医療従事者監修】
「服の汗染みが恥ずかしい」「毎日タオルが手放せない」こんな滝汗に悩んでいませんか? 汗はからだの正常な働きですが、多すぎ...
日焼け止めも日傘もめんどくさい! ズボラ女に捧ぐ夏の「美肌キープ」対策。高級コスメより大切なことって?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
そのダイエット、骨格タイプに合ってないかもよ。診断別に“理想の痩せ方”がある? ナチュラルは全身運動が◎【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
女性は“脱水リスク”が高い理由。猛暑で「喉が渇いた」時にはもう遅いって知ってた?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
髪の日焼け、忘れてない? 夏の紫外線対策とヘアケア方法をおさらいしましょ
 夏の強い紫外線が、肌だけでなく髪の毛にもダメージを与えるのをご存じですか? 毎日しっかりスキンケアしていても、髪がパサ...
ギリギリ…恥ずかしい“歯ぎしり”どうすればいいの~!? 睡眠不足や肩凝り、4つのリスクと対処法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
実は損する? 2wayコスメは「のっぺり顔」の危険アリ。かしこい買い方を美容家が教えます
 美容でも、節約を心がけたい! けれど、もしもその節約術が「間違いだらけ」だったとしたら…?  時短美容家の並木まきが...
「腸活」で“幸福感”が上がるってホント? 嬉しい4つの効果と手軽に始められる3つの方法【医療従事者監修】
 最近注目されている「腸活」は、腸内環境を整えることで免疫力や代謝、メンタルまでサポートしてくれる健康習慣です。  実...
粉薬×ジュースは“相性”があるってホント? 飲みにくい粉薬はこう対処するのが正解【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
日焼け止め、重ねたら「効果もアップ」するの? 下地を塗る順番も聞いてみた/医師監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...