緊急事態にも快楽優先…不倫男たちが家庭に告げた驚きの口実

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-06-03 06:00
投稿日:2020-06-03 06:00
 ステイホーム中にも、不倫に明け暮れた男性は、決して少なくない様子。非常事態を迎えて不倫を清算した人も多いなか、自由な時間が増えたことから不倫に費やす時間を捻出したツワモノも存在するのです。
 そんな男性たちは、家族に巧みに嘘をつき、不倫相手との時間を捻出……。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、家族をあざむきながら快楽へと走る男性たちが使った言い訳をご紹介します。

1:自律神経が乱れていると嘘をつき…

「昨年から単身赴任をしていて、在宅勤務に切り替わったタイミングでも家には戻りませんでした。その理由は、不倫相手とのデートもしたかったから。けれど家族にも在宅勤務に変わったことは伝えていたので、デートのときに連絡がつかなくても、平気な言い訳が必要です。

 それで僕は、『在宅勤務になって自律神経が乱れたのか、睡眠時間が乱れている。昼夜がガタガタなので、連絡をもらっても寝ているかもしれない』と妻に伝えておきました。こうすれば、デート中に電話を無視しても大丈夫ですからね。実際、何度かデート中に妻から電話がありましたが、この嘘のおかげで問題にならなずに済みました」(42歳男性/システム)

2:ニセの出張で浮気相手に直行直帰

「早くからリモート勤務になったので、最初のうちは、妻には出勤日だと嘘をついて不倫相手と会っていました。でも、東京都の感染者が増えるにつれ、だんだんと不倫相手のメンタルが不安定になっちゃって……。“怖いから、泊まりで会いたい”と懇願されたので、仕方がないから何度か出張をでっち上げ、不倫相手の家に泊まりましたよ。

 妻からは『こんなときに出張だなんて……』と言われましたが、実際に僕の同僚でやむを得ない出張をしていた人がいましたので言い訳しやすかったです。非常事態中だったから自家用車で出やすかったし、お土産を物色せずに真っ直ぐ帰宅したとも言いやすかったから、便利でしたよ」(45歳男性/サービス)

3:コロナによって事業を縮小した仲間をアリバイに…

「親しい仲間がコロナの影響で事業所を縮小したんです。それで、“片付けを手伝ってもらいたい”と言われたのを使って、浮気相手と会う口実にしてました。実際に手伝いに行ったのは2回だけなんですが、浮気相手とのデートに行くために、家には『片付けを手伝ってくる』と言って4回外出しましたよ(笑)

 引っ越し系の手伝いは、進み具合によって帰宅時間も変わるし、作業中は電話に返答しなくても不自然ではないから、便利な口実でした。実際に手伝いにも行っているからアリバイ写真も撮れましたしね。おかげで妻はまったく疑っていませんでした」(39歳男性/自営業)

 ◇  ◇  ◇

 非常事態であることを悪用し、巧みな嘘で妻を欺く不倫男たち。感染症が蔓延しているさなかでは、動きまわるほどに感染リスクも高まっているはず……。ですが、彼らには快楽が優先なのでしょう。

 どうやら、どんな環境であれ不倫をやめられない男も存在するようです。自分の夫がその部類だったとしたら……。考えただけでゾッとしますよね。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


不倫してる? 怪しい旦那の泳がし方5選。感情的になる前に“多くの証拠固め”をするのが得策
 女の勘で「旦那が不倫をしている気がする…」と察知しても、いきなり詰め寄ったりしないで。旦那の挙動に女の陰がチラついてシ...
年下彼氏からアラフォー女性がコクられても即別れを告げられる理由…鬼門はアナタの「誕生日」にアリ
 やっとできた年下の彼。けれどその幸せもつかの間、1カ月もたたないうちに彼から別れを告げられてしまう年上女性が続出してい...
内藤みか 2025-02-27 06:00 ラブ
お泊りデートの失敗談7選。ワキ処理忘れの惨劇、冷たい賢者タイム、謎のはい!はい!掛け声コール…
 大好きな彼とのはじめてのお泊まりデート。肝心なところで「やらかしちゃった!」と真っ青になったり、愛を確かめ合っている中...
恋バナ調査隊 2025-02-27 06:00 ラブ
友人の彼氏のED告白を聞いて思うのは、「正直、いいな」。
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
新井見枝香 2025-02-27 06:00 ラブ
「好きだけど、もう疲れた」恋愛でも燃え尽き症候群にご用心! なりやすい人の特徴と解決法
 それまで熱心だった人が急に意欲をなくしてしまう「燃え尽き症候群」は、恋愛でも起こるといいます。恋愛で燃え尽き症候群にな...
恋バナ調査隊 2025-02-26 06:00 ラブ
離婚しないけど一緒に過ごすのも嫌だ…そんな夫婦が選ぶ「家庭内別居」の原因・実態は?
「離婚はしないけど一緒に過ごすのも嫌だ」と、家庭内別居を選択すしている夫婦は少なくありません。でもなぜそうなったのか、気...
恋バナ調査隊 2025-02-25 06:00 ラブ
前科発覚! 好きな人が過去に浮気していたら…許せる派? 許せない派?
 今アプローチしている相手や、狙っている好きな人。その人が過去のお付き合いで浮気の前科があったら、あなたは許せる派? そ...
恋バナ調査隊 2025-02-24 06:00 ラブ
「結婚するわけがない。観察対象としては面白い」美意識ゼロな恋人に冷めた目を向ける50歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.234〜女性編〜」では、シングルマザーとして子育てと仕事を両立させる洋子さん(47歳・仮名)...
並木まき 2025-02-22 06:00 ラブ
「男性にモテるために、わざとプチプラ服を選んでいます」床上手を自負する47歳女性の再婚計画
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-02-22 06:00 ラブ
井桁弘恵は男友達と2人で旅行もオッケー。「男女の友情」がガチで成立する条件とは?
《恋愛のことも仕事のことも話せるのが男友達》――。モデルで女優の井桁弘恵(28)が、18日放送の日本テレビ系「踊る!さん...
パラサイト不倫2人目の“標的”はあの女のFB友達…40代婚活セミナー講師がもくろむ復讐プラン #2
 悦子さん(48歳婚活セミナー講師/既婚子供アリ)は「リッチな成功者の男性」「承認欲求高めのハイスぺ男性」としか不倫をし...
蒼井凜花 2025-03-03 19:08 ラブ
不倫相手と別れた後の女性心理。既婚女性と未婚女性、立場によっても違う
 不倫していた男性と別れた後、女性はどのような心理になるのでしょうか? 自身が既婚者なのか未婚者なのか、立場によって抱く...
恋バナ調査隊 2025-02-21 06:00 ラブ
Overアラサーが20歳代の年下男性に愛される理由…彼らにとって「収入」は二の次だった
 アラサー以上の女性が年下男性を好む傾向は前からありましたが、最近顕著なのは、20代男性がアラサー以上の年上女性を好むよ...
内藤みか 2025-02-20 06:00 ラブ
「風俗を使ったら、心ごと妻から離れてしまうかもしれない」。セックスレスに耐える30代男たちの悲痛な叫び
 今やネット・メディアを通してそのワードを目にしない日はないというほどに深刻な、日本のセックスレス問題。しかし当事者だと...
久留米あぽろ 2025-02-18 06:00 ラブ
身の毛もよだつ不倫の恐怖体験3話。あり得ないような“まさか”がある…!
 世の中には不倫に興味がある人もいるでしょう。でも、どんな事態になるのか、どんなリスクがあるのか深く考えずに突っ走るのは...
恋バナ調査隊 2025-02-17 06:00 ラブ
LINE見返しちゃうよ…「未練が残る曖昧な別れ」3選。駆け引きしたら負けた? それともすっきり?
 好きな人との別れはどんな形であれつらいですよね。中でも曖昧な別れは未練が残るもの。この世の終わり…などと感じる時間も長...
恋バナ調査隊 2025-02-16 06:00 ラブ