大反響!「欅共和国2017」観賞会の無料配信
先月29日、30日に欅坂46のライブ「欅共和国2017」観賞会がYouTubeで第一夜、第二夜に分けて無料で配信され大反響を呼んだ。
欅坂46の公式Twitterではメンバーが次々に実況コメント。コロナ禍で長らくイベントに参加できていなかったファンもお祭り状態で、両日ともに20万件を超えるツイート数だった「#みんなで欅」をはじめ、「#欅坂46」、「#欅共和国2017」、他にも流れた曲名やメンバー名が次々とトレンド入りした。
筆者は過日の記事で、欅坂46がこの1年以上CDを出せていないことに加え、エース平手友梨奈(18)らが抜けた今年1月以降、再始動しようというときにコロナに見舞われ、他のどのグループよりファンを待たせてしまっているとした。
しかし、そんな中でも絶対にできることの1つ目として、出せば必ずバカ売れする欅坂46ライブ映像作品などの無料配信で既存ファンの繋ぎ止めと、新規ファンの開拓を挙げた。2つ目はまだ映像作品になっていないライブの円盤化だが、まず1つ目は大成功だったのではないだろうか。
欅坂46ファンだけでなく、一般層も配信中の盛り上がりやトレンドから欅坂46のライブ配信が行われていることが伝わり、無料なら見てみようという人々も多くいただろう。
また欅坂46内第2のグループ「けやき坂46」として上記ライブに出演していた現日向坂46メンバーも、日向坂46公式Twitterで欅坂46メンバー同様に実況に参加していた。自分たちの出番だけでなく、欅坂46だけの出演シーンにも「かっこよすぎてどうしましょう、、」、「かっこよくて儚くて尊いです、、、!!」などと先輩グループへのリスペクトを素直に表現した。
彼女たちがけやき坂46時代、欅坂46のライブやイベントに参加することで存在を知られ欅坂46のファンが彼女たちも応援してくれたように、日向坂46からアイドルファンになった人々も今回の配信を見ることで全く別の特色を持つ欅坂46の魅力に気が付き、両方のグループを応援しようとなったかもしれない。
亡霊ヲタクの復活
ここまでは筆者が今の欅坂46に必要だと感じていた既存ファンの繋ぎ止めと新規ファン開拓に繋がったと思える点だが、それ以外に今の欅坂46にある状況から、他のグループにはない動きが見られた。
それは、「亡霊ヲタク(グループを卒業・脱退してしまったメンバーを思い続けるヲタク)の復活」だ。前述の通り、今年1月に絶対的エースだった平手がグループを脱退して以来、あまりのショックに「欅坂46を見るのが辛い」としてグループに着目することをやめてしまうファンが続出した。
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