欅坂46・non-noモデル渡邉理佐の包容力!平手も赤ちゃんに…

こじらぶ ライター
更新日:2020-06-20 06:00
投稿日:2020-06-20 06:00

渡邉理佐のクール&ドSキャラにギャップ萌え

 先日放送された欅坂46の冠番組「欅って、書けない?」(テレビ東京系、以下「けやかけ」)では、メンバーがリモート出演。その中でもう一度見たい過去の名シーンとして紹介されたのが、16年放送の楽屋隠し撮り企画だ。当時、渡邉理佐(21)の面倒見のいいお姉さんぶりが明らかになった。

 楽屋で誰に言われるでもなく率先して片付けをしたり、他のメンバーがアイスをこぼし自身の服を汚してしまうと、ドスのきいた低い声で「こぼしてんじゃねーよ!」と言いながらも即座にティッシュを渡してあげていた。

 グループ結成当初から端正な顔立ちと抜群のスタイル、クールな佇まいで人気を博していた彼女だが、ドSっぽいのにめっちゃ優しいお姉さんというこのギャップにやられてしまったファンも多かった(筆者もそのうちの一人だ)。

 もしアイドルになっていなかったら保育士になりたかったという彼女は面倒見が良く、母性の強いタイプの女性なのだろう。18年放送の“けやかけ”でも可愛くて大好きなメンバーを激しすぎるほど強くハグしてしまう理由について、「赤ちゃんとかってめっちゃ潰したくなるじゃないですか」と独特な表現で説明していた。

 近年、欅坂46で「赤ちゃん」といえば最年少だった平手友梨奈(18)。気を許したメンバーやスタッフの前での甘えん坊な姿に加え、普段の天然な行動からもそれが見られていた。

 18年9月に収録された豪邸でメンバーだけで過ごす企画において、平手のTシャツの首元からタグが全開ではみ出ていた時も「タグ出てるよ」と直してあげていた渡邉。平手の「しまっといて。ありがとう」の声が尋常じゃない赤ちゃんみを醸し出していた。

渡邉と平手友梨奈の“特別”な関係

 もとより、欅坂46初期から楽曲でポジションが近いことなどもあり良好な関係だった2人だが、特別大の仲良しというわけではなく、それぞれ別のメンバーと過ごす時間の方が長かった。

 だが18年上半期、平手が欅坂46の活動を部分的に休止しながら、自身初出演にして初主演した映画「響-Hibiki-」の撮影時、突然「家に行っていい?」と初めて向かったのが渡邉の家だった。その時のことを渡邉は、「他愛もない話をしただけです。お互いそんなに社交的なタイプじゃないから、その後に一緒に何かをしたっていうわけじゃないんですけど」と語っている(「ORICON NEWS」2019年4月3日配信)。

 グループから離れ初主演映画撮影で何か思い詰めるところがあったのか、メンバーと話がしたくなったと思われる平手が、まだ微妙に距離がある中でも足を運んで頼りたくなる、そんな包容力が渡邉にはあるのだろう。

「避雷針」と「黒い羊」の振り付けで変化が…

 そんな微妙な距離がありながらも、平手が渡邉に懐くきっかけになったのは5thシングルカップリング「避雷針」と、8thシングル「黒い羊」の振付けではないだろうか。

 もともと「避雷針」の振付けでは、グループの中心で叩きに遭いやすい平手を避雷針のように守る志田愛佳(21=18年5月から体調不良により活動休止後、同年11月卒業)の構図が描かれていた。曲中の平手が助走をつけダッシュで駆け込み、ジャンプして志田に抱き付くというものだ。志田は平手を妹のように可愛がり、平手もまた志田を心から慕っていた。

 そんな志田が活動休止に入ってから「避雷針」のそのポジションに代わりに就いたのが渡邉だった。まだ平手・志田ほどの距離感ではなかった渡邉がそこに入ったのは、単純にポジションが志田のシンメトリーに位置していただけだからなのか、秋元氏もしくは振付師が渡邉に志田のような役割を持たせようとしたのかは分からないが結果的にそうなった。

 19年2月発売の8thシングル「黒い羊」では平手演じる僕が他人と分かり合おうと必死に抱きしめに行っては突き返される様が描かれる振りで、渡邉は抱きしめに来た平手を一度受け止め抱っこしたままクルリと一周回って優しく平手を下す。振付けとはいえ、こうした抱擁の繰り返しが本人たちの微妙な距離感を解きほぐしていくことになったのではないか(加えて、渡邉も平手も精神的に支えとしていた志田や長濱ねる(21=19年3月卒業発表後、同年7月卒業)がグループからいなくなってしまったという外的要因もあっただろう)。

こじらぶ
記事一覧
ライター
STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

エンタメ 新着一覧


ヘイセイ有岡“8年愛結婚”を機にMCの頭角現す?試されるアイドルの底力
 6月7日、俳優の松岡茉優(29)&Hey! Say! JUMP有岡大貴(33)が結婚を発表しました。2人の交際は過去に...
寅子の同級生・崔香淑が「香子ちゃん」として出現!気になるのは…
 家事審判所と少年審判所の合併の話し合いはまったく進展しない。しかし多岐川(滝藤賢一)には今一つやる気が感じられない。 ...
桧山珠美 2024-06-12 16:00 エンタメ
渡部建を“腫れ物”扱いするテレビは古い! めちゃ美味しい“食材”なのに
 2020年6月に複数の女性との不倫スキャンダルが勃発し、活動自粛していたアンジャッシュ・渡部建。活動再開後、徐々にメデ...
堺屋大地 2024-06-12 06:00 エンタメ
太陽とシスコムーンとの共通点にザワッ Z世代に人気のIS:SUEがたまらん
 6月7日、太陽とシスコムーンの楽曲がサブスク解禁され、40代を中心としたお祭り状態になっていましたね。懐かしすぎて私も...
よねと轟の新「相棒」爆誕!男と女“くっつく思考”に冷や水を浴びせた
 花岡(岩田剛典)が違法である闇市の食べものを一切拒否して栄養失調で亡くなったと聞き、衝撃を受ける寅子(伊藤沙莉)。花岡...
桧山珠美 2024-06-10 16:20 エンタメ
“マッチ先輩”近藤真彦がうたコン降臨!ヤンチャ返上?謙虚な発言に驚き
 4日放送のNHK「うたコン」は「作曲家 筒美京平特集」。尾崎紀世彦「また逢う日まで」、太田裕美「木綿のハンカチーフ」、...
花岡死す「栄養失調で死亡」見出しの衝撃…“甘党男子”桂場は和洋イケる口
 穂高(小林薫)は法の道へ導いて不幸にしたと寅子(伊藤沙莉)に謝罪し、新しい仕事を紹介すると言い出す。しかし寅子はむしろ...
桧山珠美 2024-06-07 15:30 エンタメ
公園ランチの約束は叶うのか? 花岡の“しょんぼり言動”が不穏すぎる
 ホーナー(ブレイク・クロフォード)から子供たちにとチョコレートをもらった寅子(伊藤沙莉)は、公園で花岡(岩田剛典)に再...
桧山珠美 2024-06-06 17:00 エンタメ
いよいよ裁判官編。NHK制作陣の遊び心、8時14分過ぎに見たり
 昭和22年3月。新しい日本の憲法に希望を見出した寅子(伊藤沙莉)が向かったのは法曹会館。そこには空襲で被害を受けた司法...
桧山珠美 2024-06-03 16:05 エンタメ
「虎に翼」お宝物件!三山凌輝はピアスにアクセジャラジャラの“チャラ”男
 先週のNHK朝ドラ「虎に翼」第9週「男は度胸、女は愛嬌?」は、ヒロイン・寅子(伊藤沙莉)にとって、悲しみの連続でした。...
刮目!伊藤沙莉“静”の演技、「佐田優三 仲野太賀」表示も期待は泡沫に…
 これまでの後悔と秘密をすべて打ち明けて、直言(岡部たかし)は安らかに亡くなった。  寅子(伊藤沙莉)は何事もなか...
桧山珠美 2024-05-30 19:10 エンタメ
古谷徹は“あの役”降板?声優不倫騒動の後始末、カギは「キャラの私物化」
 レジェンド声優・古谷徹(70)の不倫報道が世間を騒がせている。 『文春オンライン』よって報じられた37歳年下女性...
優三も草葉の陰で苦笑い? 前代未聞な別れの“懺悔”は直言らしい名場面に
 直言(岡部たかし)は栄養失調と肺炎でもう長くはないと診断される。直言が大事なことを隠していたと知った寅子(伊藤沙莉)の...
桧山珠美 2024-05-30 18:50 エンタメ
「見るんじゃない」と直言。ダチョウ倶楽部の“押すなよ、押すなよ”を彷彿
 直言(岡部たかし)の体調が優れない。寅子(伊藤沙莉)と直明(三山凌輝)はマッチ製造の仕事を紹介してもらい、はる(石田ゆ...
桧山珠美 2024-05-28 15:30 エンタメ
視聴率苦戦だから失敗に物申す!山下智久と錦戸亮、5年ぶり民放作の意義
 山下智久(39)が主演を務める「ブルーモーメント」(フジテレビ系)、錦戸亮(39)がキーマンとして出演する「Re:リベ...
こじらぶ 2024-05-25 06:00 エンタメ
「おいしいものは一緒に」出征前の河原デート。はて?初回を思い出すと…
 寅子(伊藤沙莉)は訪ねてきた後輩の小泉(福室莉音)から、女子部が閉鎖されることになったと知らされる。  今年は高...
桧山珠美 2024-05-24 15:30 エンタメ