それでも出会い系で「すぐ会える人」を探す男性たちの事情

内藤みか 作家
更新日:2020-07-30 06:00
投稿日:2020-07-30 06:00

僕、性欲強いんですケース

結局はお金の問題ってこと?(写真:iStock)
結局はお金の問題ってこと? (写真:iStock)

 また、いつの世も変わらずに存在するのが、性欲旺盛な男性。プロフィールに「性欲がかなり強いので、満足させてあげられます!」などと書いている人がこのご時世でもいるのです。具体的にどのような方法で満足させてくれるのか、ちょっと気になってしまいますが、そういう男性はなぜこうしたサイトでお相手を探しているかというと、予算も関係しているのだとか。

 風俗で欲求を発散させることができればいいのですが、値段が高く、頻繁には利用できません。素人女性とエッチをすればホテル代だけで済むから、という考えの男性がこのコロナ禍で増え始めているのだとか。もちろん、素人女性のほうが好み、という趣味の人もいますが、安上がりだからと素人で済まそうと考えている場合はちょっとせつないですね。

 感染症の時代なので、見知らぬ異性と会うことについてかなりの勇気が必要になっています。万が一感染してしまった場合、いつどこで誰と会っていたのかと調べられますが、出会い系で知り合った人とホテルに行きましたとは言いづらいもの。リスク承知で書き込みを続ける男性たちの誘いに乗る女性はどれだけいるのでしょうか。

 ウイルスの流行が収束し、会いたい人に会える自由が戻ってくることを願うばかりです。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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