ヒリヒリつらい…カミソリ負けの症状&ムダ毛処理時の予防法

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-08-08 06:06
投稿日:2020-08-08 06:00
 ムダ毛の処理方法にはさまざまな方法がありますが、その中でもカミソリを使った処理は手軽な方法のひとつ。カミソリはリーズナブルですし、処理も簡単ですので、便利さからカミソリを使っている人が多いでしょう。
 しかし、中にはカミソリ負けの症状に悩んでいる人も。そんな今回は、カミソリ負けの症状と予防方法についてご紹介します。

気づいていないだけかも! カミソリ負け3つの症状

 身体だけでなく顔の産毛処理に至るまで、ムダ毛処理にカミソリを使っている人は多いでしょう。しかし、そんな人の中には、「カミソリ負け」という新たな悩みに直面している人もいるのではないでしょうか? まずは、カミソリ負けの症状をチェック! あなたの肌トラブルも、もしかするとカミソリが原因かもしれません。

1. 肌がぶつぶつして、かゆみがある

 カミソリでムダ毛を処理すると、肌表面がぶつぶつしたり、かゆみを感じることがあります。こういった症状が出ていると、その後、化粧水などで保湿する時にしみて痛みを感じる場合が多いでしょう。

 しみるということは、肌のバリア機能が低下している証拠。ぶつぶつやかゆみが出た際には、あらためて湿疹が出ているのかを確認しましょう。また、こういった症状の原因はさまざまですが、中にはカミソリの刃に含まれる金属によるアレルギーが影響している場合もあるようです。

2. 処理後、肌がヒリヒリする

 カミソリでのムダ毛処理後、肌表面には何も変化がないものの「ヒリヒリ感」を感じる人も多いでしょう。時間が経つとヒリヒリ感はなくなるため、あまり気にしない人もいますが、これもカミソリ負けの症状のひとつです。

 カミソリでのムダ毛処理は刃の部分が肌に直接触れることで、どうしても肌刺激を起こしてしまいがち。肌のバリア機能にも悪影響を及ぼすため、注意が必要でしょう。

3. 吹き出物ができやすい

 肌トラブルの中でも吹き出物ができやすい人は、もしかするとカミソリが原因となっているかもしれません。

 バリア機能が低下した肌は、とても傷つきやすいもの。シェービングによってバリア機能が損傷し、雑菌が入ってしまうと、吹き出物やニキビの原因となってしまうこともあります。

カミソリ負けは未然に防げる! 5つの予防方法

 せっかく綺麗にムダ毛処理できても、肌トラブルが起こってしまえば元も子もありません。手軽に使えるカミソリでの処理は、未然に予防方法を取り入れることが大切です。

1. 清潔な状態で行う

 カミソリ負けを防ぐためには、毛穴などに殺菌が入らないように清潔な状態を心がけることが重要です。もちろん、カミソリも新しいものを使いましょう。

 また、肌刺激を少しでも抑えるためには、低刺激のボディソープや石鹸を用いるのがおすすめ。刺激を抑えることで、カミソリ負けのリスクを抑えることができるでしょう。

2. クリームなどで肌の滑りを良くする

 ムダ毛処理は身体や顔などさまざまな部位で行いますが、カミソリ負けを防ぐためには、どの部位でも刺激を抑えることが大切です。

 顔の場合にはシェービングクリーム、身体の場合にはボディソープなどを用いて、カミソリの滑りを良くし、肌刺激を抑えましょう。

3. 力を入れ過ぎず、優しく処理する

「気になるムダ毛を処理しよう」と思うと、ついつい力が入ってしまう人も多いでしょう。しかし、剃りにくい部位だと刃が滑ってしまい、肌を傷つけて出血してしまうことも。

 これを防ぐためには、カミソリを優しく肌にあてて動かすことが必須。肌の上を滑らせるイメージで、優しくムダ毛処理を行うようにしましょう。

4. カミソリを定期的に買い替える

 カミソリ負けを起こしている人の中には、何カ月も同じカミソリを使用している人も少なくありません。確かに、カミソリの消耗期限は分かりにくいもの。見た目が綺麗であれば、「まだ使える」と思うでしょう。

 しかし、カミソリは使い続ければ刃がもろくなり、切れ味も悪くなります。そんなカミソリを使って処理すれば、肌に大きな刺激を与えるだけでなく衛生的にも良くないため、できれば2週間に一度を目安に交換しましょう。

5. 処理後はしっかりとアフターケアする

 乾燥した肌はとてもデリケートな状態。バリア機能も低下しているため、ちょっとした刺激でも肌トラブルを起こしてしまうこともあります。

 これを改善するためには、何よりも保湿ケアが欠かせません。カミソリでムダ毛処理を行ったら、ボディクリームや化粧水などを使ってしっかりと保湿ケアを行っていきましょう。肌が弱い方は、保湿力の高い低刺激のクリームなどを使うことをおすすめします。

 日頃からこういったアフターケアができていれば、肌乾燥を防ぐことができ、外的刺激に強くなります。その結果、カミソリ負けも起こしにくくなるでしょう。

スベスベ肌を保ちたい! カミソリ負けは予防で防ごう♪

 女性にとって、ムダ毛や産毛というのはどうしても気になるもの。しかし、ムダ毛処理によるカミソリ負けで肌トラブルを起こしてしまって肌を出せなくなってしまっては、せっかくの苦労が水の泡になってしまいますよね。

 でも、ご紹介してきたように、カミソリ負けは予防次第で防ぐことができます。スベスベの肌を保つためにも、ぜひきちんと対策してムダ毛処理を行ってくださいね♪

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


【美容のウソ・ホント】顔マッサージを毎日するのはOK?NG?医師3人の見解は/専門家監修
 SNSにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマでも相反する意見...
40代、ほうれい線が目立つよ…。王道人気のヒアルロン酸は回数限定!?【抗加齢学会正会員の女医が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長で抗加齢学会正会員の医師、増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉...
古い下着は運気を下がるだけじゃない!風水的には「寿命3年、処分時に感謝」、ビジュの見極めは?
 皆さんは、同じ下着を何年くらい使いますか? 半年で替える人もいれば、3年以上使っている人もいますよね。実は、風水では古...
40代こそおすすめ!進化続行中のオルチャンメイクで女っぷりを底上げしましょ♡
 オルチャンメイクといえば、どうしても可愛らしい印象が強くて「40代には向いていない」と思っている人は多いはず。でも、オ...
豊胸の覚悟までは…【薬剤師監修】30代からの理想のブラジャー選びと5つの育乳方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
産婦人科医の「腟ヒアルロン酸」セミナーに潜入! 感度が高まるって本当? 女性への実技も見学してきた
 目元のシワやほうれい線、眼頭下から頬中央まで斜め下方に表れるゴルゴラインなどを目立たなくさせる方法して、主流の美容整形...
ダイエットしてもバストキープは可能? 女性の永遠のテーマ、きれいに痩せる4つのコツ
 ダイエットしたいけれど、バストが痩せるのは嫌だと悩む女性は多いですよね。実際に、お腹の脂肪だけを落として、バストキープ...
40代美容家が無限リピする「お値段以上」ヘアオイル2品。うねりもクセも怖くない!
「ヘアオイル」の種類は多けれど「お値段以上」で「しっとりツヤツヤ」。この2つをクリアするヘアオイルって、案外見つからない...
全力共感!胸が小さい女性、胸が大きい女性「あるある悩み」攻防戦10選
「自分以外みんな巨乳に見える!」と感じながら生きている“貧乳”女性もいれば、「羨ましい」と言われるたびに、「いやいや結構...
“アレの元気”がない彼氏はEDかも?【薬剤師監修】二人でできる“勃起スコア”チェック&EDの改善方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
額と眉間のボトックスは、美容クリニックで最も多いクレーム!?【目元の美容医療に定評ある女医が解説】
 イートップクリニック院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問...
性生活にも支障が…つらい膣のかゆみと痛みは萎縮性膣炎かも【薬剤師解説】症状、原因、治療法は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代「秋のアイメイク」正解は? 必要最低限新調するだけで“ほんのり若返り”トレンド感【美容家解説】
 秋の訪れが近づいてきて、メイクやファッションにも季節感を取り入れたくなるタイミングです。秋アイメイクの最適解は?
まさか、乳がん?生理が終わったのに胸が張る…【薬剤師監修】気になる理由と受診の目安
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
アブラギッシュな40女がガチ愛用! 買ってよかったベタつきお助けアイテム3選
 今年の夏も暑かった! なんて、まだまだ振り返れないくらい9月に入っても暑いんですけど? 秋、仕事してくれよ…。9月半ば...
U-2000円のセルフまつ毛パーマで「サロン以上の満足度」ってマジ? 不器用女が苦戦した“ある工程”
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...