平日の業務時間中もお構いなしで…
在宅勤務生活に入る前には、夫もいる週末など限られたときだけ突撃訪問に来ていた義母。Mさんが在宅勤務になった途端、平日の業務時間中にもお構いなしに遊びに来るようになったと言います。
夫はすでに在宅勤務から通常勤務に戻っていて、平日はMさんしかいないため、義母がくると仕事の手を休めなくてはならないのもストレスだそう。
「義母には何度も、仕事をする場所が変わっただけで平日は基本的に仕事があるから、お相手はできないと話しているんです。けれど義母からは『家でする仕事なんて、たかが知れているでしょう?』と言われ、『ずっと家にいるんだから、私が帰ってから仕事をすればいいじゃない』と、理解してもらえません。
義母はきちんと働いたことがないから、家でやれる仕事イコール、アルバイトみたいな簡単な仕事って先入観もあって……。オンライン上で打ち合せがあっても帰らず、さすがに会議の邪魔こそしないものの、近くで私の様子を見ているし、本当に落ち着きません」
夫は真剣に取り合ってくれず
オンライン会議ではないときには、パソコンに向かっているMさんに、義母は延々とおしゃべりを続け、とてもじゃないけれど仕事ができる環境ではないと嘆くMさん。
夫に相談するも「文句を言うと面倒くさいから、居留守でも使ってよ」と言われたそうで、さっそく実践したのですが……。
「私たちはマンションの1階に住んでいるので、居留守を使うとバレバレなんです……。上階ならば家の様子はわからないでしょうけど、1階だと、庭側に回られたら人の気配がわかっちゃう。カーテンを閉め切って真っ暗にすれば、留守に見えるかもしれないけれど、それだと仕事に影響があるし、どうしたものかと悩んでいます」
夫が提案した「居留守作戦」を実際にやってみたところ、速攻で在宅バレし、結局、義母を家に上げざるをえなかったと言います。
「しばらく在宅勤務生活が続くので、このままでは仕事に悪影響です。家での仕事を理解してもらえない以上、波風が立つのは承知で、義母にきつく言わないとダメかなぁ……と考えているところです」
さて、筆者は運良く義母側の話も聞くことができたので、次回は、義母であるHさんの言い分をご紹介しましょう。
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