更新日:2020-09-24 16:17
投稿日:2020-08-22 06:00
「うまくやっていきたい」――。互いがそう思っていても、ちょっとしたギャップのせいでボタンを掛け違えてしまい、人間関係に大きな溝が生じるのも世の常。特に妻と義母の関係は自分で選べない人間関係ゆえに、深刻な事態に陥ることも……。世にも難しい嫁姑問題は、令和の時代にもひっそりと存在しているのです。
お嫁さんともっと仲良くしたい
前回の「アポ無しで何時間も…在宅勤務を義母に邪魔される妻の苦悩」では、在宅勤務中に家に訪問して長居をする義母に頭を抱える妻・Mさんの言い分をご紹介しました。では、義母であるHさんの言い分は……?
「Mさんは、息子の世話もよくやってくれているし、夫婦仲も落ち着いているみたいで感謝はしています。だけど、今までは仕事が忙しかったみたいで、私とはゆっくり話す機会もあまりなくてね……。最近は、コロナの影響で家にいて仕事ができるようになったらしいので、お嫁さんとのコミュニケーションを深めるために、私が頻繁に遊びに行くようにしています」
息子である夫がいるときには話せないような話も、Mさんひとりなら気軽に口にできると言うHさん。ずっと娘が欲しかったので、Mさんのことは本当の娘のように思いたいけれど、なんとなく嫌われている気もすると不安げです。
「私が遊びに行っても、あまり嬉しそうな顔をしないんです(苦笑)。まぁ、嫁姑の関係はそう簡単なものではないから、最初の10年くらいは仕方ないのかしらって思っていますけど。今はほとんど家にいるんだから、うまく仕事の算段をつけて、これまでより私と向き合うチャンスなのに、お嫁さんはそうしようとしないんですよ」
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Koji Takano
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