マスクでたるみ&老け顔が加速…3つの撃退方法で対策を!

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-08-20 06:00
投稿日:2020-08-20 06:00
 コロナ禍の今、マスクをつける機会が増えた私たち。意外にも「しみやシワ、たるみや肌荒れを隠せる♡」と喜んでいる人もいるのだとか。でも、ちょっと待ってください! 実はマスクをつけ続けることは、たるみや老け顔の原因にもなるんですよ。そこで今回は、マスクでできる、たるみの原因や対策方法を詳しくご紹介します。

マスクをすると老ける? たるみやほうれい線が深くなる原因

 マスクをしている時の顔を、意識してみてください。マスクの下が以下の状態だと、注意が必要ですよ!

・口が半開きになっている
・無言でいることが多く、無表情
・舌が口の上につかず、落ちている
・微笑んだり、笑うことが少ない

 実は、これらは全て「顔の筋肉」と「表情のクセ」に関係があるんです。私たちの顔には、表情筋と呼ばれる筋肉があります。特に口周りには、口輪筋、口角下制筋、笑筋など多くの筋肉があって、これらが肌を支えているのです。

 体も同じですが、筋肉を使わなければどんどん衰えてしまいますよね? 同じように、マスクによって油断した表情が続くと、筋肉は衰えて肌を支えられなくなり、老け顔が進行してしまうんです。

マスクが原因のたるみ&老け顔を撃退する3つの方法!

 それではさっそく、マスクによるたるみや老け顔を撃退する方法をご紹介します。いろいろな方法があるので、生活スタイルに合っていて無理なく続けられるものを選んでくださいね。

1. 顔の筋トレをする

 マスクによるたるみや老け顔は、筋肉を使わないことが大きな原因となるため、表情筋にアプローチする筋トレを行ってリフトアップ効果を狙いましょう! まずは、マスクの下でゆるみっぱなしの頬からです。ほうれい線が深くなる前に、習慣にしてみてください。

【頬の筋トレ】

1. 両目の目尻の下に、それぞれ人差し指をおく
2. 笑顔のような表情で「あー」と声を出して、頬の力で指を持ち上げる
3. 上の前歯がしっかり見えて指が上がったらゆっくり戻す(20回繰り返す)

 口元が半開きになると、フェイスラインもたるんでいきます。続いては、舌の筋トレで顎のたるみを解消しましょう!

【フェイスラインの筋トレ】

1.胸の前で両手を合わせる
2.舌を前に出してから上にあげていく
3.ゆっくり元に戻す(20回繰り返す)

2. 小顔マッサージをする

 緩みきってしまった表情筋を活性化させるには、顔の血流やリンパの流れを良くすることが大切♡ 小顔マッサージはたるみ解消だけでなく、美容面から見ても効果的なのでおすすめですよ。

【小顔マッサージ】

1. 美容クリームやマッサージクリームなど、滑りが良くなるものを顔に塗る
2. 顎先から耳下に向かって、くるくると円を描きながら優しくマッサージを行う
3. 口元から耳上に向かって、同じようにマッサージを行う
4. 目尻からこめかみに向かって、同じようにマッサージを行う
5. 最後に、両手で顔を押さえてクリームを浸透させる

 ポイントは、クリームなどを使って顔をこすらずやさしく行うことです。保湿効果だけではなく、血流やリンパの流れが良くなり、表情筋が活性化するので一石二鳥です♡

3. リストアップマスクなどのたるみ対策グッズを使う

 たるみや老け顔解消用の対策グッズを使う、という方法もあります。たとえば、強制的に顔を引き上げていく「リストアップマスク」や、表情筋の刺激に効果的な「フェイシャルローラー」、有効成分を浸透させて皮膚にハリをもたらす「たるみ専用クリーム」などのアイテムをチェックしてみましょう。

 コストはかかりますが、ワンランク上のケアをしたい時には、ぜひ活用してみると良いでしょう。

マスクの中で簡単にできる♡ 顔のたるみをとる意外な習慣

「筋トレやマッサージは続かなさそう……」と心配な人は、マスクの中でできる簡単で意外な習慣を試してみてください。無意識でできるようになれば、将来のたるみを防ぐこともできますよ。

1. マスクの中で笑顔を作る

 一番簡単でおすすめの方法が、「マスクの中で笑顔を作る」こと。笑顔といっても、自然な微笑みでOKです。口角を引き上げて、筋肉が緩まないように意識してみましょう。

 最初は慣れないかもしれませんが、思い出した時だけ行うことで、自然と無意識でできるようになります。上がった口角は、肌のたるみを支えてほうれい線ができるのを防いでくれます。

2. 下をあごの上側につける

 たるみによる二重アゴが気になる人は、普段から舌を口の上側につけてみましょう。鏡の前で行うと一目瞭然なのですが、舌が下がっていると二重アゴに見えやすくなってしまうんです。

 また、舌を顎上につけると、摩擦の刺激で唾液が多く分泌されるため、口臭防止にもなるそうです。

簡単対策でマスクによる「たるみ&老け顔」も怖くない!

 マスクをしているからと気を抜いていると、気づけばたるみや老け顔が一気に加速してしまうかもしれません。マッサージや筋トレ、対策グッズを上手に活用して、マスクによるたるみや老け顔を防ぎましょう!

 ちょっとした意識を変えるだけで、たるみ予防だけでなく美肌も手に入れることができますよ♡ さっそく今日から、挑戦してみてくださいね!

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


30代でもう更年期?【薬剤師監修】原因不明のイライラモヤモヤ…「プレ更年期」の症状と軽減方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
聞こえづらさの“元凶”はあのイヤホン!? 【薬剤師監修】老化以外に考えられる意外な原因の正体
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代の“愛されボディ”ってなに? 自分をもっと好きになるための美習慣&エクササイズ
 40代になると、どうしても筋肉量が落ちてきたり、たるみが気になったりと20代と同じにはいきません。  でも、40代な...
40代の“好印象デート”はスニーカーorヒール、どっちが正解? 賢い選び方と注意点
 40代女性がデートをする時、スニーカーとヒール、どちらが男性から好印象を抱いてもらえるのでしょうか?「デートといえばヒ...
あー、「髪のうねり」で見た目も不満も爆発寸前! 薬剤師が紹介する毎日の簡単ヘアケア&セットテク
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
毛剃りといえば貝印!VIO専用電動シェーバー2種を徹底比較。本田真凜のように肌の上を美しく滑るのか?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
JK界隈で流行りの「seju顔」とは何ぞ? アラフォーでも“違和感ゼロ”なメイクのコツ
 seju顔とは、インフルエンサーやタレント、モデルなどが所属する芸能事務所「Seju」が由来になっている言葉。元テレビ...
キスに集中できん!彼氏の塩対応はいやーな口臭のせい?【薬剤師監修】口の臭いの原因・セルフチェック・対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
老け疲れ顔の原因No.1目の下のクマ! 種類別、ヒアル顔回避の治療法は?【目元の美容専門医師が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、...
【美容のウソ・ホント】ほうれい線がマッサージで消えるって本当? 医師3人の答えは/専門家監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
更年期のセックス「痛いから演技しちゃう…」【薬剤師監修】性交痛対処のイロハ&おすすめの漢方薬
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
運動不足を5つの工夫で解消! 忙しいワーママの美BODYゲット大作戦
 体を動かすのが好きな人やダイエットをしたい人、健康になりたい人にとって、運動はとても大切ですよね。でも「忙しいワーママ...
「目が死んでる」アラフォー女性の“大損”アイメイク。20代女性が僭越ながら再現してみました
「目は口ほどに物を言う」ということわざの通り、目元が周りに与える印象は大きいですよね。  ですが、アイメイクのせい...
食欲の秋ですが! ダイエット失敗談“あるある”6連発、そりゃ痩せないよね…
「ダイエットをしても、いつも必ず失敗してしまう」と、痩せられないことに悩む人は多いようです。なぜ、みんななかなか痩せられ...
歳は取るもの、尿はちょい漏れるもの!? 40代向け尿漏れ対策に取り入れたいセルフケア【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...