美貌と勝ち残る強運を我が手に! 一期一会の「八重のユリ」

斑目茂美 開運花師
更新日:2020-09-09 19:51
投稿日:2020-09-09 06:00

「例のヤツ、今日あるの?」

 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋さんに、本日も「例のブツ」をお目当てのお客様がやって参りました。

ワタクシ 「すみません!今日は入荷無いです…」
お客様 「あ、そう。んじゃ帰るわ」
ワタクシ 「え~! 帰っちゃうの~!」
お客様 「うちの奥さん、アレを買って帰ると喜ぶからさ~。またね~」

「例のブツ」をお目当てのお客様、一体今日は何人帰っちゃったのかしら?

 一度でも「例のブツ」を経験してしまうと、その代用ではお気に召さないご様子。

 意外と希少価値が高いから、なかなか手に入らないのでござんすよ。

 女性はもちろんのこと、ダンディーなお客様も名指しでこぞってお買い求めにいらっしゃる「例のブツ」とは何ぞや…。

 ということで、今回は「出会いの奇跡に感謝! 魅惑の八重のユリ」の解説でございます。

驚異的な人気の「八重のユリ」

「八重のユリ」と聞いて、画像がピンときたアナタ。それは、かなりのユリ好きでございます。

 ユリの花びらは通常6枚で構成されておりますが、近年、ユリの育種家の努力で花びらがやたらと多く、その咲き姿がまるでバラの花のように見える「八重のユリ」が登場してまいりました。

 見るからに豪華絢爛。この上なくゴージャスで、「可愛らしさ」と「エロティックさ」を併せ持つ不思議なユリは「八重のユリ」。

 近年の日本では、驚異的な人気を誇っております。大きさも小輪から大輪までとさまざまで、色は白やピンク、オレンジや黄色などなど……。

 ただでさえユリは、花の日持ちに関しては「優良選手」。しかし、「八重のユリ」に関しては、さらにその上をいく超ド級の「優良選手」でございます。

 あまりの人気のせいか、その色や種類、大きさなど年々増えて参りました。

 増えてはきたものの、やはり未だ希少価値が高く、お花屋さんの店頭でお目にかかれたらその日のアナタはラッキーデー!

 そのままの勢いで宝くじでも買ってください!とでも、ワタクシ言いたくなってしまう心持ちでござんすよ。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


BIGな“にゃんたま”ライバル出現!おにゃんこを巡る壮絶な三角関係ぼっ発
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
通り過ぎた季節、むせかえるほど深い秋景色の中を歩いた
 何層にも重なった、むせかえるほど深い秋景色。  通り過ぎた季節を想うとやたらと切なくなるのはなぜだろう。 ...
【45歳からの歯科矯正】医療費控除の手続き、確定申告で役に立つアレ
【これまでのお話し】 45歳で歯科矯正を始めようと思ったワケ(#1)/45歳女、5年越しにワイヤー矯正を決断!(#...
ほっこり癒し漫画/第67回「おかえり銀ちゃん」
【連載第67回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
私「あ、大丈夫よ?」勘違い女「なんとか調整する」いや誘ってないから!
 自意識過剰だったり、自分に自信があったりする女は“勘違い女”になりがち。そんな女性からのLINEには、思わず「いやいや...
ペラペラさが逆に良い!100円均一のトラベルグッズが海外旅行で重宝した
 コロナが落ち着いて旅行する機会が増えた方も多いのではないでしょうか。  トラベルグッズを買い揃えるために100...
ババア(婆)と言われ、架空の48歳妹になりすました73歳女に思うこと
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ミス日本は不要? 開催意義と椎野カロリーナ不倫発覚で“分不相応”の根拠
「ミス日本コンテスト2024」に選ばれたウクライナ出身のモデル・椎野カロリーナさん(26)が2月5日、グランプリを辞退し...
2024-02-10 06:00 ライフスタイル
酒豪の友達を持った宿命? 飲み会で「割り勘負け」を防ぐ6つの賢い方法
 友達との飲み会は楽しいけれど、気になってしまうのが大酒飲みとの割り勘。お酒を飲まない人なら、会計時に「ソフトドリンク1...
“子供部屋”を出てチヤホヤされて 36歳女性が勘違いから気づいた現在地
 西荻窪の実家で母親と2人で暮らし、工場でパート勤務をしているかおり。平坦な毎日だったが何気なくインスタに投稿していたシ...
工場での単純作業は悪くないが…恋愛経験ゼロの女に起きた“タグ付け事件”
 西荻窪の実家で母親の信美と2人で暮らし、工場でパート勤務をしているかおり。彼女は今の生活に特別な不満もなく、趣味のカフ...
私は子供部屋おばさん?彼氏ナシ・非正規でもシフォンケーキで満ちる日常
 工場内に終業のチャイムが鳴った。  機械の停止音とともに「お疲れさまでした」が飛び交う。  同じロゴの入っ...
蛙化現象わかったフリしてない?恋愛中でもどこか冷静な若者のリスク管理
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
うんざりするけども!目上の人の苦労話は“秒”で遮断するのはもったいない
「今の人は恵まれてる、昔はさ~」から始まる目上の人の苦労話、みなさんもうんざりするほど聞いてますよね。  その苦労話で...
台湾最高!くまのプーさん気分も味わえる「40女激オシ台湾産ビール」3種
 仕事の後のビールは、全てを忘れさせてくれる大切な存在。そんな1日の終わりに飲む1杯にはこだわりたいですよね。  そこ...
2024-03-07 18:25 ライフスタイル
戦うべき相手は過去の自分 時には昇ってきた階段を振り返る
 時には昇ってきた階段を振り返る。ずいぶんと上がった、と誇りに思うこともあるし、まだこんなところか…と凹むことも。 ...