魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、交際後に面倒くさくなる男にほど、ありがちなLINEの特徴をお話します。
1:空回り面倒男
彼女のことを好きなあまりに空回りをしまくる男は、周囲から同情されることはあれど、恋人である女性から見ると面倒な男の典型。恋人の気持ちはお構いなしに、自分のモノサシだけで好意を示そうとするので、結果的に女性にとって負担しか感じないのが、このタイプの特徴です。
交際前の段階でも、ちょいちょい“好意の押し付け”が目立つ例も多く、「今朝も朝ごはん、ちゃんと栄養バランスを考えながら食べた?」「帰り道は、明るい道を選んで帰らなくちゃダメだからね!」などの“心配の押し売り”が目立つのも傾向でしょう。
気遣ってくれるのはありがたいものの、その頻度のせいで、お節介に思えてくるのが常。付き合ってから「彼氏からのLINEがめんどくさい」になるパターンです。
2:恋に恋する面倒男
恋に恋しているタイプの面倒男は、理想の恋愛が明確。さらには、自分のことが大好きなあまりに、恋人に対しては価値観の押し付けが激しいという面倒くささがあります。
交際前のLINEでは「俺の彼女になったら、手料理作ってくれる?」「俺と付き合ったら、毎日ちゃんと“愛してる”ってLINEしてな!」などなど、自らが描く理想の関係を“やんわりと強要”するパターンも多め。
交際に意欲的で、脈あり臭が強く漂うLINEを送ってくれるのは嬉しくとも、こういう男性の彼女になってしまうと、彼の脳内にある“理想のカップル”を無理やりに演じさせられるハメに陥りがち。よって、かなり面倒です。
3:恋愛偏差値低め面倒男
恋愛偏差値が低めな男性とは、誠実な恋愛ができる可能性が高い一方で、交際後には幼い言動に悩まされるパターンも多め。恋愛経験が浅い男性は、女心をまったく理解しない行動も目立つため、「いい歳して、こんなこともわからないの!?」と苛立ちを覚える女性も少なくないのです。
交際前の段階で届くLINEでは、やたら他人行儀な敬語が続いたり、言葉遊びのような冗談が通じなかったりといった面が強く出ます。
こういった男性は非モテであるケースも多く、結婚相手としては優良かもしれません。しかしロマンティックな恋愛を求める女性にとっては、いちいち自分が指導をしないと関係が前に進まないことから、面倒な男にカテゴライズされます。
そのオトコ、ちょっと面倒くさい?
面倒くさい彼氏に手を焼くのを恋愛の醍醐味と捉える人でなければ、無用な面倒ごとを持ち込む男性との交際は、せっかく交際に至っても、気持ちが冷めやすいのも否めません。
「いいかも」と感じている段階で、こんなLINEが目につくようであれば、交際後のリスクを考慮したほうが確実。恋愛初期には、相手の欠点が見えにくくなるのも傾向ですから、冷静な目で判断したいものです。
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