妊活と婚活に見つけた共通点…34歳で卵子凍結を決めた理由

山本早織 結婚につながる恋のコンサル
更新日:2023-01-26 20:09
投稿日:2020-11-01 06:00

妊活と婚活の共通点って?

 私は婚活を支援する仕事をしています。婚活の方法でも、30歳を越えた男女にはトップダウンをお勧めしています。

 婚活でいうトップダウンとは、周りの紹介 → 街コンや合コン → 婚活アプリ → 婚活パーティー → 結婚相談所とコスト的に軽いものから徐々に利用するのではなく、結婚相談所から始めて、最短距離で結婚できる人と恋愛をする方法です。

 出会いから結婚までに時間をかけるよりも、「この人」と決めた相手と人生をどう歩むかを模索するために時間をかけたほうがいい。出会い方なんてどんなものでもいい。そう伝えています。

 なぜ、結婚相談所が最短距離で結婚へ向かえるのかというと、出会う人全員が結婚を目的としているからです。

 なんとなく恋愛をし、2人の時間を3年くらい過ごし、お互いの両親にもフェードインする形で知り合い、そろそろ結婚するか……というボトムアップ方式で結婚にたどり着くのは、価値観が柔軟な20代ならではの方法です。私は妊活も同じだなぁと感じます。

 もちろん、自力の自然妊娠 → タイミング法 → 人工授精 → 体外受精とボトムアップで進めてもいいかもしれないですが、産み方や授かり方よりも、生まれてから育てることに時間を使いたいと考えたら、確実な方法を選択した方がいいと私は考えます。

 さらに、婚活も妊活も、実はトップダウンの方がコストも抑えられたりする場合があるのです。

さっそく採卵をすることに

「私、卵子凍結したいです!」

 3院目の先生に伝えたところ、

「ご結婚されてるんですよね? なんで卵子凍結なの? 受精卵じゃダメなのかな?」と聞かれました。

 そうか。卵子凍結は卵子だけってことで受精卵とは違うのか。ということは、もしかしたらもしかして、離婚をするかもしれないと心配する人は、卵子だけ凍結してもいいということなのか。今の医学はすごいなぁと感心しつつ、受精卵を凍結したいとお願いしました。

 卵子だけで凍結するよりも受精卵で凍結した方が強いらしく、これで「受精するかどうかわからない」という毎月のそわそわしたストレスから一気に解放されるんだと思うとワクワクしました。34歳の時点で受精卵を凍結をしておけば、私が40歳になっても34歳の時の若い受精卵を戻すことが出来るのです。

 妊活は常に生理周期で様々なことが行われていきます。本来であれば、生理3日目から子宮の状態を確認し、ホルモンなどを入れ、卵子を卵巣内で大きくし、採卵します。

 私が病院に行ったのは生理から10日ほど経ったタイミングだったのですが、卵子の状態や子宮の状態を見て、通常の人の生理3日目くらいの状態だと言われました。

「今日から採卵の準備できるけどどうしますか?」

 私自身、生理から10日も経っているのに、通常の人の生理3日目の状態というのが逆に奇跡のように感じ、普通なら落ち込むところかもしれませんが、今回ばかりは「ラッキー!」と即ホルモン注射をすることに決めました。

 楽天家で何でも楽しんでしまう私でさえ、気持ちが落ち込むこともあったホルモン注射については、次回に続きます。

山本早織
記事一覧
結婚につながる恋のコンサル
16歳で芸能デビュー。ヤングジャンプやマガジンなどの雑誌やドラマや舞台で活動後、24歳で引退。フラワーデザイナーとして独立し、スクールで恋愛アドバイスをしていたところ、生徒10名を結婚へ導いた。現在は結婚相談所事業と仲人BARを運営し、婚活男女を結婚へ導いている。https://saoriyamamoto.com

ライフスタイル 新着一覧


おすそ分けが楽しみにゃん♡ 猫島の港で漁師さんを待つご機嫌“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
レズビアンバーを初体験! 接客、ショータイムにドキドキ…そこは「秘密の楽園」だった
 レズビアンバー。名前は聞いたことがあっても、足を踏み入れたことがある人は、少ないのではないでしょうか。  店内ではど...
40女「神戸マラソン2024」走ったで!ランナーのポイ捨て、アカンやろ…
 11月17日に行われた「神戸マラソン2024」に参加してきました! 倍率2倍をくぐりぬけ、今回で3回目の出走です。
生きた化石のイチョウをかわいく楽しむ! 花屋が教えるイチョウの葉を使った簡単フラワーデザイン
 猫店長「サブ」率いる我がお花屋は、神奈川県の片田舎にあります。今時分から年末にかけて、配達途中にちょっぴり遠回りを...
女性の「更年期と老化の受け止め」に3パターン。休むのはわがまま? 更年期休暇も求む!
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
【備蓄の日】うまっ…!無印良品級の「レトルト専門店」でごちそうを見つけた♪ ストックしたいオススメ3つ
 東京都では、11月19日を「備蓄の日」としているそうです。「1年に1度は、びち(1)く(9)の確認」なのでこの機会に保...
「乾燥対策」に使うべきベスト・オブ・アロマオイルは?【フェロモンジャッジ調香師が解説】
 女性ホルモンのバランスがよく、フェロモンが溢れる女性の共通点に「肌のみずみずしさとツヤ」があります。これは、体の内側か...
「やば、出ちゃった…」の強い味方!『吸水ショーツ』日仏対決。実際の履き心地、吸水させてみたら…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
芸術の秋、散歩の秋!「緑と道の美術展 in黒川2024」の楽しみ方
 今年で9回目となる野外で楽しむ美術展覧会「黒川黒山アートプロジェクト 緑と道の美術展 in黒川2024」が開催中です(...
Z世代界隈に多い!? 「静かな退職」を選ぶ心理と、先輩として上手な接し方
「仕事には熱を持って取り組むべし!」アラフォー世代以降はこのように思っている人が多いですよね。その一方で、Z世代の若者は...
ひろゆき氏に言いたい! 48歳まで処女だった私は、本当に魅力がなかったのか?
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で処女を卒業し、現在はフリーで自分の時間を楽しんで...
3年ぶりのご登場! 超個性的なうし柄“たまたま”は今日も元気です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「姿」の部首は何? イメージにとらわれてはダメ
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
週末だ、包丁も火も使わん!正義の炭水化物“爆速レシピ”5選【爆速レシピクリエイター・およねさんの自信作】
 SNSで話題の「爆速レシピクリエイター」およねさんが考案する《ひとり分の分量で》《最小限の工程で》《最低限の洗い物で》...
打倒、借りパク民!「貸したもの返して」催促LINEの“角が立たない”お手本はこれだよ~
 人に貸したものを返してくれなかった時、催促するのは気まずいと感じる人が多いですよね。  どうしたら角が立たない伝...
げっ困った! 超苦手なカラオケに誘われたら…場の空気を壊さずに切り抜ける方法
 冬が近づいてきて、そろそろ忘年会のシーズン。忘年会の二次会といえば、カラオケが定番ですよね。でも、「カラオケ、苦手だか...